【香港旅行】知っておきたい基本情報まとめ

東京都の約半分、1104㎢ほどの面積の香港。“美食天国”として知られ、飲茶にお粥、麺にスイーツなど美味しいものが盛りだくさんで、グルメ好きの方々や女子旅にももってこいの場所です。そのほかにも、ショッピングやゴージャスな夜景、パワースポットなど魅力的なスポットが点在!今回はそんな香港に訪れる前に知っておきたい、基本情報をまとめてご紹介します。

 

1.香港ってどんなところ?簡単にご紹介します

香港の景色

中国の東南側にある香港。中国の文化を強く受けながらも、かつてイギリス領だったことから西洋文化の名残もあります。
香港は、高層ビルが多く建つ都会的な面とアジアらしい混沌としたムードの二面を併せ持つ人気の観光地です。香港の顔とも言える100万ドルの夜景は美しく、見る人の目を奪います。街歩きにグルメ、ショッピング、パワースポットも人気で毎年多くの観光客が香港に訪れます。
日本から約4~5時間で行けるので気軽に旅行できるのも魅力の一つです。

 

2.香港の外せない定番観光スポット5選!

(1)シンフォニー・オブ・ライツの100万ドルの夜景

シンフォニーオブライツ

シンフォニー・オブ・ライツは、香港が世界に誇る光と音楽のレーザーショーです。 「世界で最も長い期間継続されている、大規模な光と音のショー」としてギネスに認定されています。
毎日20時より13分間に渡り開催され、眺めの良い場所は、30分前から混み始めるほどの人気スポットです。ヴィクトリア・ハーバーの向こう側には、高層ビルに色とりどりのレーザーが音楽に合わせて映し出されます。2003年の開始以来、世界中から訪れる観光客を魅了し続けている定番スポットです。

(2)人気のナイトスポット、蘭桂坊(ランカイフォン)

蘭桂坊

香港島の中心にある徳己立街(Dagular St)と、そこに交わるようにコの字型に存在する小さな道がランカイフォンです。長い坂道になっているストリートには、欧米風のカフェやバーが路面に並んでいます。メインストリートから枝別れした小さな路地にもレストランやバーが軒を連ねているので歩いていて飽きません。昼間は静かで閑散としていますが、夜になると騒がしくなりナイトスポットらしい盛り上がりが。
映画のシーンやテレビ・雑誌などにも紹介されることもあるくらい巷では有名なスポットです。

(3)香港ディズニーランド

 

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テーマパーク好きの方必見!香港旅行に行くなら2005年にオープンしたランタオ島の「香港ディズニーランド・リゾート」がおすすめ。
東京ディズニーランドのシンボルは「シンデレラ城」ですが、香港は「眠れる森の美女の城」なんです!香港バージョンのアトラクションは日本のものとは少し違いますが、とにかく並ばずに人気アトラクションに乗ることができるのがポイント。
不定期で開催されるライオンキング・フェスティバルは、名作「ライオンキング」のストーリーのショーなのですが、ダンスは凄く、歌も大迫力、火を使ったパフォーマンスもあり見応え抜群です。

(4)下町のナイトマーケット、女人街(ノイヤンガイ)

女人街

ノイヤンガイは、男人街(廟街)とあわせて下町の2大ナイトマーケットとも呼ばれています。
洋服やアクセサリー、お土産など数多くの屋台が約1kmにわたり並びます。通りの正式名は「通菜街(トンチョイガイ)」と言いますが、女性が好みそうなバックやアクセサリーが売られているため「女人街」と呼ばれるようになったとか。
ノイヤンガイはガイドブックには必ず載っているスポットですが、実は雑貨などはチープなものばかり。正直、お買い物を楽しむ!と言うよりは、たくさんの露店がぎっしりと立ち並ぶ下町のディープな世界やお祭りの屋台のようなナイトマーケットの雰囲気を楽しむことがメインです。
ここでは、下町らしい伝統的な値段交渉が健在なので是非チャレンジしてみてみるのもいいですね。

 

3.日本から香港への行き方

香港へのフライト

直行便を使えば日本から香港までの飛行時間は4~5時間。しかし、日本のどの空港から行くかによって飛行時間が少し違うので、今回は空港ごとに飛行時間をご紹介します。

(1)成田空港から香港

成田空港から香港への直行便の飛行時間は往路だとおよそ5時間、復路だとおよそ4時間かかります。
成田空港からは日本の大手航空会社である日本航空(JAL)や全日空(ANA)に加え、キャセイパシフィック航空、香港航空、LCCの香港エクスプレスやジェットスターなどが就航しており、スタイルに合わせてエアラインを選べるのが特徴的です。
台北を経由する便で行くと、移動時間は乗り換えを含め7~8時間。経由便の多くがキャセイパシフィック航空や香港エクスプレスなど、直行便も用意しているエアラインのため料金面に差はありません。時間の節約を考えても、直行便のほうがおすすめです。

