タイへの現地視察で注意したいポイントまとめ

近年首都バンコクを中心に、ビジネスの宝庫として注目を集めているタイ。
少子高齢化に伴う人口減少に悩む日本を尻目に、タイは今まさに日本の昭和30~40年代と同じような高度経済成長期の真っ只中にあります。
今回はそんなタイへの現地視察を考えている方向けに、視察が有意義なものになるよう、知っておくと便利なことや注意すべきポイントをまとめてお伝えします。

タイってどんな国?

タイの国旗

まずはじめに、最も基本的なタイという国に関する情報を確認しましょう。

【国名】タイ王国(Kingdom of Thailand)/プラテート・タイ(Prathet Thai)
【首都】通称はバンコク(Bangkok)
※タイ語での正式名称はクルンテープ・マハーナコーン・ボーウォーン・ラタナーコーシン・マヒンタラアユタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッタナー・ラーチャターニー・ブリーロム・ウドム・ラーチャニウェート・マハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカティッティヤ・ウィサヌカムプラシット。行政上の公称はクルンテープ・マハーナコーン。一般にはクルンテープと呼ばれる。
【人口】約6918万人(2018年10月IMF推計)
【面積】約51万4000㎢(日本の約1.4倍)
【国旗】中央の紺は国王、その両側の白は宗教、外側の赤は国民を象徴している。
【政体】立憲君主制
【通貨】タイの通貨はバーツ(バートとも、Bath)、補助通貨はサタン(Satang)、100サタンが1バー  ツ。
【民族構成】タイ族75%、華人14%、そのほかマレー族、クメール族、カレン族、ミャオ族、モーン族、 ヤオ族、ラフ族、リス族、アカ族など11%
【宗教】仏教95%、ムスリム3.8%、キリスト教0.5%、ヒンドゥー教0.1%、そのほか0.6%
【時差】日本との時差は−2時間。日本の正午がタイの10時。サマータイムの採用はなし。
【言語】公用語はタイ語。英語は外国人向けの高級ホテルや高級レストランなどではよく通じるが、一般 の通用度は低い。場所によっては日本語も通じる。

タイの産業

自動車製造

次にタイで盛んな産業や日本とタイの関わりについてご紹介します。

【タイの産業】

日本人にはタイの主要産業として天然ゴムや米などがなじみ深いものです。しかしタイ政府は一次産業からの脱却を図るため、自動車、電子・コンピュータ、食品加工、医療、観光の5つの分野に力を入れてきました。80年代以降は日本をはじめとした海外からの直接投資による工業化が進み、現在では自動車やコンピュータ関連などの製造業が大幅に増えています。今では全就業者の15%が製造業に従事し、GDPの34%、総輸出額の90%近くを製造業が占める工業国へと変貌を遂げているのです。

【日本との関わり】

日本が強く関わっているタイの産業に、自動車製造が挙げられます。実にタイで生産される自動車の約9割が日本メーカーのものであり、自動車販売シェアの6割をトヨタ、いすゞ、ホンダといった日本企業が占め、三菱、日産、マツダ、スズキもこれに続いています。

タイの商習慣

サイン

海外へ現地視察に赴くうえで、又はその先のビジネスシーンのなかで、その国ならではの商習慣に戸惑ってしまうことは多くあります。タイは文化的には日本と似ているといわれることが多い国ですが、独自の商習慣も多く存在しますので、いくつか紹介していきます。

①サインは青色ボールペンで
日本においては、公的な書類に会社社印を捺印するのが一般的ですが、タイは欧米などと同じくサインの文化です。その際には代表取締役のサインを含めて、政府に提出する申請書類などは全て青色のボールペンを利用することとされています。この「青色のボールペンを使わなければいけない」というルールは近年さらに厳しくなっており、黒いボールペンでのサインだとコピーを疑われてしまうこともありますので注意しましょう。

②サインはパスポートと同じサイン・字体で
サイン文化が浸透しているタイではあらゆる書類においてサインを求められることがあります。その際、重要な申請書類、提出書類へのサインはパスポートに記載されているものと同じサイン・同じ字体で書き込む必要があります。あまりにサインの字体が異なると、はねられてしまうこともありますので気を付けるようにしましょう。

