ガイドブックなどでも”ホーチミンに訪れたら必ず行きたい場所”として取り上げられるほど人気なリゾートエリア、ブンタウ。ホーチミンから南東95kmの距離に位置するブンタウは、ホーチミンから車で約2時間、高速船で約90分で到着することができるため、日帰りや1泊で気軽に行くことができます。そのため、ホーチミンの人が週末などの余暇に遊びに行く場所として人気で、最近は国内外問わず、観光客にも注目されているスポットです。今回は、そんなベトナムブンタウの王道観光コースをご紹介致します。
なお、新型コロナウイルスの影響により、現在多くの国や地域で入国制限が行われています。渡航を計画中の方は事前に当該国の入国制限を確認し、現地で施行中の規制や条例を遵守するようにしましょう。
■ブンタウのベストシーズン
ベトナムは大きく雨季（5月〜10月）と乾季（11月〜4月）の2つのシーズンに分かれており、雨の少ない乾季がベストシーズンとなります。気温は1年を通して28度〜29度前後のため1年中半袖で過ごすことができます。また、ホーチミンは南部に位置しており、乾期は11月～3月、雨期は5月～10月となりますが、雨季の時期でもずっと降り続けるということはあまりなく、一時的なスコールと晴れを繰り返すような天気が続くことが多いです。旅行のベストシーズンとしては雨が少なく、気温も下がる11月～3月がおすすめの観光シーズンとなります。
■ 9:00ブンタウのメインエリア「バックビーチ」で遊ぶ
ブンタウの観光の中心エリアにあるバックビーチ。ブンタウに訪れる際は誰もが訪れることになる有名で人気なビーチになります。ブンタウは、漁師町でありながら、いくつかのビーチがあり、その中でも海水浴におすすめなビーチです。長く続く砂浜には、地元の方や、旅行で来ているベトナム人、海外からの観光客など国内外問わず非常にたくさんの人々が訪れ、くつろいでいます。遠浅のビーチなので、お子様連れにもおすすめです。日中になると日差しが強くなり、焼けこげるような暑さになるので、朝早い時間から午前中に訪れることをおすすめします。ビーチ周辺は、宿泊施設が充実しており、ナイトマーケットも近くにあるので、このあたりでホテルを取ることをおすすめします。また、ビーチの周辺の歩道沿いにも多くの屋台が出没していますので、ここで簡単な食事をとることも可能です！特に、おすすめは新鮮な魚介類です。値段も手ごろでその場で調理してくれるので食べ歩きもできちゃいます！
◎詳細情報
住所：125 Thuy Van, Phuong Thang Tam, Thanh pho Vung Tau, Ba Ria Vung Tau
■ 12:00 昼食「チャンフー通り」で魚介を満喫
バックビーチで楽しんだ後は、ランチタイムです。バックビーチ沿いを進んでいったチャンフー通りには、沢山の食堂が並んでいます。その日水揚げされた新鮮な魚介が並んでおり、タライや水槽に泳いでいる魚介を指さして注文するだけで新鮮な魚介料理を食べることができます。注文方法も指さして注文するだけなので、言葉が通じないといった場合ではなんとかなります。また、基本的に量り売りなので、好きなものを好きな量注文することができます。午後の観光に向けて、沢山食べて体力をチャージしてください！
そして、昼食を終えた後は、この辺りを散策してみるのもおすすめです。ブンタウはリゾートというよりかローカルな雰囲気が漂っているので、なんだか安心でき、懐かしさを思い出す方もいるのではないでしょうか？
■ 14:00大きな釈迦像で有名な「タウ寺」へ
タウ寺は、ブンタウ最大といわれる釈迦像があることで有名な仏教寺院です。日本ではあまり知られていませんが、欧米では観光スポットとして紹介されている場所です。境内は広く、お土産屋も充実しているので、是非訪れてみてください。大乗仏教のベトナムでは、ぜひ地元の方と同じように線香をあげながら参拝することをおすすめします。参拝場所はクライマックスと呼べる本堂がおすすめで、熱心な仏教徒がお祈りを捧げています。また、ベトナム人向けに観光地化されているので、お寺内外には複数の屋台が並んでいたり、目の前には海が広がっているので、ここから望む景色も絶景です。
