【フィリピン】海外旅行で避けるべき危険エリアと対策まとめ

 

フィリピン 女子旅女子旅に人気の東南アジアですが、数々の魅力的な観光スポットが集まる国として知られるのがフィリピンです。しかし、日本とは異なる環境のため不安に思う人も多いことでしょう。
そこで、フィリピンを安全に観光するために知っておきたい避けるべき危険エリアや対策についてまとめてみました。ぜひ海外旅行の参考にしてみてください。
なお、新型コロナウイルスの影響により、現在多くの国や地域で入国制限が行われています。渡航を計画中の方は事前に当該国の入国制限を確認し、現地で施行中の規制や条例を遵守するようにしましょう。

 

1.フィリピンってどんなところ?

まずはじめに、最も基本的なフィリピンという国に関する情報を紹介します。

フィリピン 国旗

【国名】フィリピン共和国 (Republic of the Philippines)
【首都】マニラ
【人口】109,581,000人 (13位)
【面積】299,404㎢ (70位)
【通貨】フィリピン・ペソ (PHP)
【民族構成】主にマレー系であり、その他に中国系、スペイン系、これらの混血と少数 民族が存在する。
【宗教】カトリックが83%、その他のキリスト教が10%。 イスラム教は5%
【時差】日本とマニラとの時差は、1時間です。日本の方が、1時間進んでいます。サマータイムは実施しています。
【言語】国語はフィリピノ語、公用語はフィリピノ語及び英語。

 

2.フィリピンの治安は?

フィリピン 夜景

まずはフィリピン全体の治安について最近の傾向をご紹介します。
フィリピンは、20年ほど前は都市部でもドラッグや麻薬関連の事件が多く報道されている国でした。発展途上国ということもあり、多くの日本人は治安が悪いというイメージを持っているでしょう。しかし現在は大部分が改善されていますし、特に日本人の多いセブ島はリゾート地として世界的に人気を集めています。特にドゥテルテ大統領が就任してからは、政府の治安対策が一層強化されました。
ただし全てのエリアで必ずしも安全とは言い切れず、トラブルに遭ってしまう可能性もあるため、現地の最新情報を収集することが重要です。

3.フィリピンの危険エリア

(1)空港

マニラ空港

フィリピンのマニラ空港は、「世界で最悪のターミナル」に選ばれたことがある悪名高き空港です!施設の老朽化や利便性の悪さに加え、空港職員のサービスの悪さ、空港タクシーのぼったくりなどの評判の悪さが原因のようです・・。
空港内でも荷物の盗難や空港職員による恐喝などが見られるので、十分注意してくださいね。
空港内で、話しかけてくる人間はボッタくりの可能性が極めて高いので、毅然とした態度で無視してください。

 

(2)公共交通機関(ジプニーなど)

フィリピン ジプニー

とくにジプニーと呼ばれる乗り合いバスは注意が必要です。
1人が小銭などをばらまいて、拾わせている間に、もう一方が財布や携帯電話を盗るといった手口があり、日本人旅行者も被害にあっています。
また、熟練のスリはジプニーターミナルでカモを探し、カモを見つけたらカモと一緒にジプニーに乗り、自然に隣に座ります。ジプニーターミナルではジプニーのお客が満員になるまで出発しないため、余計にスリがわかりにくいです。

(3)スラム街(スモーキーマウンテン)

スモーキーマウンテン

マニラにはスモーキーマウンテンと言われるスラム街が存在します。
怖いもの見たさ、冒険心で足を運ぶのはおすすめしません。
スラム街と呼ばれる地域であっても、彼らにとっては生活の場。自分の家を、興味本位で土足で踏み込まれたらどんな気持ちになるか、、、想像に難くないと思います。
何か目的があってどうしても行かなければならないなら、ツアーを利用するなど安全対策に気をつけてくださいね。そこで何があってもだれも責任をとってくれません。子どもたちのかわいい笑顔が忘れられないのも事実ですが、軽はずみな気持ちで来てはいけない場所です。

 

4.旅行を楽しむための安全対策

(1)ジプニーには乗らない

フィリピン 路上

「ジプニー(jeepny)」とは、フィリピン全土で普及している乗り合いのタクシーです。現地では「ジープニー」や「ジープ」とも呼ばれています。日常的にジプニーを利用しているフィリピン人でさえ、乗車中に被害に遭う事件が頻発しているので、利用は極力控えましょう。
またバイクタクシーなどもあるのですが、交通事情の良くないフィリピンでは事故にあうこともありますので絶対にやめましょう。レンタルWi-Fiーなどでネット環境を整え、UberやGrabなど配車アプリを利用するのがおすすめです。

(2)タクシーに乗ったら鍵を閉める

タクシー

タクシーの中でも油断は禁物です。マニラやセブ島の安全な地域でも、信号待ちの交差点などで一瞬のスキをついて、タクシーのドアを開け荷物を強奪する事件が多発しています。運転手がカギをロックしてくれないことも多いので、タクシーに乗ったら自分で必ず確認する癖をつけましょう。

(3)強盗に遭ったら逆らわずに現金を差し出す

犯罪者

万が一、不幸にも強盗にあった場合は、決して逆らわずに現金を差し出してください。金目のものが目的なので、あきらめて持っているものを差し出せば走って逃走するパターンが多いです。特に凶器を持って脅された時は、絶対に抵抗などせずに荷物はあきらめます。
強盗をするような人に常識的な道徳心はありません。思い通りにいかなければ平気で攻撃してきます。過去には財布を盗られそうになった韓国人留学生が、犯人に抵抗したために射殺されたケースもありました。

(4)睡眠薬強盗にも注意

睡眠薬強盗

銃器で脅すという強盗だけでなく、睡眠薬を使ってくるパターンもあります。
手口としては、観光地やショッピングモールなどで声をかけてきて、食事に誘い、食べ物や飲み物に睡眠薬を盛って、意識がなくなったところで金品を奪うというやり方。
明るく声をかけてくる親切なフィリピン人もいますが、知らない人について行かないのは絶対ですね!!

(5)華やかなアクセサリーは付けない

観光客

日本のようにあまり華やかな恰好をしているとすぐに旅行者だとわかって狙われてしまうかもしれません。特にネックレスなどの貴金属類は極力つけないようにしたほうが良いかも。
ブランドバッグや紙袋をもっていると「お金持ちだ!」と広告を背負って歩いているようなもの。普段派手な洋服を好む方は気を付けてくださいね。
なるべく現地に馴染むようなカジュアルな恰好を心掛け、荷物も少なめにお出かけしましょう!

フィリピンを安全に楽しもう!

フィリピン ビーチ

いかがだったでしょうか。今回は「【フィリピン】海外旅行で避けるべき危険エリアと対策まとめ」と題し、危険なエリアや、現在の治安状況をご紹介しました。ぜひこの記事を参考にフィリピンへの旅を安全に楽しんでくださいね。

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