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個人手配が難しい国と、
旅行会社に相談できること

個人での手配が難しいと言われる国には、インド、エジプト、モロッコ、タンザニア、ケニア、ウズベキスタン、ペルー、ボリビアなどがあります。ただし、何がどう難しいかは国によって異なります。

難しさの正体は、交通・言語・許可・治安・高地・宿泊の6つに整理できます。このページでは、国ごとにどの要因が当てはまるのかと、それぞれ現地の旅行会社に何を相談できるのかを一覧にしました。

日没後に照明で浮かび上がるウズベキスタン・サマルカンドのレギスタン広場。三方をタイル装飾のメドレセが囲み、青緑のドームが並ぶ

飛行機とホテルを取れば行ける国と、それだけでは旅にならない国があります。

後者は、旅慣れた人ほど手を止めます。調べれば調べるほど、移動が組めない、予約の順番が分からない、そもそも情報が出てこないことに気づくからです。

このページの本文は、現地の旅行会社に依頼する場合の一般的な内容です。Oooh に固有の取り扱いは「Oooh の場合」として分けて示します。

個人手配が難しい国はどこ?

個人での手配が難しいと言われる国には、インド、エジプト、モロッコ、タンザニア、ケニア、ウズベキスタン、ペルー、ボリビア、マダガスカル、エチオピアなどがあります。

ただし「難しい」の中身は国ごとにまったく違います。インドの難しさとボリビアの難しさは別の種類のもので、対処法も変わります。同じ国でも、旅程の内容や時期によって難しさの度合いは変わります。

そこで、まず難しさの要因を6つに分けて整理します。そのうえで、国別の一覧表で、どの国にどの要因が当てはまるのかを見ていきます。

なぜ手配が難しいのか — 6つの要因

交通インフラ/言語/許可・パーミット/治安と客引き/高地と季節/宿泊施設の限定性。この6つです。

1. 交通インフラ(都市間移動が自力で組めない)

国土が広く、都市間の距離が長い国では、移動手段の選択がそのまま旅程の成否を決めます。国内線の便数が少ない、鉄道の予約が国外から取りにくい、長距離バスの実際の所要時間が分からない、未舗装路が多く地図上の距離と実際の時間が一致しない — こうした条件が重なると、移動だけで日程が破綻します

該当しやすい国インド、エチオピア、マダガスカル、タンザニア、ボリビア、ナミビア

2. 言語(英語が通じる範囲が限られる)

観光地では英語が通じても、鉄道の窓口、地方のホテル、ドライバーとのやり取りでは通じないことがあります。問い合わせのメールに返信が来ない、来ても内容が噛み合わない、というのは語学力の問題ではなく相手側の運用の問題であることが多く、外からは解決しにくい部分です。

該当しやすい国ウズベキスタン、マダガスカル、エチオピア、モロッコ(地方部)

3. 許可・パーミット(入場や立ち入りに事前手続きが必要)

見たいものに、事前の手続きが要る場合があります。入場に日付と時間の指定があり、枠が限られているもの。トレッキングルートに人数制限のある許可証が必要なもの。特定の地域への立ち入りに別途の許可が必要なもの。これらは「行ってから買う」ができず、数か月前の手続きが前提になります。

該当しやすい例ペルー(マチュピチュの入場、インカ道の許可証)、タジキスタン(パミール地域)、エチオピア(一部地域)、ブータン・トルクメニスタン(制度上の前提そのもの)

※許可や入場の要件は変更されることがあります。最新の要件は各国公式情報でご確認ください。

4. 治安と客引き(判断に現地の勘所が要る)

治安そのものよりも、判断の負荷が問題になります。どの通りは歩いていいのか、声をかけてきた相手にどう応じるのか、提示された料金は妥当なのか。これらは滞在初日に判断できるものではなく、現地の同行者がいるかどうかで体験の質がはっきり変わります。

該当しやすい国インド、エジプト、モロッコ(メディナ内)

5. 高地と季節(体調と見られるものが時期で変わる)

標高の高い旅先では、到着直後の行動が体調に影響します。到着した街の標高、そこから先の標高の上げ方、順応に充てる日数が、旅程設計の前提になります。

また、季節によって見られるものが変わる旅先では、時期の選択が旅の内容そのものになります。乾季と雨季で道路状況が変わる国、動物の移動時期が決まっている国、雨季にしか現れない景色がある国 — いずれも「行ける時期」ではなく「見たいものが見える時期」で決めることになります。

該当しやすい国ペルー(クスコ 約3,400m)、ボリビア(ラパス 約3,600m/ウユニ 約3,660m)、タンザニア・ケニア(動物の季節移動)、フィンランド(オーロラの時期)

6. 宿泊施設の限定性(選択肢が少なく、先に埋まる)

国立公園の中や離島、砂漠のような場所では、宿泊できる施設の数がそもそも限られます。選択肢が少ないため、宿泊先が先に決まり、そこから旅程が組まれるという順序になります。そして良い施設は1年前から埋まります。

