エキゾチックな雰囲気を楽しめる、パワフルでディープな国、タイ。
世界遺産や寺院観光、ナイトマーケット、マッサージ、そして美味しいグルメに至るまで、タイには心奪われる新鮮な体験が盛りだくさんです。
そこで今回は、あまり海外旅行に慣れていないという方でも安心して楽しめる、タイの観光地やグルメ、アクティビティをご紹介!ぜひ旅の参考にしてみてくださいね。
1.タイに行くなら知っておきたい!タイの基本情報
まずは、タイを訪れるなら押さえておきたい基本情報と気候に関する情報をご紹介。
(1)タイの基本情報
正式名称:タイ王国(Kingdom of Thailand)
首都:バンコク(Bangkok)
人口:約6,304万人
面積:約51万4,000平方キロメートル
言語:公用語はタイ語
通貨:通貨単位はバーツ、換算レートは1バーツ=約3.5円(2022年2月現在)
時差:日本より2時間遅れ。日本が正午のとき、タイは午前10時。
国旗:上下左右相称のトライロンガとよばれる3色旗。白は以前採用されていた白象の代わりで、赤は国民、青はチャクリ王朝を表している。
(2)タイの気候と服装
国土のほとんどが熱帯のモンスーン気候。基本的には毎日最高気温が30〜35℃の暑い日が続きます。服装は日本の夏服を準備すれば問題ありません。以下ではバンコクの気候についてもう少し詳しくみてみましょう。
タイは日本のような四季ではなく、一年を3つの季節に区分する三季となっています。3つの季節とは、猛暑の季節である暑季、雨が多い雨季、雨が降らない乾季です。
バンコクの暑季は2月中旬〜5月中旬。朝から晩まで暑い日が続き、最高気温は40℃くらいになります。地元の方々も長時間にわたって外を歩くことは少ないため、観光プランも日差しに注意して選びましょう。服装は半袖・短パンなど涼しい格好が望ましいですが、屋内、特に空港は冷房が効いているのでカーディガンなど羽織るものは必須です。
バンコクの雨季は5月中旬〜10月中旬。毎日のように雨が降ります。ただし日本の梅雨時のように長々と降る雨ではなく、大体1時間ほどで止むスコールと呼ばれる雨です。服装は半袖・短パンなどが適していますが、足元は雨に濡れてもいいようにサンダルを履いておくと安心。傘やカッパなどの雨具は必須です。
バンコクの乾季は10月中旬〜2月中旬。一年のうちで最も過ごしやすい季節です。ただし日によっては20℃を下回ることがあり、暖房設備の発達していないタイでは肌寒く感じることもあるので注意が必要。服装は半袖・短パンを基本として、朝晩に羽織ることのできる薄手の上着や長ズボンを持っていくとよいでしょう。
2.初めてのタイ旅行でおすすめの観光地・アクティビティ5選
(1)大寺院(バンコク)
バンコクの三大寺院として知られる「ワット・プラケオ」「ワット・ポー」「ワット・アルン」は、歴史好きの方にはぜひ訪れていただきたいスポット。
“エメラルド寺院”の通称で知られる「ワット・プラケオ」は、1782年にラーマ1世が現在の王朝であるチャクリー王朝を開いたときに護国寺として建てた寺院で、タイで最も美しくきらびやかな寺院ともいわれています。
“涅槃寺”として親しまれている「ワット・ポー」は、涅槃仏とタイ古式マッサージで有名。ラーマ3世によって造立された涅槃仏は、全長46m、高さ15m。仏像の足の裏には、仏教の世界観を現した108の図が、美しい螺鈿細工によって描かれています。
“暁の寺”の異名をもつ「ワット・アルン」は、アユタヤ時代に建立され、トンブリー王朝時代に第一級王室寺院となりました。夕暮れ時にはチャオプラヤー川に映る幻想的な景色を見ることができます。
(2)ワット・パクナム(バンコク)
アユタヤ時代に創設された歴史ある王室寺院、「ワット・パクナム」。
閑静な寺院の中に足を踏み入れ、最上階まで上がるとアートのような仏陀の生涯図の天井画が目に飛び込んできます。タイの他のワットとは一線を画す世界観は、息をのむほどの美しさ。まさに一生に一度は訪れてみたい空間です。
2021年には、瞑想の姿勢としては世界で最も高いといわれている高さ69mのブロンズでできた黄金の仏像も完成しました。
(3)コムローイ祭り(チェンマイ)
タイ陰暦の12月に当たる、10月〜11月の満月の夜に開催される仏教のお祭り、「コムローイ祭り」。
コムローイと呼ばれるランタンを空に放ち、ブッダへの感謝の気持ちを示すお祭りです。無数のコムローイが美しい光を放ちながら空に浮かぶ景色は幻想的かつ神秘的。映画『塔の上のラプンツェル』のワンシーンのモデルにもなったといわれる絶景です。