(2)関西空港から香港

関空から香港への直行便の飛行時間は往路だと約4時間、復路だと3時間30分程度かかります。
成田・中部国際空港と比べ、関空利用の場合、飛行時間が最も短くなります。また、就航しているエアラインも大手からLCCまで充実しており、離発着の時間帯も豊富なのが嬉しいですね。関空から台北を経由する便で行くと、移動時間は6時間ほど。経由便でも航空券の料金はほぼ同等、もしくは直行便のほうが安い場合が多いため、選ぶなら直行便をおすすめします。

(3)中部国際空港から香港

中部国際空港(セントレア)から香港への直行便の飛行時間は直行便で往路はおよそ5時間、復路はおよそ3時間30分かかります。
セントレアも成田や関空同様に、香港エクスプレスやキャセイパシフィック航空など、直行便ながらもリーズナブルな価格で香港に行けるエアラインが数多く就航しています。セントレアから台北や仁川を経由する便で行くと、移動時間は6~7時間と余分にかかってしまいます。経由便と直行便の料金に差はほとんどないため、体の負担を考えると直行便のほうがお得です。

 

4.香港旅行のベストシーズンは?

香港のベストシーズン

(1)香港の気候

香港に旅行に行く際は、気候の傾向をおさえていきましょう。日本のように季節の移り変わりのある香港では、気候やイベントなどを組み合わせて計画するのがおすすめ。気候と天候に恵まれるのは10月~12月ですが、年末年始に訪れるも良し、ブランドセールと合わせた時期に訪れても良いでしょう。香港の冬は、日本ほど寒くありません。

平均気温では毎年7月がもっとも暑く、平均気温は28℃、30℃を超える日も。春から夏の香港は降雨量も多いため、なんと湿度100%という日も。湿度が高い分、体感気温が高くなる傾向があり、春から夏の香港はかなり蒸すというのを覚悟しましょう。
反対に、最も寒くなるのは1月ですが、最低気温は14℃ほどなので日本ほど寒くはありません。ただ、室内が冷えるというということをよく聞くので防寒の準備はしっかりとしておく必要がありますね。

(2)旅行の目的別!香港のベストシーズン

〇観光
10~11月がおすすめ。
観光や街歩きをメインに楽しむなら、ベストシーズンは秋、とくに10~11月がおすすめです。気温・湿度が落ち着き、晴天に恵まれる日が多いので、雨や湿度に邪魔されず快適に観光を楽しむことができます。この時期になれば台風に襲われるリスクもかなり低下。ハロウィンをはじめとするイベントも多く開催されるほか、郊外に足を延ばしてハイキングを満喫するのにも最適な季節と言えます。

〇ショッピング
夏(7~9月)と冬(12~2月)がおすすめ。
香港では毎年ある時期になると大規模なバーゲンセールが行われます。ブランド品をはじめとするショッピングを楽しむなら、バーゲンセールが開催される夏(7~9月)と冬(12~2月)が狙い目。とくに冬、クリスマス~旧正月にかけては、一年で最もセールが活発になる時期。セールの後半には8~9割引にまでなることも!ただし店によってセールの時期は少し異なるので、事前に調べていくと安心です。

〇夜景鑑賞
10~12月がおすすめ。
「世界三大夜景」にも数えられる美しい夜景を楽しむなら、ベストシーズンは10~12月。晴天の日が多く、空気が澄んでいるこの時期なら、くっきりとした夜景を見ることができます。霧に包まれることがあるヴィクトリア・ピークも、この時期であれば綺麗な夜景が見られる期待大。また12月には、街中がクリスマスイルミネーションで溢れ、一年で最も夜景が輝く季節を迎えます。

〇香港ディズニーランド
ハロウィン、クリスマスシーズンがおすすめ。
香港ディズニーランドを満喫したいなら、ハロウィンイベント(9月中旬~10月)とクリスマスイベント(11月中旬~12月)の時期がおすすめです。ハロウィンにはキャラクターが仮装に身を包み、妖しげなナイトパレードも見物できます。クリスマスには、祝祭らしい華やかなパレードのほか、幻想的なツリーがパークに出現。どちらも気候に恵まれた時期でもあり、パークを思い切り楽しむことができます。

日本のように四季によって違う顔を見せてくれる香港。旅行に行く際は、何をメインに楽しみたいかによって訪れる時期を決めるとより快適に香港を楽しむことができます。

 

5.香港旅行、何泊がおすすめ?