該当しやすい国タンザニア(サファリのロッジ、ザンジバル)、ケニア(マサイマラ周辺)、ボツワナ(オカバンゴ)、ナミビア、モロッコ(砂漠のキャンプ)

国別に見る:難しさの主因と、相談できること

同じ「難しい」でも、当てはまる要因は国ごとに違います。

「難しさの主な要因」の呼び方は、前章の6つの要因と揃えています。国名をクリックすると、その国のページに移動します。

難しさの主な要因現地の旅行会社に相談できること
インド 交通インフラ/言語/治安と客引き 専用車とドライバー、日本語または英語ガイド、都市間の鉄道・国内線、ホテル、観光地の入場チケット、空港送迎、周遊ルートの設計
エジプト 交通インフラ/治安と客引き/許可・パーミット(遺跡の入場) カイロ〜ルクソール〜アスワンの移動手段(国内線・寝台列車・ナイル川クルーズ)、専用車、エジプト考古学の知識を持つガイド、遺跡・墓所の入場手配
モロッコ 交通インフラ/宿泊施設の限定性/治安と客引き(メディナ内) 都市間の専用車移動、砂漠への行程と宿泊、メディナ内のリアドへの送迎と荷物運搬、ガイド
タンザニア 宿泊施設の限定性/交通インフラ/高地と季節 国立公園のロッジ・キャンプ、サファリ車両とドライバーガイド、公園入園手続き、ザンジバルへの国内線・船、季節に応じた公園の組み合わせ
ケニア 宿泊施設の限定性/交通インフラ/高地と季節 マサイマラ等への軽飛行機または陸路の移動、ロッジ、サファリ車両とドライバーガイド、公園入園手続き
ウズベキスタン 言語/交通インフラ 都市間の高速鉄道・専用車、シルクロード都市の周遊順序、ホテル、日本語または英語ガイド
ペルー 高地と季節/許可・パーミット/交通インフラ 高地順応を織り込んだ日程、マチュピチュの入場と列車・バスの組み合わせ、クスコ周辺の専用車、ガイド
ボリビア 高地と季節/交通インフラ ウユニ塩湖への移動と四輪駆動車、標高を上げる順序、季節(鏡張りの時期)に応じた日程、ガイド
アルゼンチン 交通インフラ(国内の距離) パタゴニア方面の国内線と陸路、国立公園のアクセス、専用車、ガイド
エチオピア 交通インフラ/言語/許可・パーミット(一部地域) 北部歴史ルートの国内線と陸路、専用車、地域ごとのガイド、宿泊
マダガスカル 交通インフラ(道路事情)/宿泊施設の限定性 未舗装路を前提とした移動時間の設計、四輪駆動車とドライバー、国内線、宿泊
ヨルダン 交通インフラ/許可・パーミット(入場手配) ペトラ等の入場手配、死海・ワディラム方面の専用車移動、キャンプ宿泊、ガイド
ナミビアボツワナ 交通インフラ(長距離・未舗装)/宿泊施設の限定性 長距離移動の行程設計、ロッジ、四輪駆動車、軽飛行機での移動

※「相談できること」は代表的な例です。実際にどこまで手配できるかは、国および相談する現地旅行会社によって異なります。

ガイド・現地手配会社の同行が制度上の前提になる国

一部の国では、観光での訪問にあたり認可を受けた現地旅行会社を通した手配やガイドの同行が前提とされています。この場合、「個人手配が難しい」ではなく、制度上そもそも現地会社を通すことになります。

  • ブータン
  • トルクメニスタン

※渡航にあたっての要件は変更される場合があるため、最新の情報を各国公式情報でご確認ください。

旅行会社にはどこまで相談できる?

現地の宿泊・移動・ガイド・入場手配と、旅程全体の設計を相談できます。

区分相談できる内容
現地の移動専用車とドライバー、鉄道、船、空港送迎、都市間移動の設計
ガイド(日本語または英語)、ドライバーガイド
宿泊ホテル、ロッジ、キャンプ、リアド等
入場・手続き各種施設の入場券手配、遺跡・国立公園の入園手続き
体験アクティビティ、現地の文化や暮らしに触れる体験プログラム
食事レストランの予約、アレルギーや食習慣への配慮
旅程日数配分、訪問順序、移動時間の見積もり、季節に応じた組み替え
航空券日本発着の国際線/現地の国内線/国をまたぐ域内路線(南米内・ヨーロッパ内・アフリカ内など)

具体的にどこまで手配できるかは国および相談する現地旅行会社によって異なります。相談の段階で、何が可能で何が難しいかを確認できます。

Oooh の場合

航空券は、日本発着の国際線だけでなく、現地の国内線や、南米内・ヨーロッパ内といった国をまたぐ域内の路線も含めて手配を承っています。複数の国や都市を回る旅程では、これらを旅程全体と合わせて組むことになります。

すでにご自身で予約された航空券やホテルがある場合も、その内容(施設名・宿泊日、便の日時など)を伝えていただければ、旅程に組み込んで相談できます。

逆に、自分で用意するものは?

