ヨーロッパの中でも観光地として人気のイタリア！
ローマ帝国から続く長い歴史や、ルネッサンス時代が生んだ文化、オペラ、クラシック、絵画も魅力的！ファッション、食文化、すべてがイタリアらしさに溢れ、センスを感じられます。
今回は、そんなイタリアでの家族旅行にオススメの観光スポットとアクティビティを紹介いたします。この記事を参考にイタリア滞在を楽しんでくださいね！！
１．イタリアのおすすめ観光スポット
まず初めにイタリアでおすすめの観光スポットをご紹介します。
（１）パンテオン神殿
初めにご紹介するのは、ローマにある「パンテオン神殿」です。
およそ2000年ほど前に建てられた古代ローマ建築の傑作です。現存する石造り建築としては世界最大の規模を誇り、宗教的な意味合いだけではなく建築や歴史的な価値も併せ持つ建築物として有名になりました。
パンテオン内部に入り、クーポラ（丸屋根の部屋）へたどり着いたときにまず驚くのが、天井の美しい模様と中心に大きく空いた穴です。この穴はラテン語では「オクルス」と呼ばれ、「パンテオンの目」とも称される採光窓です。ドームに日差しが入り込む光景は神秘的な感動を覚えてしまうほど！
パンテオンの見どころは、壮大な建築だけではありません。内部にはイタリア王国の初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世と、ルネサンス期の巨匠ラファエロが埋葬されているのです。ラファエロはパンテオンに埋葬されることを希望したというエピソードもあり、古代から現在に至るまで、人々を魅了し続けている施設と言えます。
入場料は無料で、年中鑑賞できるということから非常に人気の高いスポットですが、イタリア各地の聖堂に同じく、パンテオンはミサが行われる現役の宗教施設です。肌の露出が多い服装は避け、敬意をもって訪ねることをおすすめします。
（２）青の洞窟
次に紹介するのは、「青の洞窟」です。
こちらでは、自然がもたらす美しい青を堪能することができます。まるで水面の上に青いライトが当たっているかのように見えますが、本当は逆で洞窟は太陽の光で底からライトアップされています。その幻想的で美しい光景を見るために、世界中から観光客が訪れています。
中では泳ぐことができるので、ボートに乗る前には水着を着ておきましょう。また、船頭さんは陽気な方が多く、明るく対応してくれます。
ベストシーズンは6月です。しかし6月でも天候の関係で入れないこともあります。そんな時は青の洞窟があるカプリ島観光を楽しんでください。他にもたくさん美しい自然がありますし、イタリア有数のブティック街があるため、ショッピングも楽しめます。
（３）ピサの斜塔
次に紹介するのは、「ピサの斜塔」です。
もともとはピサの大聖堂ドゥオーモの鐘楼として14世紀に完成した塔。白大理石を使った、ゴシック様式とロマネスク様式が融合した美しい建造物です。しかし、建設直後から地盤沈下により傾斜が始まります。途中で補正を試みたものの、傾斜したまま完成。その後も徐々に傾き、一時は垂直方向から4.5mも傾いてしまいました。
1580年代にピサ大学に通っていたガリレオ・ガリレイが斜塔から物を落とし、「落下の法則」の実験をしたというエピソードは有名です。1987年にはドゥオーモなどと共に世界遺産に登録されています。
鐘のある屋上からはドゥオーモや礼拝堂、ピサの町並みの絶景が広がります。
（４）コロッセオ
次にご紹介するのは、コロッセオです。
ローマ帝国時代、人々にとって猛獣や剣闘士の戦いを観戦するのが娯楽の1つでした。実はローマに100以上コロッセオのような闘技場があったと言われています。しかしながら、キリスト教の普及によりこの娯楽は殺し合いをしてはならないという理由から禁止されました。
コロッセオを訪れたら、ぜひ内部にも足を踏み入れましょう。現在は床部分がないため、迷路のような地下部分が露出しており、その造りを直接見ることができます。当時、床下には猛獣のオリや機材置き場などのほか、人力のエレベーターなどが設置されていたと言われており、ローマ帝政期の技術力の高さを感じられる貴重な機会となるでしょう。
人気のある観光名所の1つなので、入場出来るまで1時間弱並ぶこともありますが是非1度は見ておくと良いでしょう。そして、実は夜もライトアップされていて外から眺めると大変美しいのですよ。
（５）フォロ・ロマーノ
最後にご紹介するのは「フォロ・ロマーノ」です。
フォロ・ロマーノは、「ローマ市民の広場」という意味で、紀元前6世紀から紀元3世紀まで古代ローマの政治・経済・商業の中心地として栄えました。「賽は投げられた」の言葉で有名なユリウス・カエサルが演説をし、歴代皇帝たちが凱旋した場所でもあります。
現在は基礎や柱の一部しか残っていませんが、2000年前とは思えない高度な建築技術を持っていたことが分かります。コロッセオと一緒にイタリアの世界遺産に登録されています。