③政府系機関への提出書類には仏暦を記載
日本での平成や令和といった年号にあたるものが、タイでの仏暦です。
西暦2020年は、タイの仏暦では「ポーソー2563年」となり、西暦に543年を足すと仏暦になります。公式書類はほとんどが仏暦表記であり、なかには賞味期限の記載にも用いられることがありますので覚えておきましょう。

タイの視察で注意すべきポイント

視察

海外の現地視察では、日本では思いもよらないトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。しかし視察時間は限られていますし、できるだけミスは避けたいですよね。以下ではタイでの視察で特に注意したいポイントをいくつかお伝えします。

①無理な視察スケジュールを組まない
タイは渋滞の多い国として知られており、地図を見ただけでは想像もできないくらいの移動時間がかかってしまうこともしばしば。一度通り過ぎてしまうとUターンができる場所まで非常に時間がかかる地点や、時間によって一方通行を強いられる地点、混んでいる時間帯には数キロほどの距離に1時間ほどかかる地点など多くの難所が待ち構えています…。タイの交通状況をよく知っている現地の方にアドバイスを受けながら、余裕を持ったスケジュールを組まれることをおすすめします。

②訪問先情報の事前入手を忘れずに
渋滞を乗り越えて訪問先へ向かう道筋が見えてきたとしても、油断は禁物。タイでは日本では思いもよらないところで足止めを食らうことがあります。
まず多いのは訪問先の公式地図が正しくないという例。運転手が住所や番地から判断して導いてくれるのならありがたいですが、なかには道を知らない、地図が読めない運転手もいるので事前の確認が必要です。
訪問先に到着しても、駐車場の数が足りておらずいつまで経っても駐車できないといった例やエレベーターがなかなか来ないといった例などスムーズに進まないことはしばしば見受けられます。視察の時間に響かないようにするためにも、このような情報は事前に担当者に確認しておくことが大切です。

③アポイントメントの確認は念には念を入れて
世界的に見ると、時間や約束をきっちりと守る人が多いといわれている日本人。そのため、グローバルな場面では他国の人のルーズさに困ってしまうということが多く見受けられます。
タイ人も例外ではなく、日本人と比べるとやはり少し時間や約束にルーズな部分があります。先方がアポイントメントを忘れている、先方がこちらの訪問意図を理解していない、全く関係のない分野の人が出てくるなど様々なトラブルが発生する恐れがありますので、アポイントメントの確認は念には念を入れて行うようにしましょう。場合によってはオンラインツールなどを用いて事前に顔合わせの時間を設け、すり合わせを行うのも有効な手段といえます。

④専門用語に精通した通訳を選ぶ
有意義な現地視察にするために、通訳者の選定は重要です。特に専門的な視察の場合に留意していただきたいのが、その通訳者が果たして「該当分野の専門用語に精通しているのか」という観点です。
どんなに言語能力の高い通訳者でも、母国語で理解していない専門用語を訳すことはできません。多少言語能力が劣っていたとしても、業界の内情や専門用語に精通した通訳者を選択する方がよい場合もあります。

⑤宿泊先にも注意を払う
海外で宿泊先を選ぶとき、多くの方は価格やファシリティ、エリアなどを重視して選択されると思います。しかしタイに視察目的で訪れる際、これにプラスして注意して見ていただきたいのが「その宿泊施設が朝夕の渋滞エリアにあたっていないか」というポイント。タイでは一見地理的に便利そうなところに位置する施設ほど、周囲の渋滞がひどく、朝夕の混雑時には身動きがとれなくなってしまうといった例が多く見受けられます。ついつい見落としがちなポイントですが、こちらに関しても信頼できる現地の方にアドバイスを受けることをおすすめします。

まとめ

今回は「タイへの現地視察で注意したいポイントまとめ」と題して、せっかくの視察を有意義なものにするためにぜひとも心に留めておいていただきたい情報を厳選して紹介致しました。
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