ニュージーランドの都市別のおすすめ観光と基礎知識について

南半球に位置するニュージーランドは、大きく北島と南島の2つ分かれ、国全体が大自然に囲まれた国です。北島の玄関口となる、ニュージーランド最大の都市オークランドは美しい港が広がり、別名”帆の街”として親しまれるほか、少し足を延ばして森林保護区や大ヒット映画「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地にもアクセスできます。また、南島は観光の拠点になるクライストチャーチが人気で、世界遺産のアオラキ/マウント・クック国立公園にもアクセスできます。世界中から観光客が訪れるニュージーランドの魅力を都市ごとにご紹介します。

 

1.ニュージーランドについて知ろう!

首都・・・ウェリントン
日本からのアクセス・・・飛行機で約10時間30分
時差・・・日本プラス3時間(日本が正午ならニュージーランドは午後3時)
レート・・・NZドル1=70円(2020年9月現在)
平和度・・・世界平和指数2位

 

2.ニュージーランドのベストシーズンは?

ベストシーズンはズバリ夏に当たる12〜2月です。気温もちょうどよく、アウトドアや観光にはぴったりの季節です。また、夏のクリスマスや年越しを体験できるのも人気です。夏は日照時間も長いので21時頃でも外はまだ明るく、遅くまで遊ぶことができます。

ニュージーランドにも日本と同じように四季がありますが、南半球に位置するニュージーランドでは季節が日本の真逆となります。春は9~11月、夏は12~2月、秋は3~5月、冬は6~8月です。

 

3.ニュージーランドのおすすめ都市

■オークランド

約165万人が暮らす、ニュージーランド最大の都市オークランド。1865年に首都がウェリントンに移るまでの間、首都として機能していました。2つの港に囲まれ、大自然と都会が融合していることもあり、別名「帆の街」とも呼ばれています。

(1)スカイ・タワー

スカイタワー
Photo by jack levick on Unsplash

地上328m、南半球で最も高いオークランドのシンボル。展望台からはオークランドの絶景が見渡せる他、展望台を外周する「スカイ・ウォーク」や地上までロープを伝って急降下する「スカイジャンプ」などのアトラクションも人気です。夜景の見えるバー「スカイ・バー」も。

スカイ・タワー
住所:Victoria Street West, Auckland CBD, Auckland
営業時間:8:30-22:30(金・土は-23:30、5〜10月は9:00-22:00)
アクセス:ブリトマート駅から徒歩18分
展望台入場料:NZドル29

(2)ウィンヤード・クォーター


おしゃれなベイエリアのウィンヤード・クォーターには、港が見渡せるレストランやカフェが並び、青い海と白い船のコントラストが美しい風景が広がります。タイミングが良いと、船が通る際に開閉する稼働橋も見られます。

ウィンヤード・クォーター
住所:Wynyard Quarter, Auckland
アクセス:ブリトマート駅から徒歩15分

(3)ホビット村

映画好きにはたまらない!「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」のロケ地として使用された映画セットをそのまま観光地として公開しています。ツアーでは映画にまつわる豆知識や秘話などを聞くことができますよ。映画で登場したビールをいただきながら映画の世界に浸りましょう!

ホビット村
住所:501 Buckland Road, Matamata 3472
営業時間:9:00-15:30
アクセス:オークランドから車で約3時間
入場料:NZドル84〜

■ウェリントン

ニュージーランドの首都であり、政治と経済の中心。北島と南島を分けるクック海峡に面し、港に囲まれた都市です。常に風が吹いていることから「ウエンディ・ウエリントン」とも呼ばれています。

(1)マウント・ヴィクトリア

かつて、先住民マオリ族が見張り台として使っていたとされる小高い丘。ハイキングコースになっている観光スポット、標高196mの丘からはウエリントンの港が一望できます。