フォロ・ロマーノは看板や案内があまりなく、ただ遺跡がゴロゴロと転がっている所も多くあります。そこで、特に見てほしい建造物を厳選して３つご紹介します！
１つ目が「セプティミウス・セウェルス帝の凱旋門」です。白い大理石製で、高さは21メートルあります。セプティミウス・セウェルス帝とその息子カラカラとゲタが、二度に渡って勝利したパルティア戦争を記念し建てられました。
２つ目が「サトゥルヌスの神殿」です。農耕の神サトゥルヌスに捧げるため、紀元前501年に建てられ何度か再建された神殿です。神殿の入口部分だった8本の円柱だけが、綺麗に残っています。
最後は「ティトゥス帝の凱旋門」です。ティトゥス・フラウィウス・ウェスパシアヌス帝が、ユダヤ戦争に勝利したことを記念し西暦81年に建てられました。内側には繊細な彫刻が施されています。
２．イタリアのおすすめアクティビティ
次にイタリアでおすすめのアクティビティを紹介いたします。
（１）トレヴィの泉でコインを投げよう！
「トレヴィの泉」は、ローマ神話の神々がモチーフとなり描かれているローマの大人気観光名所の1つです。
トレヴィの泉とは「三叉路の噴水」という意味です。教皇クレメンティウス12世の指示により、1762年３本の路地が交わる小さな広場に30年がかりで完成しました。
ここでは皆後ろ向きになり、コインを投げて賑わっています。1枚のコインを投げるとローマに再び戻って来れる。2枚のコインを投げると好きな人と一生一緒に居られる。3枚のコインを入れると、離婚できるという言い伝えがあります。ぜひ挑戦してみてください！
（２）ゴンドラクルーズ！
次に紹介するのは、「ゴンドラクルーズ」です。
ベネチアに来たら是非体験してみたいのがこのゴンドラクルーズ。カナルグランデや狭い水路をゴンドラで進み、水上から世界遺産の街並みを眺めることができます。
ボーダーシャツがトレードマークの船頭ゴンドリエーレが歌うカンツォーネ、美しい町並みと夕暮れ、ロマンチックな雰囲気いっぱい。
家族旅行の際は、ぜひ貸切で贅沢なひとときをお過ごしください。
（３）真実の口に手を入れてみよう！
次におすすめするのは、「真実の口に手を入れてみる」ことです。
真実の口は、ローマにあるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の横にあります。
オードリー・ヘップバーン主演の名作「ローマの休日」など、さまざまな作品に登場しているので、真実の口の見た目はご存じの方は多いのではないでしょうか？嘘や偽りの心をもつ人間が手を入れると手を噛み切られてしまうという伝説を持つ世界的にも有名な観光スポットです。
ぜひ真実の口に手を入れて記念に写真を撮りましょう！
（４）本場のイタリアンを堪能しよう！
日本で人気のある西洋料理といえば、イタリア料理ですね。パスタやピザなどイタリア発祥のグルメは、世代や性別を問わず人気で、今や日本人の食生活から切り離すことはできません。
イタリア料理の歴史は古く、今から2000年以上前の古代ローマ帝国時代にまで遡ります。当時のローマ人は食事の時間を大切にし、1日3食と定め、1食毎にコース料理として2～3時間かけて食事を楽しんだそうです。
イタリアは南北に細長い国ですので、地域によって料理に大きな特徴があります。北部では肉や乳製品を使った料理が多く、南部では魚介類を使用した料理が多く見られます。私たちが一般的に認識しているトマトソースやオリーブオイルを使用したイタリア料理のイメージは、南部地域の料理に相当します。同じ国内においてもバラエティに富んだグルメを楽しめるというのが、イタリア旅行の醍醐味のひとつです。
（５）デザートにはジェラートを！
最後に「ジェラートを食べる」ことをおすすめします。
イタリアは、アイスクリームよりもジェラートの方が一般的で、あちこちでジェラートを販売しています。ジェラートは、アイスクリームと比べると空気含有量が少なく密度が濃く、味に深みがあります。ジェラートを食べながら、イタリア散策してみませんか？
Ooohおすすめのプライベートツアー
Ooohがこれまでに提供したイタリアのおすすめのプライベートプランをご紹介します。
- ナポリ、アマルフィ海岸、シチリアを巡る7日間 ｜ Oooh
- フィレンツェ、ピサの斜塔、オルチャ渓谷、ローマ、タオルミーナの旅 ｜ Oooh
- イタリア人気4都市を巡る6日間 ｜ Oooh
- シチリア満喫！パレルモ・アグリジェント・タオルミーナを巡る4日間 ｜ Oooh
- 南イタリアの世界遺産を巡る旅 ｜ Oooh
３．イタリアで素敵な思い出を！
いかがでしたか？
ぜひこの記事を参考にイタリア旅行を満喫してください！！
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