パスポート、ビザなど入国に必要な手続き、旅行保険はご本人で用意していただきます。

ご本人で用意するもの備考
パスポート残存有効期間の要件が国ごとにあります
ビザ・入国に必要な手続き電子ビザ、到着時取得、事前申請など国ごとに異なります
旅行保険加入条件は年齢・既往症等によって変わります

※ビザ・入国要件は変更されることがあります。最新の要件は各国公式情報および外務省の情報でご確認ください。

これらは依頼先にかかわらずご本人で用意するもので、旅行会社が代行するものではありません。

一部だけの手配は頼める?

Oooh では、航空券のみ・ホテルのみ・航空券とホテルのみ・ガイドのみといった、一部だけの手配は基本的には承っていません

ご旅行中のサポートが限定的になるためです。ホテルだけ、ガイドだけをお引き受けした場合、お客様ご自身が手配された部分でトラブルが起きても旅行会社側では対応が難しく、結果としてご旅行全体の満足度が下がってしまう可能性があります。

加えて、手配が難しい国ほど移動と宿泊と訪問先は互いに依存します。一部だけを切り出すと、旅程として成立しないこともあります。

Oooh の場合

Oooh は、現地でのご滞在・移動・体験を含めたご旅行全体のご提案を前提としています。そのため、一部だけを切り出したご依頼は基本的に承っていません。

※旅行会社によっては一部だけの手配を受けられる場合もあります。ご希望の場合は依頼先にご確認ください。

日の出のケニア・アンボセリ国立公園。草原を歩くゾウの群れと、背後に雪をいただくキリマンジャロ
ケニアアンボセリ国立公園

どこに相談すればいい?

難しさの中身はどれも「現地の事情」なので、その国の現地旅行会社に直接相談するのが確実です。

道路の現状、季節ごとの通行可否、ロッジの実際の違い、入場手配の実務 — これらは現地で手配を行っている会社が日常的に扱っている情報です。

ただし、現地の会社を自分で探して、言語や送金を含めてやり取りするか、日本語のまま相談できる方法を使うかで、手間は大きく変わります。

Oooh の場合

Oooh は、世界中の現地旅行会社と直接つながり、日本語のまま相談できる場です。掲載している現地旅行会社は、Oooh が直接面談し、業務経験・実績・対応内容を確認したうえで選んでいます。

なお、旅行手配の契約は相談した現地旅行会社とご本人の間で成立し、Oooh はこれに直接介在しません。どのルートで回るか、どの宿に泊まるかを判断し提案するのは、現地の旅行会社です。

よくある質問

個人手配が難しい国に強い旅行会社はどこですか?
「強い」の中身は国ごとに違うため、一社ですべてを満たすことは難しいのが実情です。その国で実際に手配を行っている現地旅行会社に相談するのが、情報量の点では最も確実です。Oooh では、行き先ごとに条件に合う現地旅行会社と直接相談できます。
インドを個人旅行したいのですが、旅行会社にどこまで手配を頼めますか?
空港送迎を含む専用車とドライバー、国内線、鉄道、ホテル、日本語または英語のガイド、観光地の入場チケット、アクティビティ、食事、日数に無理のない周遊ルートの設計を相談できます。Oooh では、日本発着の国際航空券に加えて現地の国内線・域内路線も手配を承っています。一方で、航空券のみ・ホテルのみといった一部だけの手配は基本的には承っていません。
→ 詳しくはインドのページ
自分で現地の旅行会社に連絡するのと、どう違いますか?
相談相手と契約相手はどちらも現地旅行会社で同じです。違いは、探す手間・言語・支払い方法・トラブル時の連絡手段です。
3つの方法の比較
手配が難しい国は、旅行代金も高くなりますか?
専用車やガイドが必要になる旅程では、その分の費用がかかります。ただし車両とガイドの費用は人数で分担されるため、人数が増えると1人あたりの単価は下がります。金額は行き先よりも旅程の内容と人数で決まります。
どのくらい前に相談すればいいですか?
宿泊施設の選択肢が限られる国や、入場に事前手続きが必要な国では、早いほど選択肢が残ります。ロッジや許可が絡む旅程では、半年〜1年前から相談される方もいます。
ビザは取ってもらえますか?
ビザ・入国に必要な手続きはご本人で行っていただきます。要件は変更されることがあるため、最新の情報を各国公式情報および外務省の情報でご確認ください。

行き先と時期が決まったら、
現地旅行会社に相談する。

世界中の現地旅行会社と、日本語のまま直接。契約は、相談した現地旅行会社との間で成立します。

思い描いた旅を、相談する

最終更新:2026年8月20日