ペルー、オリャンタイタンボの楽しみ方

オリャンタイタンボはペルー旅行でのマチュピチュ観光の乗り継ぎとして通りすぎてしまう観光客が多いですが、ペルーの古い街並みが楽しめる魅力的な場所としておすすめです。オリャンタイタンボ駅は、マチュピチュ遺跡までは直通電車があり所要時間も短く利便性も良く、クスコからの旅行の途中に立ち寄る街として有名になります。今回はそんなペルーのオリャンタイタンボでの旅行の楽しみ方をご紹介します。

ペルー オリャンタイタンボについて

オリャンタイタンボの市場

オリャンタイタンボは、ペルーの南エリアに位置しており、クスコから北へ約68km程の場所にあります。ウルバンバ川支流パタンカンチャ川が流れ込む神聖なる谷の町です。また、昔のオリャンタイタンボはスペインの侵略に追われたインカ帝国の人たちが築いた「要塞」とも言われており、「タンボ」とはインカ語で旅籠の意味しているそうです。インカ時代から交通の要所だったといわれているのは、クスコより標高が低く暖かなこともあり、この一帯はトウモロコシが良く取れる肥沃な土地としてインカ時代から開発が進んでいた場所でした。
現在のオリャンタイタンボは観光地として賑わっていますが、規模でも質でもマチュピチュを凌ぐ遺跡にも関わらず、あまり訪れる人はいませんでした。ところが、聖なる谷の開発とマチュピチュ鉄道の土砂崩れにより、近年ではオリャンタイタンボを多くの人が訪れる観光地となってきました。さらに数年前、大雨のためクスコ周辺の鉄道で土砂崩れが起きたことから、オリャンタイタンボ駅からマチュピチュへ出発する観光列車が多くなりました。街自体の標高が高いこともあり、青空・星空がとにかく綺麗で、放牧された人気のアルパカにも出会えます。ペルーの美しい自然を存分に感じることができる場所として人気です。

 

オリャンタイタンボの街を観光しよう

オリャンタイタンボはインカ文明の名残と民族衣装が溶け合う素朴な街並みが魅力です。オリャンタイタンボの街には13世紀から人々が住み続けており、15世紀半ばにインカ王パチャクティに征服され、整備拡張が進められました。そして16世紀、スペイン人の侵攻の際にはここにマンコ・インカによる暫定的な首都が置かれたのです。
オリャンタイタンボの標高は約2800mとかなり高くで、ペルーの観光地として有名なマチュピチュへの鉄道駅があることから、街はマチュピチュへの観光客でにぎわっています。また、高山病対策でここに泊まる人が多いため、ホテルやレストランなど観光客向けの施設も多く便利な場所でもあります。街は小さく徒歩圏なので、治安も悪くなく観光には安心な場所となります。

オリャンタイタンボ

オリャンタイタンボの町中は遺跡と同じ石畳やきれいな石垣、水路が巡っています。格子状に通る狭い石畳の道がインカ時代そのままに残り、当時の雰囲気を今に伝えています。インカの貴族や神官の住まいが創られていた名残で、南北方向に4本、東西方向に7本の道がグリッド状に配置されています。大きな石が積まれた塀に挟まれた東西方向の道は本当に狭く、人がすれ違うのがやっとというほど。
オリャンタイタンボの市場には、海外旅行には欠かせないお土産を購入できるスポットがあり明るいピンクやスカイブルーなどの色鮮やかなものが多く、目を楽しませてくれます。ラマやアルパカの毛でつくられた布製のものや、キーホルダーなどはクスコよりもリーズナブルな品物もあっておすすめです。

郷土料理が楽しめるおすすめレストラン

(1)「UCHUCUTA Restaurant Ollantaytambo」(ウチュクタレストラン オリャンタイタンボ)

スタッフのフレンドリーさが人気のお店。野菜がたっぷり入った女性に人気のキヌアのスープが人気の一品です。

 

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(2)「Hearts Cafe」(ハーツカフェ)