◎詳細情報
住所：170 Tran Phu St. Vung Tau
営業時間：6:00-16:30
アクセス：バックビーチから車で13分
■ 15:00ブンタウのシンボルマーク「キリスト像」へ
キリスト像はブンタウのシンボルマークです。丘の上にあるため、市街地ならばどこからでも両手を広げたイエスのその姿を見ることができます。このように、街のどこからでもその姿は見る事ができますが、ブンタウ観光では是非訪れてみてほしい観光スポットです。実際に訪れたらその大きさの迫力に圧倒されてしまいそうです。外国人観光客にとっても最大の名所となっていますので、観光客の姿も多くみられます。キリスト像にたどり着くまでは石段を20分程度かけて上がるため、かなりの体力が必要になります。到着した際には、是非中に入ってみてほしいです。キリスト像の中は空洞になっていて、螺旋階段を使って頂上まで登ると像の肩の部分の展望台に到着します。ただし、服装チェックがあり、タンクトップやキャミソール、短パンなどの露出が高い服装だと中に入ることができません。せっかく、観光にいくのなら中に入ってみたいですよね。その日は、露出の高い服装を避けるか、なにか羽織れるものを持っていくと安心です。
◎詳細情報
住所：01, Phuong 2, Thanh pho Vung Tau, Ba Ria Vung Tau
営業時間：7:30-11:30,13:30-16:45
アクセス：バックビーチからふもとまで徒歩10分
■ 16:00活気にあふれた「ブンタウ市場」でお買い物！
現地民の台所として活躍するブンタウ市場ですが、バスターミナル側にあり、ベトナムの中でもっとも活気づいているといっても過言ではありません。ブンタウは、ホーチミンのようにショッピングモールが充実していないため、ブンタウ市場は大切なショッピングエリアになります。品別にカテゴライズされているので回りやすいのも魅力的！市場の入口付近には主に服飾関連の商品が並び、奥へ進むと肉や魚、野菜などの食品が売っているエリアが広がっています。なんと、ここは意外と観光客が少なく、地元の人々がメインに立ち寄るので、ぼったくりの心配も少ないようです。ブンタウならではの市場の雰囲気を堪能しつつ、お土産探しもしてみてください。掘り出し物がみつかるかも！
◎詳細情報
住所：148 Nam Kỳ Khởi Nghĩa, Phường Thắng Tam, Thành phố Vũng Tầu, Bà Rịa – Vũng Tàu, ベトナム
営業時間：24時間営業
アクセス：バックビーチから車で7分
■ 18:00ベトナム旅行の醍醐味「ナイトマーケット」
ベトナム旅行といったら「ナイトマーケット」という方も多いのではないでしょうか。バックビーチのあるトゥイバン通り沿いに夕方18時頃から屋台が出始めます。雑貨などのお土産系やシーフード料理が楽しめる屋台が並び、多くの人で賑わっています。ただし、雨が降っている日や警察がいるときは屋台がほとんどでないといったこともありますので気をつけましょう。ナイトマーケットを楽しんだ後は、近くのバーやカフェでブンタウ観光を締めくくるのも良いかもしれませんね。是非、素敵な夜を楽しんでみてください！
◎詳細情報
住所：Phuong Thang Tam, Thanh pho Vung Tau
営業時間：18:00-23:00頃
アクセス：バックビーチ裏
■まとめ
今回はブンタウの王道観光コースをご紹介致しました。初めてブンタウを訪れる方向けに、ブンタウの見どころをぎゅっと詰め込んだ内容になっておりますが、Ooohでは1人1人に合ったオリジナルプランを作成しております。観光地をたくさん周りたい！カフェ巡り中心の旅にしたい！などご要望をお聞かせください。皆様にとって素敵な旅となりますように。
チャットでベトナム旅行の相談が無料でできるOooh