ベリーズの治安は?ベストシーズンは?海外旅行準備で知りたいベリーズの基本情報まとめ

ベリーズは中央アメリカにある小さな国です。東にカリブ海が広がり、マリンスポーツを楽しむことができます。内陸部の亜熱帯森林には数々の動物が生息し、動物園やエコツアーで珍しい動物たちに出会えます。さらにベリーズは、かつてマヤ文明の中心となったこともあり、20個以上のマヤ遺跡もある、とてもみどころの多い国で海外旅行先として、近年人気になってきています。しかしいざ訪れるとなれば聞きなれないベリーズに行くには現地の治安や安全が気になるところ。そこで今回は、ベリーズを訪れる前に知っておきたい基本情報をまとめて紹介します。

 

ベリーズってどんな国?

ベリーズの国旗

まずはじめに、最も基本的なベリーズという国に関する情報を紹介します。

・国名:ベリーズ(Belize)
・首都:ベルモパン
・人口:38.31万 (2018年)
・面積:2万2966km2(四国よりやや大きい)
・通貨:ベリーズ・ドル(BZ$)
・時差:日本の-15時間
・言語:英語、スペイン語も通じる
・民族構成:メスティーソ49%、クレオール25%、マヤ系先住民11%、ガリフナ6%、その他9%。
・宗教:カトリック40%、プロテスタント32%、その他マヤ系、ガリフナ系など多数。
・ビザ:観光目的で入国する日本国民は30日以内の滞在であればビザは不要。

 

ベリーズの気候と服装について

ベリーズの夕焼け

ベリーズは亜熱帯気候に属しており、一年を通じて気温の変化が少ないのが特徴です。海に囲まれているため、湿度が高く日中は気温が高くなります。一方貿易風の影響を受け、夕方から夜半にかけては比較的すごしやすいです。特に島では絶えずさわやかな海風が吹いています。ベリーズの気候は雨季(5月~10月)と乾季(11~4月)の2つに分けられます。カリブ海特有のハリケーンは6~9月に集中しているので、旅行の際は注意しましょう。ベストシーズンは、スコールや蚊に悩まされることの少ない乾季がおすすめ。
ベリーズでの服装は年間を通じて夏服で過ごせます。ただし、ジャングル遺跡を訪ねる際は虫刺されや木の枝などで怪我をしないよう、薄手の長袖シャツや履きなれた運動靴があると安心です。また、日焼け防止グッツも持っていくと良いでしょう。雨季に訪れるのなら携帯用のレインコートや傘は必需品です。

 

ベリーズでの生活について

ベリーズの屋台

ベリーズは日本と遠く離れたところに位置する国というだけあって、その生活・文化に関して様々な違いがあります。いざ現地に降り立ってから、その違いに戸惑うことがないように事前の情報収集が大切です。以下ではベリーズでの一般的な生活について、知っておきたい知識をまとめました。

・チップ
タクシー:基本的には必要ない。
レストラン:レシートにサービス料として記されている場合は必要ありませんが、料金の10%程度が一般的。庶民的な簡易食堂では必要ないです。
ホテル:ポーターに荷物を運んでもらったり、ルームサービスを頼んだ場合はUS$1程度渡すようにしましょう。
ツアーやアクティビティ:ツアーガイドにはツアー代金の10%かUS$5程度です。

・マナー
教会の見学:教会など宗教施設へ入る際は信仰の場であることを十分に配慮しましょう。内部では脱帽し、タンクトップや短パンの類は避けたほうがよいです。飲食物の持ち込みは基本的に禁止されています。
写真撮影:マヤ系住民の人は一般的に写真を撮られることを嫌うので、許可を得てから撮るようにしましょう。またガリフナ族の人のなかには写真撮影にチップを要求してくる人もいるので、注意が必要です。

・水
基本的にホテルやレストランで出される水は、飲料用の水を使用しているので安全です。しかし市場などの簡易食堂で食事をする場合などは、安全のためにミネラルウォーターを飲むようにしましょう。特に氷は殺菌処理されていない場合が多いので注意。
トイレは水圧が低いため下水管が詰まりやすくなっています。そのため便器の脇にくず籠が置いてある場合は、使用後のトイレットペーパーを便器に流さずに、その籠に入れるようにしましょう。

・電気
電圧は110V、周波数は60Hzです。コンセントプラグの形状は日本と同じ(Aタイプ)ですが、電圧が不安定なため、日本の電気器具利用には変圧器を利用したほうがよいです。

 

ベリーズの治安について

ベリーズの夜の街

海外に出向くなら、訪れる国の治安情報は誰もが気になるところ。残念ながらベリーズは、日本と比べると安全な国とはいえません。外務省のデータによると、ベリーズの犯罪発生件数は非常に多く目立ち、その中でも殺人事件は最も多く年間150件以上の発生が確認されています。以下、ベリーズを旅行する際に最低限気をつけたいポイントをまとめました。

・タクシーのぼったくり
タクシーは料金メーターがないものが多いため、乗車前に行先と料金を確認してから乗る必要があります。日本人でも過去に法外な料金を請求された事例があります。タクシーを利用する際は、相場を事前に確認し、ホテルやタクシー乗り場に待機しているタクシーを利用するようにしましょう。

・バスターミナルで人と喋らない
ベリーズのバスターミナル周辺は治安があまりよくありません。バスターミナルに到着した時に、安い宿を紹介するなどと言ってついて行くと、途中の路地で複数の男性に囲まれるという事例もあります。クレジットカードや現金を盗まれてしまうという被害があるため、バスターミナルで話しかけてくる人には警戒してください。

・一人で出歩かない
ベリーズの街を歩く際は一人で出歩くことは避けるようにしましょう。特にベリーズシティでの犯罪発生件数は年間150件以上であり、昼夜問わず危険なエリアもあるため、特に女性は軽犯罪や性犯罪の被害に遭う恐れもあり注意が必要です。

 

ベリーズのおすすめ観光スポット

ラマナイ遺跡(1)ラマナイ遺跡

マヤ語で「海面下のワニ」という意味を持ち、ベリーズのオレンジウォーク郡のニューリバー川沿いにある遺跡である。紀元前に造られた33mのピラミッド神殿で、当時のマヤで最大級だと伝えられています。巨大な石の人面像があるマスク寺院が有名です。周囲には広大な森林が広がり、敷地内ではベリーズの国鳥であるトゥカンや国花ブラック・オーキッドなどを見ることができます。

(2)アクトゥン・トゥニチル・ムクナル洞窟

通称ATMと呼ばれる、この洞窟。観光ツアーに参加するのがおすすめです。1時間ほどのトレッキングから始まり、道中いくつかの川を越えていきます。観光ガイドが日本では見られないゴムの木、絞殺しの木などを紹介し、説明してくれるので飽きることはありません。ジャングルトレッキングの後、およそ3時間くらいかけて洞窟の中を探検します。

 

ベリーズの旅を楽しもう

いかかでしたか?今回は「ベリーズに行く前に知っておきたい基本情報」と題して、せっかくの旅を楽しむためにぜひとも心に留めておいていただきたい情報を厳選して紹介致しました。ベリーズを訪れる際に参考にしていただければと思います。
皆様の旅が、一生の宝物になるような素敵なものになることをお祈りしています。
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