香港

(1)香港のみなら…

香港のみなら2泊3日で十分です!香港は、九龍半島と香港島に分かれていますが、狭いエリアに観光スポットが集まっており、主要な観光スポットだけを巡るなら2泊もあれば十分満足できる旅になるでしょう。

(2)香港+マカオなら…

香港+マカオを回るなら3泊4日がおすすめ!世界最長の海上橋、港珠澳大橋が開通し、香港からもますますアクセスが楽になったマカオ。小さなエリアの中に世界遺産や個性的な巨大リゾートホテルなど、見どころが盛りだくさん。香港と併せてマカオの街も満喫したい方は、3泊は必要。

マカオにも香港とはまた違った魅力的なスポットがたくさん。香港だけの旅行か、マカオにも足を伸ばすのかによって日程を調整してみてくださいね。

 

6.香港で食べたいグルメ

香港グルメ

香港には、ほっぺが落ちるほど美味しい絶品グルメがたくさんあります。その中でも外せないグルメたちを少しご紹介します。

(1)小籠包

香港といったら小籠包。日本でも食べられますが、やはり本場の小籠包を香港の専門店で確実に味わいましょう。皮の厚さや味付けなど店舗によってかなりバリエーションがありますが、旅行者でも行きやすいのは尖沙咀のハーバーシティ内にある「翡翠拉麺小籠包」という専門店。香港には小籠包専門店が他にもたくさんあるので、ぜひ食べ比べてお気に入りの味を見つけてくださいね。
せいろから熱々の小籠包が現れる光景、考えただけでよだれが出ます。本場の味、ぜひお試しあれ。

(2)飲茶

飲茶とは、お茶菓子が発展した点心をつまみながらお茶を飲む文化のこと。豊富な種類の点心を食べられるのが飲茶の魅力。まず押さえておきたいのはエビ蒸し餃子の「蝦餃(ハーガウ)」。プリプリしたエビがたまらなく美味しい。また、醤油ベースのタレをかけて食べるライスクレープの「腸粉(チョンファン)」や、甘辛い味つけにほっとするチャーシューまん「叉焼包(チャーシューバオ)」、肉や海鮮の旨味がたっぷり感じられるシュウマイ「燒賣(シウマイ)」なども合わせて注文したいメニューです。
日本人はついお醤油をつけて食べたくなってしまいますが、香港の点心にはもともと味がついているので、そのまま食べましょう。また、一番最初にお湯の入ったボウルが出されることがありますが、これは食器を洗うためなので、自分の食器やお箸などを洗ってください。これは衛生状態が悪かった昔、自分の食器が清潔かどうかは自己責任でお願いします、ということで始まった文化のようで今でも習慣として残っています。

(3)火鍋

寒い時期はやっぱり火鍋。同じ鍋料理なのに、香港の火鍋は日本の鍋とは結構違います。お肉や野菜を入れるのは一緒ですが、やはりスープの味つけと、自分の好みに合わせて薬味を入れるタレが一番の違いですね。また、餃子や肉団子、つみれなど練り物系を入れるのも特徴です。
最後はラーメンでシメましょう。日清食品さんの「出前一丁」を使うのが香港ではステイタスらしいのがなんだか面白いですね。

 

7.香港の治安は?

危険イメージ

香港の治安はズバリ良いです。「世界で最も安全な国ランキング」では日本を凌いで1位を獲得するなど、その治安の良さを高く評価されるようです。
ただし海外の犯罪者にとって、日本人は狙われやすいのも確か。香港に限らず海外旅行をする際は、治安や注意すべきポイントはあらかじめチェックしてから出発しましょう。

 

Ooohおすすめのプライベートツアー

Ooohがこれまでに提供した香港のおすすめのプライベートツアーの一部をご紹介します。

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いかがでしたか?
西欧の陽気な雰囲気とアジアの混沌とした文化が混ざり合い、美味しいグルメや美しい夜景を楽しめる香港は、近場で海外旅行を楽しみたいという方にぴったりです。Ooohでは現地に詳しい旅のプロが、チャットを通してあなたの希望に合わせて旅行プランをご提案します。チャットは無料で利用できますので、ぜひお気軽に相談して下さいね。

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