ケニアで楽しみたい名物グルメ8選

野生動物の宝庫、ケニア。
赤道直下にありながら標高が高いために年間を通して過ごしやすい気候が特徴で、世界各国から多くの観光客が訪れています。
ケニアというと希少な動植物や雄大な自然が魅力的ですが、せっかく海外を訪れるのなら、現地の“食文化”も楽しみたいですよね!そこで今回はケニアで食べたいおすすめのグルメをご紹介します。

 

(1)ウガリ(Ugali)

ケニア、ウガリ

ケニア人にこよなく愛される、ケニアを代表する家庭料理のひとつが「ウガリ」。「ウガリ」はメイズ(トウモロコシ)やキャッサバなどの穀物の粉を練って作ります。穀物の粉とお湯を練るだけという非常に単純な作り方ではあるものの、練っていくうちにどんどん重くなっていくのでかなり力が必要だとか。「ウガリ」自体はほぼ無味なので、それだけで食べられることはあまりなく、基本的にはスープや野菜と一緒に食べられています。
ケニア人は皆「ウガリ」が大好きでどの家庭の食卓にも登場します。ケニア人によれば「ウガリ」は、「どんな主食よりも腹持ちが良い」「健康に良い」「栄養価が高い」「身体が強くなる」「勉強に集中できる」「農作業がはかどる」など非常に多くの長所を持つ万能食。これらが本当かどうかはぜひ実際に食べて判断してみてください!

 

(2)ピラウ(Pilau)

ケニア、ピラウ

ケニアで親しまれている「ピラウ」は、日本でいうところの「ピラフ」。少し意外かもしれませんがケニアでもお米はよく食べられており、地域によってはコシヒカリが生産されているところもあるくらいなんです。
「ピラウ」の味付けは特に決まったものはなく、家庭やお店ごとに様々な味わいを楽しむことができます。トマトを混ぜたり、お肉を混ぜたり、お魚とスパイスを混ぜたりと、とてもバリエーション豊富なのでぜひ自分のお気に入りの具材や味付けを見つけてみてくださいね。

 

(3)ニャマチョマ(Nyama Choma)

ケニア、ニャマチョマ

スワヒリ語で「ニャマ」は“肉”、「チョマ」は“焼く”、つまり「ニャマチョマ」はケニア風の焼肉のことを指します。
ケニアで一般的に食べられるお肉は、牛肉、鶏肉、ヤギ肉です。最近では豚肉やウサギ肉もブームになっており、提供するお店が増えてきました。しかしせっかくケニアを訪れたのなら、伝統的にケニアの人々に親しまれている「ヤギ肉のニャマチョマ」をいただくのがおすすめです!
焼肉といっても日本のそれとはずいぶん様子が違い、「ニャマチョマ」の場合はキロ単位に大きく切ったお肉の塊を炭火でじっくりと焼いていきます。味付けは多くの場合塩だけなので、お肉の旨味がダイレクトに口の中に広がります。
「ニャマチョマ」は庶民的な料理なので、ケニアの至る所で食べることができます。しかし注文の仕方や食べ方が少し独特なので、こちらではおすすめの方法を紹介します。まず「ニャマチョマ」を注文する際は、席に座ったままでもいいのですが、せっかくならオープン式のキッチンの前に行って自分の目でお肉を選びましょう。色々な大きさや部位があるので、シェフと相談しながらとっておきのものを選んでみてください。注文したお肉が炭火で焼かれ始めたのを確認したら席に戻って待ちましょう。20~40分ほど待っていると、こんがりと焼きあがった「ニャマチョマ」はまな板皿の上に置かれて席まで運ばれてきます。そして自身で焼き具合のチェックを行うと、ウェイターがお肉を一口サイズに切り分けてくれます。お肉は基本的に手づかみで、豪快にいただきましょう!

