ジャマイカ旅行で楽しみたい美術館・博物館まとめ

カリブ海に浮かぶ小さな島国、ジャマイカ。その他手つかずの山や海など大自然を体験できるアクティビティが豊富です。
また、レゲエの神様として知られるボブ・マーリーやオリンピック金メダリストのウサイン・ボルトなど世界的に評価される人材を輩出していることで有名です。
今回は「ジャマイカ旅行で楽しみたい美術館・博物館まとめ」と題して、ジャマイカを訪れた際にぜひ訪れたい美術館と博物館を厳選してご紹介します。

 

ジャマイカってどんなところ?

ジャマイカ

ジャマイカは、カリブ海に位置する熱帯海洋性気候で、イギリス連邦に属する議会制民主主義の島国です。国土は秋田県や岐阜県と同じくらいの広さです。
ジャマイカの言葉の意味は、先住民の言葉で「木と水(または泉)の地」です。スペイン、イギリスの統治下におかれた歴史を持ち、公用語は英語です。気候は、年間を通じて20℃以上と温暖です。
ベストシーズンは乾季の12月〜4月で、主に欧米からの観光客でにぎわいます。
8〜11月ごろは雨の多い時期ですので、観光目的の方はこの時期は避けましょう。
日本から訪れる場合は直行便がないため、アメリカやカナダを経由する必要があります。

 

ジャマイカのおすすめ美術館・博物館

美術館

(1)ジャマイカ国立美術館(National Gallery of Jamaica)

ジャマイカ最高峰の芸術家の作品を鑑賞できる美術館。

ジャマイカ国立美術館は 1974 年に建設され、英語圏のカリブ海地域において最も歴史がある美術館です。ジャマイカの芸術作品に関しては、世界で最も貴重で重要性の高いコレクションを所蔵しています。大規模な常設展示のほか、企画展示や現代美術のコレクションも充実しています。カール・エイブラハムスによる宗教画や、村の生活シーンを描いたデイビッド・ポッティンガーの作品などは必見です!!

館内には、エドナ・マンリーの大胆な彫刻、コリン・ガーランズの抽象画など、ジャマイカ人が生み出してきた芸術作品が展示されています。加えて、西暦 1000 年から今日までのジャマイカ芸術の歴史をたどる 10 室のギャラリーがあります。エドナ・マンリーの彫刻や、ジョン・ダンクリーによる暗い色彩の風景画を見ると、ジャマイカ芸術の先駆者たちが独自のスタイルを形成し始めた過程がわかります。時代ごとに作品の特徴の違いを見つけるのも楽しいですよ!

ツアーに参加すると、ジャマイカで最も有名な芸術家たちについての興味深い話を聞くこともできます。ツアーは有料です。参加する場合は事前に予約をしておくことをオススメいたします。

コーヒーショップがあるので、ギャラリーを見た後や間に休憩することもできます。

火曜日から土曜日まで開館していて、金曜日と土曜日は開館時間が若干短くなっています。また、毎月最終日曜日にも開館しています。美術館はキングストン モールにあり、入場料が必要です。

(2)ボブマーリー博物館(Bob Marley Museum)

貧しいジャマイカ人が、レゲエ音楽で国際的なポップスターへと変貌を遂げた歴史に触れられる博物館。

皆様はボブ・マーリーをご存知でしょうか?ボブ・マーリーとは、レゲエとジャマイカを世界に知らしめた伝説的なミュージシャンのことです。しかし、そんな彼の素晴らしい活躍とは裏腹に、生まれ育った環境は輝かしいものではありませんでした。彼は、若い頃の大半をスラム街で過ごしました。民間に根ざした曲を作り続け、人々に自分たちの権利を求めて立ち上がるよう堂々と訴えかけました。政治、奴隷制度、宗教、キングストンのトレンチ タウンなどについて語る抵抗と贖罪の歌は、今でも世界中の人々に希望を与え続けています。

こちらの博物館は、かつてボブ・マーリーが住んでいた家を活用しています。そのため中に入ると、彼がミュージシャンとして過ごした日々を察することができます。ボブ・マーリーがどのようにして1970 年代に有名になり、以後 7,500 万枚以上のアルバムを売り上げたかがわかることでしょう。ボブ・マーリーを永遠に黙らせようとの意図で起こった銃撃事件の際に、一命をとりとめた部屋も見学できます。1945 年にロバート・ネスタ・マーリーとして生まれたこのジャマイカ人は、最終的には 1981 年に若くして癌で亡くなりました。死後、マーリーはロックの殿堂入りを果たしています。彼が発表した『エクソダス』は、20 世紀で最も優れたアルバムのひとつと言われているほどです。ガイド付きツアーもあります。ぜひ参加して音楽界の伝説的人物の生涯と時代背景について理解を深めてみましょう。

館内にはカフェがあり、ランチをとることができます。ボブ・マーリーが愛した、ラスタファリ独特の食べ物「イタル」を試してみてはいかがでしょうか?

ボブ マーリー博物館は、月曜日から土曜日まで開館しています。キングストンの国際空港から車で 20 分です。博物館へお越しの際は、タクシーか車を利用してください。

 

(3)ジャマイカ国立自然史博物館(Natural History Museum of Jamaica)

ジャマイカの歴史と現代の生活様式について学びができる博物館。

ジャマイカ国立博物館は、2014年10月21日のナショナルヒーローズデーに設立されました。ジャマイカ国立博物館には、先史時代から現代までのジャマイカの物質文化に密接に関係する約20000個もの歴史的、民族誌的、考古学的な遺物が保管されています。

展示物は大きく3つに分けることができます。1つ目は「タイノ・コレクション」で、ジャマイカの最初の民族であるタイノ族の社会経済的、政治的特徴を反映した最古の遺物が集められています。2つ目は「アフリカン・コレクション」で、アメリカ大陸で最大級のアフリカ由来の遺物コレクションです。この民族誌的コレクションは、西アフリカと東アフリカの社会的、経済的、政治的生活を反映しています。3つ目は、「ポート・ロイヤル・コレクション」です。これらは主に水中考古学的発掘から出土したコレクションです。1692年の大地震の前後のポート・ロイヤルの魅力的な歴史を学ぶことができます。

また企画展示では、古くからの風習に端を発するひな人形や五月人形など日本の代表的な人形など、日本に関する展示も行われることがあります。

月曜日から金曜日に開館していて、月曜日から木曜日は9時から16時まで、金曜日は9時から15時30分まで営業しています。博物館はキングストン モールにあり、入場料が必要ありません!1番始めに紹介させていただいたジャマイカ国立美術館と近いので、両方訪れることをオススメいたします!

 

ジャマイカで素敵な思い出を!

ジャマイカ

いかがでしたでしょうか?
ジャマイカは大自然だけでなく素晴らしい美術館・博物館がある魅力的な場所です。ぜひこの記事を参考にジャマイカへの海外旅行を満喫してください。
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