お手頃な価格で本格的なペルー料理を味わうことができます。朝食にもおすすめです。アルパカバーガーがこのお店の人気メニューです。

ゆったりくつろげるおすすめホテル

(1)「El Albergue Ollantaytambo Hotel」(エル アルベルゲ オリャンタイタンボ)

オリャンタイタンボ駅のホームのドアを抜けたらフロントが広がっているという珍しい造りになっています。建物自体は20世紀に初頭のものを改装したもの。レストランではアルパカの肉やオーガニック野菜の料理が堪能でき、宿泊者以外の方にも人気があります。

 

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(2)「Pakaritampu Hotel」(パカリタンプホテル)

街の中心部から徒歩数分の場所にある、三ツ星ホテルです。朝食が美味しいと定評があります。美しい庭園と山々に囲まれた自然を楽しめます。

 

オリャンタイタンボの遺跡を巡ろう

オリャンタイタンボのメインストリートを右に行くと遺跡の入口です。左は街の中央広場につながっています。遺跡は広大で全てを回るのに2~3時間ほどかかります。山頂の遺跡まで登る道もありますが16時以降は閉鎖されてしまうので予め遺跡を回る時間を確保しておきましょう。入場料は、他の遺跡等と共通券で一人70ソル。

(1)皇女の浴場

皇女の浴場

オリャンタイタンボの遺跡の特徴は水をふんだんに使った入浴施設が充実していたことです。山のふもとには水の寺院を中心に、沐浴場や儀式の泉と呼ばれる水道施設が多くあります。遠くから水を引く水路や流水を絶えず落下させる泉などを美しく加工した石組みで作っていて、インカが水の利用にどれだけ熱心だったかがわかります。特に目を引くのは「皇女の浴場」と呼ばれる噴水で、大きな石を丁寧に削ってピラミッドのような模様を作り出しています。

(2)10の碧眼

10の碧眼

山の中腹には、段々畑の上を巡って太陽の神殿まで行くことができる道路が作られています。最上段まで300段ほどの階段で登るようになっています。標高が高いので階段を上る際にはゆっくりと登りましょう。太陽の神殿には、昔段々畑側にも石の壁があり部屋のようになっていましたが、インカ軍が撤退してからスペイン軍に破壊されてしまい、現在のような姿になっています。遺跡の下には大きな石がごろごろと転がっていますが、どの石がどこの部分か分か分からないので復元できないそうです。途中には展望台があり、そこから周囲の山々やオリャンタイタンボの村の美しい眺望を楽しめます。階段を登るとこの遺跡で最も美しいといわれる石壁がある場所に出ます。壁に窓のような10個の穴が開けられていて「10の碧眼」と呼ばれています。この石組み加工は緻密で美しく、クスコの有名な石垣にも劣らないほどです。

(3)太陽の神殿の壁

6つの石

10の碧眼の上部に上ると、四角く加工した巨石が乱雑に置かれていますが、これがスペイン軍が壊した神殿の跡だといわれています。巨大な6つの石を並べた壁があり、高さ4mで幅10m、巨石は直接くっつけるのではなく、間に薄い石の板をかませてあります。巨石の重さは一つ50~80トンと推定されています。遺跡の横を流れるウルバンバ川の対岸から切り出して運んできたということです。一体どうやってここまで運んだのかと考えるのも旅の楽しみですね。

(4)インカの貯蔵庫”コルカ”

コルカ

コルカとは「倉庫」を意味しており、現在でもその跡が残っています。以前はあちこちにコルカがあって、下部に通気口があるため天然のクーラーのようになっていて、穀物が何年も長持ちしたそうです。現在ではコルカが間近で見られるのは限られた場所のみとなっています。復元された建物は中に入ることができます。斜面を利用して上の窓から穀物を入れて保存していたと推測されています。

 

オリャンタイタンボを楽しもう!

オリャンタイタンボはクスコから電車を使わず、車で約2時間ほどで訪れることができます。ペルーでは有名な観光地であるマチュピチュよりも人通りは多くないので、ゆっくりと観光を楽しむことができます。特に街はインカ時代にタイムスリップしたような雰囲気を楽しむことができます。オリャンタイタンボを訪れてマチュピチュとは一味違ったペルーの魅力を発見してみてはどうでしょうか!

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