マウント・ヴィクトリア
住所:Lookout Road, Hataitai, Wellington
アクセス:観光案内所から車で5分

(2)ウエリントン植物園

ケーブルカーの終点地に広がる広大な敷地の植物園。1844年に設立され、ニュージーランドの中でも特に古い外来種の植物があります。バラ園には3000株ものバラが咲きほこり美しい景色を見せてくれます。

ウエリントン植物園
住所:101 Glenmore Street, Kelburn, Wellington
営業時間:日の出〜日没まで
アクセス:ケルバーン駅からすぐ
入館料:無料

(3)ケーブルカー博物館

ウェリントン ケーブルカー

真っ赤な可愛いケーブルカーに乗って約5分、標高122mの山頂へ。観光客に大人気のケーブルカーは、高台に暮らす地元の方の足にもなっています。山頂にはケーブルカー博物館があり、昔使われていた車体が展示してあるほか、歴史も紹介されています。

ケーブルカー博物館
住所:1A Upland Road, Kelburn, Wellington
営業時間:9:30-17:00
アクセス:ケルバーン駅からすぐ
入場料:無料

■クライストチャーチ

ニュージーランドの南島最大の都市、クライストチャーチ。2011年のカンタベリー大地震で大きな被害を受けたものの、目覚ましい復興を遂げ、近年では新しい商業施設やレストラン、カフェなどが続々とオープンしています。

(1)ニュー・リージェント通り


パステル色の可愛らしい建物が並ぶメインストリート。震災後にいち早く復興を果たし、カフェやレストラン、ブティックなど多くの店舗が軒を連ねます。運が良ければレトロなトラムにもお目にかかれるかも?

ニュー・リージェント通り
住所:New Regent Street Precinct
営業時間:店舗によって異なる
アクセス:クライストチャーチアートセンターから徒歩11分

(2)カードボード・カセドラル


Photo by Casey Horner on Unsplash

大地震で崩壊したカセドラル・スクエアが再建されるまでの間、期間限定で建てられた大聖堂。なんと屋根を支えるパイプや祭壇、イスまで全て強固な紙でできているのが驚きです!

設計は日本人の建築家、坂茂(ばんしげる)氏。ニューヨークを拠点として活躍する彼の細やかな建築は必見です。一面に散りばめられたカラフルで美しいステンドグラスも見どころです。

カードボード・カセドラル
住所:234 Hereford Street, Christchurch Central City, Christchurch
営業時間:9:00-17:00
アクセス:クライストチャーチアートセンターから徒歩15分

(3)パンティング・オン・ジ・エイヴォン

パンティング・オン・ジ・エイヴォン

クライストチャーチ市内を流れるエイヴォン川で大人気のアクティビティ。船頭さんが漕いでくれるのでゆっくりと遊覧を楽しむことができます。小さな船に揺られながらクライストチャーチの街を感じましょう。

パンティング・オン・ジ・エイヴォン
住所:2 Cambridge Terrace, Christchurch Central City, Christchurch
営業時間:9:00-18:00(冬は10:00-16:00)
アクセス:クライストチャーチアートセンターから徒歩6分
体験料:所要時間は約30分、NZドル30

■クイーンズタウン

クイーンズタウン

その都市の名の通り「女王が住むのにふさわしい街」ということから名付けられました。その景色は息を飲むほど美しく、絶景スポットが点在しています。

(1)スカイライン・ゴンドラ

ゴンドラで約10分間の空中散歩を楽しんだら、標高790mの展望台に到着します。ワカティブ湖やサザンアルプスの山々をはじめ、クイーンズタウンのパノラマが広がります。必ず訪れたいスポット。

スカイライン・ゴンドラ
住所:Brecon Street, Queenstown
営業時間:9:00-23:00頃(最終の登り時間は21時)
アクセス:観光案内所から乗り場まで徒歩8分

