ダナキル砂漠

Danakil Depression

カテゴリ アフリカ, エチオピア
アフリカエチオピア

エチオピア北東部に位置するダナキル砂漠(Danakil Desert)は、世界で最も過酷な環境のひとつとして知られています。極端な高温、活発な火山活動、塩の大地、酸性の温泉など、地球の壮大な地質活動を間近で感じることができるこの砂漠は、まるで異世界のような景観を誇ります。

本記事では、ダナキル砂漠の特徴や見どころ、訪れる際のポイントについて詳しく紹介します。


ダナキル砂漠の概要

ダナキル砂漠は、エチオピア、エリトリア、ジブチにまたがる地域に広がっており、エチオピア側にあるアファール盆地(Afar Depression)がその中心となっています。標高は海抜100メートル以下の場所も多く、一部は地球上で最も標高の低い陸地のひとつとされています。

この地域の特徴は、

  • 気温が年間を通して40℃以上に達することが多い

  • 活発な火山活動が見られる

  • 塩湖や硫黄泉など、多様な地質現象が存在する といった、極端な自然環境です。


ダナキル砂漠の主な見どころ

1. ダロル火山(Dallol Volcano)

ダナキル砂漠を訪れる最大の理由のひとつが、ダロル火山です。この火山は、世界で最も標高の低い陸上火山(標高約−48メートル)として知られており、そのカラフルな地熱地帯が特徴です。

ダロルの地表には、黄、緑、オレンジ、赤などの色鮮やかな鉱物が広がり、まるで地球外の惑星のような景観を作り出しています。この色彩は、硫黄、酸化鉄、塩などの鉱物が高温の地熱活動によって化学反応を起こすことで生まれます。

しかし、この地域は強い毒性を持つガスが発生するため、慎重な行動が求められます。

2. エルタ・アレ火山(Erta Ale)

エルタ・アレ火山は、エチオピアで最も活発な火山のひとつであり、「地獄の門」とも呼ばれる溶岩湖を持っています。この溶岩湖は世界でも数少ない恒常的な溶岩湖のひとつで、赤く煮えたぎるマグマが絶え間なく流動する光景は圧巻です。

エルタ・アレ火山へのトレッキングは、夜間に行われることが多く、暗闇の中で輝く溶岩湖の神秘的な光景を体験できます。

3. アサル湖(Lake Assal)と塩の平原

ダナキル砂漠には、塩湖や塩の平原が広がっており、特に有名なのがアサル湖です。この湖は、エチオピアとジブチの国境近くに位置し、アフリカで最も標高の低い湖(海抜−155メートル)です。

ここでは、地元のアファール族が伝統的な塩の採掘を行っており、ラクダのキャラバンが塩を運ぶ姿を目にすることができます。彼らは何世紀にもわたり、この地域の過酷な環境の中で塩を採取し、交易に利用してきました。

4. 硫黄泉と奇岩地帯

ダナキル砂漠には、沸騰する硫黄泉や奇岩が点在し、異世界のような風景を作り出しています。これらの地形は、プレートの境界に位置するダナキル地帯が、地球内部の活動によって常に変化している証でもあります。


ダナキル砂漠の過酷な環境

ダナキル砂漠は、地球上で最も過酷な場所のひとつとして知られています。年間を通して気温が40℃を超える日が多く、夏には50℃を超えることもあります。水や食料の確保が難しいため、訪れる際にはしっかりとした準備が必要です。

また、地熱活動による有毒ガスや硫黄の臭いが強い場所もあるため、マスクを持参するのが望ましいでしょう。


訪れるベストシーズンとアクセス

ダナキル砂漠を訪れるのに最適な時期は、比較的気温が下がる乾季(11月〜2月)です。この時期でも日中の気温は高いため、暑さ対策が必須です。

アクセス方法としては、エチオピアの首都アディスアベバから国内線でメケレ(Mekele)へ移動し、そこからツアーに参加するのが一般的です。ダナキル砂漠は非常に危険な環境であるため、個人での訪問は推奨されず、必ず現地ツアーに参加する必要があります。


観光の注意点

  1. ガイド付きツアーを利用する:ダナキル砂漠は過酷な環境のため、経験豊富なガイドとともに移動するのが必須です。

  2. 水分補給を徹底する:高温のため、脱水症状にならないように十分な水を持参しましょう。

  3. 適切な服装を準備する:長袖、帽子、サングラス、日焼け止めを用意し、直射日光を避ける対策をしましょう。

  4. 有毒ガスに注意:ダロル火山周辺では有毒ガスが発生することがあるため、マスクを持参するのがおすすめです。

  5. 現地の文化を尊重する:アファール族の生活に配慮し、写真撮影の際には許可を取るようにしましょう。


まとめ

ダナキル砂漠は、極端な環境と壮大な自然が織りなす、地球上で最も異世界のような場所のひとつです。ダロル火山のカラフルな地熱地帯、エルタ・アレ火山の溶岩湖、広大な塩の平原など、他では決して見ることのできない景観が広がっています。