 

(4)チャパティ(Chapati)

ケニア、チャパティ

「チャパティ」とはインドをはじめとするアジア圏で主食として食べられている平べったいパン。ケニアでも家庭料理として浸透しており、主食やおやつとして親しまれています。「チャパティ」の作り方はとてもシンプルで、生地はチャパティ粉(小麦粉の一種)と水のみで作られています。非発酵のパンなので手間もかからず、思い立ったらすぐに作って食べることができるのも魅力的。生地ができたら、バターや油をつけて焼く!これで「チャパティ」のできあがりです。
口に含んだ瞬間に広がるほのかな甘みとバターの旨み…子どもからお年寄りまでどんな世代にも愛される食べ物であることがおわかりいただけると思います。以上のようにとてもシンプルな「チャパティ」ですが、シンプルだからこそチャパティ粉や水、バターの種類や量によって味にかなりの差ができます。ケニアを訪れた際にはお気に入りの味を探してみるのも楽しいかもしれません。

 

(5)カランガ(Karanga)

ケニア、カランガ

「カランガ」は、日本でいえば肉じゃが、ヨーロッパでいえばビーフシチューに相当する料理。ケニアの万能調味料ロイコをベースに、牛肉やトマト、玉ねぎ、じゃがいもを煮込んで作られています。ロイコは日本でいうところのコンソメのようなもの。ケニアの様々な家庭料理に使われており、“どんな料理でもロイコを入れればケニア料理になる”と囁かれるほどだとか。
しかし「カランガ」を含めロイコを使った料理の多くは、見た目から想像するより薄味なので、自分の好みに合わせて塩を加えて食べることも多いそうです。「カランガ」はお店によってパクチーを追加してくれるところもあるので、パクチー好きの方はぜひそのようなお店にも足を運んでみてください。また、上記の「チャパティ」との相性が抜群なので、ぜひ合わせて食べてみてくださいね。

 

(6)サマキ(Samaki)

サマキケニアでは魚料理を総称して「サマキ」と呼びます。海沿いに位置する地域では「サマキ」がよく食べられます。内陸部では湖で獲れるナイルパーチという白身魚を食べます。ナイルパーチは日本にも白身魚として普及しているので、馴染みのある味がケニア風味で食べられます。
魚は肉よりも高い贅沢品のため頻繁には食べらません。料理のバリエーションは、油で揚げたり揚げた魚をトマトベースで煮込むくらいで非常に少ないです。

 

(7)ギゼリ(Githeri)

ケニア、ギゼリ

「ギゼリ」はケニアの代表的な豆料理で、ケニアの代表的なローカル食の一つです。もともとはバンツー族キクユ族の食べ物でしたが、今ではケニア全土で広く食べられています。「ギゼリ」は料理としては至ってシンプルで、豆とトウモロコシを塩で味付けして煮込んだシチューのようなもの。トウモロコシは日本ではなかなか手に入らない白くてかたい種類のもの(メイズ)を使うことが多く、なかなか歯ごたえがあるのが特徴です。
「ギゼリ」単体でも食べられますが、お米や「チャパティ」と一緒に食べるとさらに美味しいので試してみてくださいね。

 

(8)スクマウィキ(Sukumawiki)

スクマウィキ青汁で使われるケールの葉のことです。細かく刻み、しんなりする程度に炒めます。主食の1つであるウガリとセットで食べるのが一般的です。
レストランなどでは何か頼んだら一緒に出てくることも多くあります。野菜市場のいたるところでおばちゃんたちが切り刻んでおり、刻まれた状態で買うことができます。安価でどこでも手に入る野菜のため、名前には「これで一週間乗り切ろう!」という意味が込められています。

 

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Ooohがこれまでに提供したケニアのおすすめのプライベートプランをご紹介します。

 

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ケニアのグルメを楽しもう!

いかがでしたか?今回はケニアのおすすめグルメを8つご紹介しました。様々な文化の影響を受けて今日まで発展してきた絶品グルメをぜひ味わってみてくださいね。
Ooohでは、皆様一人ひとりのご要望に合わせた旅のプラン作りのお手伝いをさせていただいております。些細なことでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください。

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