(4)ダムヌンサドゥアック水上マーケット(バンコク)
バンコクから車で2時間ほどのところに位置する、「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」。
かつて水運の縮小と運河の開発などから、その数が激減していた水上マーケットを、なんとか保存しその文化とともに後世に伝えようと新たに開発されました。小さな運河沿いにお土産や食べ物などのお店がひしめき合う光景は圧巻。現地で申し込める手漕ぎのボートツアーに参加すれば、ボートのうえでショッピングが楽しめたり、本格的なタイ料理を味わえたりと貴重な体験ができます。
(5)ピピ島(プーケット)
プーケットからスピードボートで約1時間のところにある「ピピ島」は、6つの島からなる諸島。
エメラルドグリーンに輝く海はシュノーケリングにもってこいのスポットで、たくさんの魚たちを目にすることができます。1日でいくつもの島を巡ることができるアイランドホッピングツアーがおすすめです。
3.初めてのタイ旅行でおすすめのグルメ5選
(1)トムヤムクン
世界三大スープのひとつに数えられる、タイの伝統料理トムヤムクン。
「トム」は“煮る”、「ヤム」は“混ぜる”、「クン」は“えび”を意味していることからもわかる通り、コク深いえびのスープです。スープにはパクチーやレモングラス、バイマックルー(こぶみかんの葉)など、さまざまなハーブやスパイスが入っているので、酸味・辛味・甘味を兼ね備えた複雑な味わいが楽しめます。
また、トムヤムクンに麺を入れたトムヤムクンヌードルも人気で、専門店もあるのでぜひ足を運んでみてくださいね。
(2)パッタイ
「センレック」と呼ばれる細麺を炒めたタイ風の焼きそば、パッタイ。
具材はエビやもやし、ニラ、卵、干しエビ、厚揚げなどで、ナンプラー、醤油、パームシュガーで味付けされています。タイ料理といえばとにかく辛い!というイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、パッタイは辛さがなく、食べやすいので外国人観光客にも人気の一品。街の至る所でパッタイ専門の屋台にお目にかかれますので、ぜひ食べてみてくださいね。
(3)ゲーンキャオワーン(グリーンカレー)
日本ではグリーンカレーとして親しまれているタイ料理、ゲーンキャオワーン。
タイにはレッドカレー、イエローカレーなどさまざまなものがありますが、グリーンカレーはそのなかでも最も有名なものです。生のハーブを使うことで写真のように綺麗な緑色に仕上がります。また、ココナッツミルクが使用されているため、濃厚な甘さがあり、唐辛子の辛さと絶妙なハーモニーを奏でています。
(4)パットガパオムー
タイの地元民に親しまれている国民食、パットガパオムー。
作り方はシンプルで、唐辛子とニンニクを油で炒めた後に、豚ひき肉とインゲンを加え、ナンプラーや砂糖で味付けをします。最後に生のバジルを加えて軽く炒めたら完成です。パットガオムーは屋台、レストランを問わずどこでも食べることができますが、人気があり回転の速いお店がおすすめ。またカイダオと呼ばれる目玉焼きもパットガパオムーには欠かせないトッピングなので、ぜひそちらも一緒に頼んでみてくださいね。
(5)ガイヤーン
タイの東北部イサーン地方発祥の料理、ガイヤーン。
「ガイ」は“鶏”、「ヤーン」は“あぶり焼き”を意味しています。ナンプラーやニンニクなどで味付けをした鶏肉を、炭火でじっくりと焼くので余分な脂が落ち、皮はパリパリ、中身はしっとりとして日本人の口に合う人気のタイ料理です。
4.Ooohおすすめのプライベートツアー
Ooohがこれまでに提供したタイのおすすめのプライベートツアーの一部をご紹介します。
タイ旅行を楽しもう!
いかがだったでしょうか。今回は「【タイ】初めての海外旅行で訪れるべき観光地・グルメ・アクティビティまとめ」と題し、タイでおすすめのスポットやグルメをご紹介しました。ぜひタイへの旅を思う存分楽しんでくださいね。
Ooohでは、皆さま一人ひとりのご要望に合わせた旅のプラン作りのお手伝いをさせていただいております。些細なことでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください。
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