過酷な環境の中にあるこの驚異の地を訪れることで、地球のダイナミックな姿を目の当たりにし、人間の生きる世界の小ささを実感することができるでしょう。冒険好きの旅行者にとって、ダナキル砂漠は一生に一度は訪れるべき究極の旅先です。

基本情報

地図

その他のスポット

  • エチオピア 世界遺産の街ゴンダールにある史跡ファジル・ゲビ

    ゴンダール

    アフリカエチオピア

    エチオピア北部に位置するゴンダール(Gondar)は、かつてエチオピア帝国の首都として栄えた歴史的な都市です。17世紀にファシリダス帝によって建設されたこの都市は、「アフリカのカンブリア」とも呼ばれ、王宮群や教会、要塞などの歴史的建造物が数多く残っています。

    本記事では、ゴンダールの歴史や見どころ、訪れる際のポイントについて詳しく紹介します。


    ゴンダールの歴史

    ゴンダールは、1636年にエチオピア皇帝ファシリダス(Fasilides)によって首都として建設されました。それ以前、エチオピアの王宮は各地を移動する遊牧的なスタイルでしたが、ファシリダス帝はこの地に恒久的な首都を築き、ゴンダールはエチオピアの政治・宗教・文化の中心地として発展しました。

    17世紀から18世紀にかけて、歴代の皇帝によって次々と城や宮殿が建設され、その壮麗な建築様式はゴンダール様式(Gondarine Architecture)と呼ばれる独特の様式を生み出しました。現在でも当時の建築物が良好な状態で残されており、ユネスコ世界遺産にも登録されています。


    ゴンダールの見どころ

    1. ファシリダス城(Fasil Ghebbi)

    ゴンダール最大の観光スポットが、ファシリダス城を中心とする王宮群(Fasil Ghebbi)です。この城は、エチオピアの歴代皇帝の宮殿として使用され、ヨーロッパとアフリカ、さらにはインドの建築様式が融合した独特のデザインが特徴です。

    城内には、ファシリダス帝をはじめ、その後の皇帝たちによって建設された複数の建物が点在し、

    • ファシリダス宮殿(ゴンダール様式の代表的な建築)

    • イヤス1世の宮殿(装飾が美しい)

    • バクラ・ギヨルギス宮殿(宗教的な要素が強い) など、見応えのある遺構が残っています。

    2. デブレ・ベルハン・セラシエ教会(Debre Berhan Selassie)

    ゴンダールで最も美しい教会として知られるのが、デブレ・ベルハン・セラシエ教会です。この教会は18世紀に建設され、天井に描かれた数十体の天使の顔が特徴的なフレスコ画が特に有名です。

    このフレスコ画は、エチオピア正教の伝統を色濃く残しており、キリスト教美術の傑作とされています。内部には聖書の物語を描いた壁画も多く、訪れる人々に深い印象を与えます。

    3. ファシリダスの浴場(Fasilides’ Bath)

    ファシリダスの浴場は、皇帝ファシリダスが儀式や祭典の際に使用したとされる巨大な浴場です。現在もエチオピア正教の祝祭「ティムカット(Timkat)」の際には、ここで聖水を満たして水浴びの儀式が行われます。

    通常は水が抜かれた状態ですが、ティムカットの時期には満たされ、多くの信者たちが儀式に参加する神聖な場所となります。

    4. クスカム修道院(Kuskuam Complex)

    クスカム修道院は、18世紀に皇后メンテワブによって建設された修道院で、ゴンダール王朝時代の貴族たちの霊廟が残っています。静かな場所にあり、ゴンダールの歴史をより深く知ることができるスポットです。

    5. ゴンダールの街並みと市場

    ゴンダールの街は、歴史的な建築が点在しながらも活気に満ちた雰囲気が漂っています。特に市場(メルカート)は、地元の人々の生活が垣間見える場所であり、新鮮な果物や香辛料、伝統工芸品などが並ぶ賑やかなエリアです。


    訪れるベストシーズンとアクセス

    ゴンダールを訪れるのに最適な時期は、乾季にあたる10月から3月です。この時期は天候が安定しており、観光しやすくなります。また、1月に開催されるティムカット祭の時期に訪れると、エチオピア正教の盛大な儀式を体験できます。

    アクセス方法:

    • 空路: アディスアベバからゴンダールまで国内線で約1時間。

    • 陸路: バスや車を利用してバハルダール(Bahir Dar)から約3時間、ラリベラから約7時間の距離。


    観光の注意点

    1. 服装に注意: 教会や宗教施設を訪れる際は、露出の少ない服装が推奨されます。

    2. ガイドを利用する: ゴンダールの歴史や建築の背景を深く知るために、現地ガイドを雇うのがおすすめです。

    3. 治安情報の確認: ゴンダール周辺は比較的安全ですが、訪問前に最新の治安情報を確認しておきましょう。

    4. 現地の文化を尊重する: 写真撮影の際は、地元の人々に許可を取るようにしましょう。


    まとめ

    ゴンダールは、エチオピアの歴史と文化が色濃く残る魅力的な都市です。壮大な王宮群、美しいフレスコ画を持つ教会、神聖な儀式が行われる浴場など、多彩な見どころが点在しています。

