アメリカとの国交正常化が話題となり、日本からの観光客も増えているキューバ。時代の流れに取り残されたような古い街並みとアメリカ車が織り成す景色は、どこを切り取っても絵になります。またキューバには美しい自然が広がっています。特に海の美しさは「カリブ海の真珠」と称されるほど。今回はキューバを訪れた際はぜひ観光したいスポットとアクティビティを紹介します。
- 1 最新の新型コロナウィルスによるキューバへの渡航制限状況
- 2 キューバについて
- 3 キューバのベストシーズン
- 4 キューバの観光スポット
- 4.1 (1)異国情緒溢れるキューバの魅力が詰まった「オールド・ハバナ」
- 4.2 (2)これぞキューバ!「革命広場」
- 4.3 (3)キューバ屈指のビーチ「バラデロ」
- 4.4 (4)高原地帯に広がる世界遺産「ビニャーレス渓谷」
- 4.5 (5)屈指の歴史を誇る「フエルサ要塞」
- 4.6 (6)キューバといえば葉巻!「パルタガス葉巻工場」
- 4.7 (7)美しい海岸通り「マレコン通り」
- 4.8 (8)豊かな自然を感じられる「アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園」
- 4.9 (9)のんびり街歩き観光「トリニダ」
- 4.10 (10)キューバの歴史を学ぶ「ハバナ国立美術館」
- 4.11 (11)大迫力のダンスショー「キャバレー・トロピカーナ」
- 4.12 (12)「フィンカ・ビヒア・ヘミングウェイ博物館」
- 5 キューバの旅を満喫しよう
最新の新型コロナウィルスによるキューバへの渡航制限状況
キューバについて
キューバはフロリダの南に横たわる東西に延びる細長い国。本島のほか1,600あまりの島や岩礁からなる、カリブ海最大の島です。1959年の革命戦争ののち、アメリカの経済制裁により一時はどん底ともいえる状態になりました。しかし現在はカナダやヨーロッパ諸国から訪れる観光客で活気を取り戻しています。物価が安く、治安が比較的良いのも旅行者にとっては嬉しいところ。社会主義国ならではの、のんびりとした雰囲気が流れ、70年代のクラシックカーが街を走っています。まだまだ手つかずの美しい海や自然、スペイン・コロニアル時代そのままの町、アメリカングラフィティを彷彿とさせる風景などがキューバの魅力です。
キューバのベストシーズン
キューバには日本のような四季はなく、大きく分けると乾季と雨季に分かれています。一年を通して気温が高めであり、常夏の国でもあります。旅行のベストシーズンは、降水量が少なく気温も穏やかな11月から4月。特に1月と2月は年間で一番も気温が低い時期です。シュノーケリングやダイビングを楽しみたい方は1~2月は水温が低いので避けたほうが良いかもしれません。雨季にあたる5~10月は、気温も湿度も高くなるオフシーズン。28度を超える日が続き、気温だけでなく湿度が高くなるので蒸し暑く感じます。スコールが発生しやすい時期なので、雨具は必須です。ですが雨季といっても、雨が一日中降り続くわけではないので、スコール対策をすれば十分楽しめると思います。ただ、9~10月はハリケーンシーズンで飛行機が飛ばなくなってしまうこともあるので注意しましょう。
キューバの観光スポット
(1)異国情緒溢れるキューバの魅力が詰まった「オールド・ハバナ」
キューバの首都ハバナは新市街と旧市街に分けられますが、キューバらしい古い街並みを楽しめるのが旧市街です。植民地時代に建設された古い建物はハバナ独特の雰囲気を醸し出しています。歴史上重要な建築物群や独特の文化が評価され、世界遺産にも登録されています。複雑に入り組んでいて迷路のような路地は歩いているとどこかから陽気なキューバ音楽が聞こえてきます。気さくなキューバ人から話しかけられることも。キューバならではの非日常を体感してください。
(2)これぞキューバ!「革命広場」
有名な革命家たちのウォールモニュメントは、キューバの象徴として見たことがある方も多いのではないでしょうか。旧市街とは対照的に、近代的な建物が多い新市街にも見どころが点在しています。新市街を代表する観光スポットがここ革命広場。内務省や郵政省などの政治関連施設が建ち並ぶ中心地に位置しています。
住所:Avenida Paseo Havana
(3)キューバ屈指のビーチ「バラデロ」
キューバで外国人観光客に一番人気のあるビーチといえば、間違えなくこのバラデロ・ビーチ。文豪ヘミングウェイが愛したビーチがあることでも知られ、その美しさは思わず息を呑むほどです。透明度の高いエメラルドグリーンの海は、遠浅なので奥まで泳ぎにいくことができます。
住所:Varadero, Cuba
(4)高原地帯に広がる世界遺産「ビニャーレス渓谷」
