フィリピンの治安は?ベストシーズンは?海外旅行準備で知りたいフィリピンの基本情報まとめ

フィリピンは西太平洋に位置する東南アジアの国、およそ7,000以上の島から構成されている自然豊かな国です。自然を感じられる街並みや、綺麗なビーチがが楽しめるエリアもあり、観光客や留学生にとても人気のエリアとなっています。しかしなかには治安の問題が心配という方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、フィリピンを訪れる前に知っておきたい基本情報をまとめて紹介します。

 

1.フィリピンってどんな国?

フィリピンの旗

まずはじめに、最も基本的なフィリピンという国に関する情報を紹介します。

・国名:フィリピン共和国(Republic of the Philippines)
・首都:メトロ・マニラ(Metro Manila)
・人口:1.067億人(2018年)
・面積:約299,400㎢(日本の約8割)
・通過:フィリピン・ペソ
・時差:日本より1時間遅れ
・言語:国語はフィリピノ語、公用語はフィリピノ語及び英語。
・民族構成:マレー系が主体。ほかに中国系、スペイン系及びこれらとの混血並びに少数民族がいる。
・宗教:キリスト教国。国民の83%がカトリック,その他のキリスト教が10%。イスラム教は5%。
・出入国の手続き:
①ビザ
30日間以内の滞在ならビザは不要。31日以上の滞在を希望する場合、59日間有効のツーリストビザを日本のフィリピン大使館や総領事館で取得できる。
②パスポート
フィリピン出国日まで有効であることが条件。
③出入国カード
フィリピンに入国時に提出する書類で、基本的には客室乗務員さんから機内で配られます。

 

2.フィリピンの気候と服装について

フィリピンの気候

フィリピンは熱帯モンスーン気候に属し、年間平均気温は26℃~27℃で推移しています。年間を通じて日本の夏の服装のイメージに加え、行き先や季節によって上に羽織るものが必要です。大まかにいうと乾季、暑季、雨季の3つの季節に分けられています。

・乾季(11月∼2月)
11月からマニラは暑さが増してくるので、日本の真夏の服装のイメージとなります。ショッピングモールなどでは冷房の効きが強いため軽く羽織れる長袖のシャツがあると便利です。
また、セブ島に関しては乾季と雨季の区別がないと言われるほど、常夏のハワイのような感じで一年を通じて気候が安定しています。
バギオは標高1500mに位置し、フィリピンでは避暑地として有名です。乾季の時期は気温が10℃を下回ることもあるので、寒さ対策が必要です。日中の気温は20℃を超えますので体温調整ができる服を準備しましょう。

・暑季(3月∼5月)
暑季の際にバギオへ行くのは、夏の時期に高原リゾートに行くような感じで服を用意すると良いでしょう。半袖に加えて薄手のジャケットやアウターがあると助かります。
マニラやセブ島では真夏の服装になり、紫外線対策やまめに水分補給を行ないながら観光では適度に休憩を取りましょう。

・雨季(6月∼10月)
フィリピンの雨季はスコールに見舞われますので、雨具と言うよりもレインコートの方が実用的になります。暑季同様、夏の服装が基本になりますが雨で身体が冷えないように、長袖のパーカーがあると安心です。

 

3.フィリピンでの生活について

マカシティ

フィリピンは日本と同じアジア圏の国ですが、その生活・文化に関して様々な違いがあります。いざ現地に降り立ってから、その違いに戸惑うことがないように事前の情報収集が大切です。以下ではフィリピンでの一般的な生活について、知っておきたい知識をまとめました。

①チップ

フィリピンにはチップの習慣が残っていますが、欧米諸国と比べると厳しいものではありません。長らく諸外国の統治下にあった国であり、スペインやアメリカなどチップ文化をもつ国の影響を受け自然と根付いたようです。

・ホテル:一般的なホテルで荷物を運んでくれるポーターには、20ペソ程度を渡すことが相場。ただし、いわゆる高級ホテルに泊まるような場合には、50ペソ程度を渡すようにしましょう。係の人が退出する際に直接渡します。また、ルームサービスをお願いした場合やベッドメイキングの係の人に渡す場合も、20〜50ペソ程度のチップが目安となります。

・レストラン:フィリピンのレストランでは多くの場合、飲食代金にサービス手数料が上乗せされたかたちで料金を請求されます。この場合チップを別に支払う必要はありません。ただし、ホテル内や高級レストランで食事をした際は、これは支払いに使用したトレーや机の上に20ペソから50ペソ程度のチップを置いていくようにしましょう。

・タクシー:他の場合と違いタクシーの運転手にチップを渡すことは基本的にありません。あるとすれば、支払いの際に出るおつりを受け取らずにチップとして渡す程度です。

②飲み物

水道水は飲むことができません。ただし歯磨きやシャワーで使う分には問題ありません。市販のミネラルウォーターの購入をおすすめします。また、レストランで提供される無料の水は水道水を使っている可能性が高いので飲まないようにしましょう。

③喫煙

2016年のフィリピン・ドゥテルテ大統領が禁煙宣言により、喫煙ルールが厳しくなりました。 ホテル、レストランなども屋内での喫煙は不可。喫煙所や指定スペースでの喫煙がマストです。

④トイレ

ショッピングセンターやホテル、レストランのトイレはほとんどが洋式です。フィリピンのトイレは水圧が弱いのでペーパーが流せません。流してしまうと紙詰まりになる為、必ずトイレ横に備え付けのゴミ箱に捨てるようにしましょう。

⑤病気

他の東南アジアと同様に、熱帯性の病気が発症する可能性があります。マラリヤやデング熱など、蚊に刺されて感染する病気です。そのため蚊に刺されないよう、虫除けスプレーやクリームは持参するようにしましょう。またフィリピンには野良犬が多数います。狂犬病の恐れがあるので、野良犬には近寄らないようにしましょう。

 

4.フィリピンの治安について

危険

海外に出向くなら、訪れる国の治安情報は誰もが気になるところ。残念ながらフィリピンは、日本と比べると安全な国とはいえません。以下ではフィリピンの治安に関してぜひ知っておいていただきたいことをまとめました。

①スリや置き引き

海外旅行者が特に被害に遭いやすいトラブルが、スリや置き引きです。リュックは背負わず自分の目が届くように前に抱える、貴重品は鞄に入れず専用のポーチなどを使い服の下に携帯するなど貴重品は慎重に保管しましょう。

②ぼったくり

メーターを使わずに法外な運賃を請求するタクシーや、値札を付けず、支払いのときに高額を請求するお土産屋など、ぼったくりの被害もよくあるトラブルです。事前に大体の運賃を確認してから利用するのが良いでしょう。

③麻薬・ドラッグや拳銃のトラブル

治安の悪いエリアでは発砲事件が起こることもあるので、近づかないようにしましょう。バーやナイトクラブなど、お酒の席で麻薬やドラッグを勧められるといったケースもあるようですが、必ず断ってください。現在フィリピンでは麻薬・ドラッグ使用者への厳しい取締が行われています。

 

フィリピンの旅を楽しもう

今回は「フィリピンに行く前に知っておきたい基本情報」と題して、せっかくの旅を楽しむためにぜひとも心に留めておいていただきたい情報を厳選して紹介致しました。皆様の旅が、一生の宝物になるような素敵なものになることをお祈りしています。
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