チュニジアを訪れたら食べたいグルメ

チュニジアの海アフリカ諸国のなかでもヨーロッパに近い場所に位置し、古くからアラブ・アフリカ・地中海の交差点として繁栄してきた国、チュニジア。
今回はチュニジアで食べたいグルメについてご紹介いたします。チュニジア旅行に行った際はぜひ参考にしてみてくださいね。
なお、新型コロナウイルスの影響により、現在多くの国や地域で入国制限が行われています。渡航を計画中の方は事前に当該国の入国制限を確認し、現地で施行中の規制や条例を遵守するようにしましょう。

 

1.チュニジアってどんな国?

チュニジア国旗まずはじめに、最も基本的なチュニジアに関する情報を紹介します。

【国名】チュニジア共和国(Al Jumhuriya Al Tunisia / republic of Tunisia)
【首都】チュニス(Tunis)
【人口】約1155万人(2018年)
【面積】16万3610㎢(日本の約0.4倍)
【通貨】チュニジアン・ディナール。補助単位はミリーム。
【民族構成】アラブ人(98%)、残りはユダヤ人やヨーロッパ人など
【宗教】国教はイスラーム教(スンニ派)。ユダヤ教、キリスト教も少数いる。
【時差】日本より8時間遅れ。サマータイム実施の場合は7時間遅れだが、実施されるか否かや開始日・終了日は年によってまちまち。
【言語】公用語はアラビア語。フランス語の通用度は高いが、英語はあまり通じない。

 

2.チュニジアで食べてほしいおすすめグルメ!

チュニジアはイタリアに近いせいか、料理の種類も豊富で、アフリカ地域の料理の中ではモロッコと並んでおいしいという声をよく聞きます。気候もイタリア南部と似ているため、オリーブや葡萄(ワイン)の産地としても有名です。一説によれば、廉価で売られているスペイン、イタリア原産のオリーブオイルを支えているのは、実はチュニジアのオリーブだとか。
また、旧フランス領でもあるため、様々な文化が入り混じったこともチュニジア料理がおいしいと言われる要因の一つでしょう。
そこで今回はおすすめのチュニジア料理を6つご紹介します。

(1)クスクス

クスクス
チュニジアといえばやっぱりクスクス!
クスクスは、ぽろぽろとした粒状の食べ物で、一見すると粟(あわ)や稗(ひえ)のようにも見えますが、デュラム小麦粉を原料としたショートパスタです。世界一小さいパスタとも言われています。
北アフリカのマグレブ地域が発祥の地で、現在はヨーロッパやアメリカ、中南米などの全世界に広がり、多くの人たちから親しまれています。
クスクスはさまざまな食材との相性がよく、メイン料理にもサブ料理にもなります。
野菜や肉の煮込み料理をかけて食べたり、炊き込みご飯のように調理したりします。
また、スープに入れたり、サラダとして食べたり、デザートにしたりといろいろな食べ方があります。

(2)ハリッサ

ハリッサ
食事になると必ずといっていいほどこのハリッサが出てきます。
ハリッサは、キャラウェイシード、コリアンダーシード、クミン、パプリカパウダー、唐辛子、ニンニク、オリーブオイル、塩などをペーストにしたチュニジアの薬味です。
現地の人はハリッサにオリーブオイルをたっぷりかけるみたいです。このハリッサをホムスと呼ばれるパンにつけて食べたり、スープに入れて飲んだり、メインの肉につけて食べたりします。スーパーでもチューブタイプのものが販売していますのでお土産で購入されるのがおすすめです。

(3)ブリック

ブリックオスマン帝国時代から続く料理で、チェニジアでは、このブリックを花嫁の母親が花婿のために作る伝統があるそうです。その際に、中の卵がこぼれないように吸いながら手づかみで食べるのがマナーだそうです。
ブリックとは、マルスーカと呼ばれる小麦粉でできた薄い皮に具材を包んで揚げる料理で、中の半熟の卵がとろ~りとして、味と見た目もたまらない人気な前菜です。辛いのが好きな方は、「ハリッサ」をつけるのがおすすめです。

(4)ラブラビ

ラブラビ
オリエントアラブ地域ではヒヨコマメを煮た料理をしばしばラブラビと呼びます。中でもチュニジア料理のラブラビは絶品です。
地中海の国チュニジア版のラブラビは、パンを器に敷き、ヒヨコマメ煮をかけ、ツナをドンと乗せた具沢山の美味しいスープ兼おかずです。
伝統的なレストランで食べることのできるお料理で、ラブレビの美味しさで大人気になったレストランもあります。いただく前に半熟卵とひとさじのオリーブオイル、ハリッサを加えていただくのがお約束。ここにさらにクミンやツナ、オリーブやレモンを加える人もいます。またコリアンダーやパセリを加えてもさらにおいしくなります。
スプーンを2本立てて、まぜてすくって召し上がってくださいね。

(5)ウェドニン・エル・カディ

チュニジアのお菓子では、「ウェドニン・エル・カディ」が定番です。さくっとした軽い口当たりと、優しい甘さで人気のお菓子です。アーモンド粉でできたバラの花のように美しいですが、実は「ウェドニン・エル・カディ」とは、「裁判官の耳」という意味。チュニジアのお菓子屋さんでは、パクっと食べられる小さなものから人の顔ほどの大きなものも買うことができます。
各家庭でお菓子を準備をして、ご近所同士、交換して食べ比べるのをチュニジアの人々はとても楽しみにしています。
ミントティーとともに、ぜひ一度召し上がってみてください。

 

(6)デーツ

デーツ
チュニジアのスイーツに欠かせないフルーツのデーツ(なつめやし)です。 デーツは鉄分、亜鉛、カリウムなどのミネラルと、ビタミンA、Bが豊富といわれています。干し柿のような濃厚な甘みがあり、チュニジアでは日常的に食べられているフルーツです。

 

チュニジアでの海外旅行を満喫しよう!

踊るチュニジア人
いかがでしたか?ぜひこの記事を参考に、チュニジアでしか味わえない本場のグルメを満喫してください!
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