(2)モール

ワカティプ湖から延びるメインストリート、モールは歩行者天国になっています。クイーンズタウンで最も賑わい、両脇にはレストランやカフェ、雑貨屋さんなどが並びます。

モール
住所:Mall Street, Queenstown
営業時間:店舗によって異なる
アクセス:観光案内所から徒歩3分

(3)プライム

ニュージーランドに来たら絶対にいただきたいのがステーキ料理!ラムや牛などのグリル料理が看板メニューのプライムは、クイーンズタウンの美しい景色を眺めながらお食事ができます。店内にはバーカウンターがあり、ぜひ訪れたいお店です。

プライム
住所:8 Rees Street, Queenstown
営業時間:9:00-22:00
アクセス:観光案内所から徒歩5分

 

4.ニュージーランドの世界遺産

■トンガリロ国立公園

ニュージーランドの北島にある世界遺産、トンガリロ国立公園には火山が生み出した摩訶不思議な風景が広がります。園内には、トンガリロ、ナウルホエ、ルアペフの3つの火山がそびえており、その合間をうめるように、巨大なクレーターや火山の泥流の跡、さらにはエメラルドグリーンの水をたたえた湖など、まるで大自然の神秘を詰め込んだような国立公園です。

トレッキングコースでは、日帰りのハイキングだけでなく泊まりのトレッキングも楽しめます。生命力豊かな美しい森から荒涼とした砂礫帯まで、非日常の景観を楽しみましょう。また、トンガリロ周辺は北島随一のスキーエリアでもあるので、冬(6~10月)には、スキーやスノーボードが楽しめます。

トンガリロ国立公園は、マオリの人々にとっての聖地です。訪れる際はマオリの人々の信仰に敬意をはらい、立ち入り禁止区域に入らないようお気をつけください。

■テ・ワヒポウナム

南島にある世界遺産は、4つの国立公園を含む広大なエリアで、まとめて「テ・ワヒポウナム」と呼ばれます。マオリ語で「ポウナム(グリーンストーン)がある場所」という意味で、マオリの人々が昔から、このエリアでグリーンストーンを採取していたことに由来します。

(1)マウントクック

「テ・ワヒポウナム」の4つの国立公園は、いずれも氷河の影響を受けた地形が特徴的です。なかでも国内最高峰の山、マウントクックのあるアオラキ・マウント・クック国立公園は、敷地面積の約40%が氷河に覆われ、間近に氷河を眺められる場所として人気のスポットです。

U字型の氷河谷、フッカーバレーをハイキングすれば、マウント・クックの勇姿はもちろん、ミューラー、フッカーの2つの氷河、山々の斜面にはりつく懸垂氷河や、大小の氷塊が浮かぶ川など、見どころいっぱい。また、国内最大の氷河、タスマン氷河のふもとでは、世界でも3ヵ所しか行われていない、貴重な「氷河湖クルーズ」が体験できます。

(2)ミルフォードサウンド

ミルフォードサウンド

マウントクックに並んで人気を集めているのがミルフォードサウンド。サザンアルプスの氷河が海に流れつき、さらに移動を続けたことで形成されたフィヨルドの海です。海の底から険しい山が生えてきたようなミステリアスな風景は圧巻です。

ミルフォード・サウンドのクルーズでは、壁のようにそびえる山々や、そこから流れ落ちる滝、奇岩の数々を360°パノラマで眺めることができます。また、岩の上でくつろぐペンギンやオットセイ、船を先導するように泳ぐイルカたちに出会えることもあるそうです。

ミルフォード・サウンドでは、カヤック体験ツアーやクルーズ船で一泊するオーバーナイト・クルーズなど、贅沢なアクティビティがたくさん用意されています。ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょう。

 

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Ooohがこれまでに提供したニュージーランドのおすすめのプライベートプランをご紹介します。

 

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5.まとめ

今回はニュージーランドの都市別のおすすめ観光と基礎知識についてご紹介致しました。この他にもまだまだ書ききれないほどたくさんの観光スポットやオススメのレストラン、ショップ、アクティビティなどがあります。Ooohでは、現地の旅のプロがあなたの希望に沿った旅行プランをチャットで簡単ご提案致します。もちろん無料ですのでお気軽に相談してみてくださいね。

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