キューバ西部に広がるカルスト地形が生み出した絶景です。タバコのプランテーションなどで栄えたこのエリアには今でも広大な畑が広がり、トレッキングなどには最高のロケーションです。馬に乗って自然の中を巡るツアーなども用意されていますので、ぜひお好みのツアーを選んでみましょう。
住所:22400 Viñales, Cuba
(5)屈指の歴史を誇る「フエルサ要塞」
ハバナ旧市街を囲む4つの要塞のひとつで最も古い要塞です。カリブ海の海賊からハバナとキューバを守るために建てられた要塞は石造りになっていて、独特の美しさを持っています。キューバの歴史や海について学べる博物館として人気のスポットです。
住所:Plaza de Armas | e/Calle O’Reilly y Av. del Puerto (Calle Desamparado/San Pedro), Havana, Cuba
(6)キューバといえば葉巻!「パルタガス葉巻工場」
葉巻はキューバの特産品。肥沃な土壌とタバコの葉を育てるのに適した気候を持つキューバは、世界最大の葉巻大国です。この工場ではタバコの葉を加工するところから、葉を巻いて形作っていくところまで、手作業で葉巻を完成させていく様子を見学できます。見学には予約が必要なので、ホテルのツアーデスクなどで予約しておきましょう。
住所:Calle Industria No.520, e/Barcelonay Dragones, Havana Cuba
(7)美しい海岸通り「マレコン通り」
ハバナ新市街と旧市街をつなぐ12kmの海岸通りです。ノスタルジックな街並みと海に挟まれたこの通りは、潮の香りを感じながらのんびり歩くのにピッタリ。観光客はもちろんハバナ市民の憩いの場にもなっています。多くの映画のなかでもたびたび登場しており、キューバ観光には外せないスポットです。
住所:Malecon, La Habana
(8)豊かな自然を感じられる「アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園」
グアンタナモ州とオルギン州にまたがる山岳地帯にある国立公園。面積は海洋部分も含めて7万haにも及んでいます。水深220mから標高1175mの山の頂上まで複雑な地質や地形により、多種多様な生物が生息しています。また他のカリブ諸地域には見られない固有種や絶滅危惧種が多く存在しています。
住所:Antonio Maceo 253, Baracoa-Guantánamo Cuba, 43830 Torredembarra, Tarragona, Spain
(9)のんびり街歩き観光「トリニダ」
16世紀にサトウキビで栄えた古都。コロニアル調のカラフルな建物がたくさんある色鮮やかな街並みが特徴的です。フォトジェニックな街並みとキューバならではの歴史ある家々は、歩いているだけで観光が楽しめます。
住所:90, Calle Real del Jigue, Trinidad, Cuba
(10)キューバの歴史を学ぶ「ハバナ国立美術館」
ハバナ旧市街にある美術館です。キューバ美術品を扱うファインアート宮殿と世界の美術品を扱うアストゥリアス中央宮殿があります。植民地時代の絵画やアートなどが充実。
住所:Trocadero Street e/Zulueta y Monserrate, Old Havana, Havana, Cuba 10200
(11)大迫力のダンスショー「キャバレー・トロピカーナ」
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音楽とダンスが生活に深く根付いているキューバ。なかでも格の違いを見せつけてくれるのが「キャバレー・トロピカーナ」です。キューバ最大規模の野外キャバレーでは、豪華な衣装に身を包んだダンサーが圧倒的なダンスショーを繰り広げます。音楽、ダンス、衣装などどれをとっても世界トップクラスで、その迫力には言葉を失うほど。
住所:72 e/ 45 y Línea del Ferrocarril , Marianao
(12)「フィンカ・ビヒア・ヘミングウェイ博物館」
キューバと言えばアメリカの文豪ヘミングウェイを連想される方も多いと思いますが、そんなファンの方必訪の場所。9000冊以上の蔵書など当時の生活を観ることができ、庭にはカクテルなどが飲めるカウンターもあります。
住所:Singer, La Habana
キューバの旅を満喫しよう
今回はキューバについて紹介しました。キューバおすすめ観光スポットは、世界遺産の都市、手つかずの自然が残る公園など盛り沢山です。日々一刻と形を変えていくキューバ。ぜひ今だからこそ味わえるキューバのノスタルジックな街並みを見に行ってみませんか?
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