    エチオピア旅行を計画するなら、ぜひゴンダールを訪れ、その歴史的な遺産と魅力を体験してみてください。

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  • エチオピア ラリベラの岩窟教会群-4

    ラリベラの岩窟教会群

    アフリカエチオピア世界遺産

    エチオピア北部の高地に位置するラリベラの岩窟教会群(Rock-Hewn Churches of Lalibela)は、世界遺産にも登録されているエチオピア正教の重要な巡礼地です。12世紀から13世紀にかけて、岩を掘り抜いて建設されたこれらの教会群は、キリスト教建築の傑作とされ、まるで地下都市のような神秘的な景観を作り出しています。

    本記事では、ラリベラの岩窟教会群の歴史や見どころ、訪れる際のポイントについて詳しく紹介します。


    ラリベラの岩窟教会群の歴史

    ラリベラの岩窟教会群は、12世紀末から13世紀初頭にかけて、エチオピアのザグウェ朝の国王ラリベラによって建設されたとされています。ラリベラ王は、エルサレムを再現することを目的としてこの地に12の教会を築きました。

    この時期、イスラム勢力が拡大し、キリスト教徒にとってエルサレムへの巡礼が困難になっていました。そのため、ラリベラは「第二のエルサレム」として、エチオピア正教の信者たちにとって重要な巡礼地となったのです。


    ラリベラの岩窟教会群の特徴

    ラリベラの岩窟教会群は、地面を掘り下げ、岩盤をくり抜くことで建設されており、他のキリスト教建築とは異なる独特の構造を持っています。内部には柱やアーチ、彫刻が施され、外観からは想像もつかないほど精巧な建築が広がっています。


    主要な教会群

    ラリベラの岩窟教会群は、大きく「北部教会群」「東部教会群」「ベテ・ギオルギス(聖ゲオルギウス教会)」の3つのエリアに分かれています。

    1. 北部教会群

    北部には、最も壮大な教会群が集まっています。

    • ベテ・メダニ・アレム(Bete Medhane Alem):ラリベラ最大の教会で、世界最大級の一枚岩から掘られた教会です。内部にはエチオピア正教の聖遺物が安置されています。

    • ベテ・マリアム(Bete Maryam):エチオピアの聖母マリア信仰に捧げられた教会で、美しいフレスコ画が残っています。

    • ベテ・マスケル(Bete Maskal)ベテ・デナギル(Bete Denagel) などもこのエリアにあり、それぞれ独自の装飾や歴史を持っています。


    2. 東部教会群

    東部教会群は、より複雑な構造を持つ教会が多いのが特徴です。

    • ベテ・アマヌエル(Bete Amanuel):王族専用の教会で、外壁には緻密な彫刻が施されています。

    • ベテ・ガブリエル・ラファエル(Bete Gabriel-Rafael):宮殿として使用されていた可能性がある教会で、橋を渡って入る構造が特徴です。

    • ベテ・マルコリオス(Bete Marqorewos) なども含まれ、いずれも岩をくり抜いた独特の造りになっています。


    3. ベテ・ギオルギス(Bete Giyorgis / 聖ゲオルギウス教会)

    ラリベラの象徴とも言える、最も有名な教会が「ベテ・ギオルギス(聖ゲオルギウス教会)」です。十字架の形に掘り抜かれた美しい構造を持ち、周囲を深い堀で囲まれています。建設当時のままの姿を保ち、エチオピア正教の象徴的な存在として、多くの巡礼者が訪れる場所です。



    ラリベラの岩窟教会群の巡礼と祭典

    ラリベラの岩窟教会群は、現在でもエチオピア正教の巡礼地として重要な役割を果たしています。特に1月7日のエチオピア正教のクリスマス(ゲナ)は、最も盛大な祭典のひとつで、白いローブをまとった巡礼者が教会を埋め尽くす光景は圧巻です。

    また、ティムカット(Timkat、エチオピアの洗礼祭)も1月に開催され、ラリベラの教会群で行われる特別な儀式は、信仰の深さを感じさせます。


    訪れるベストシーズンとアクセス

    ラリベラを訪れるのに最適な時期は、乾季にあたる10月から3月です。この時期は天候が安定しており、観光しやすくなります。

    アクセスは、エチオピアの首都アディスアベバから国内線でラリベラ空港まで移動し、そこから車で約30分です。陸路で訪れることも可能ですが、山岳地帯のため長時間の移動が必要になります。


    観光の注意点

    1. 服装に注意:ラリベラの教会は宗教施設であるため、露出の少ない服装が望ましいです。

    2. ガイドを利用する:教会の歴史や建築の背景を深く知るために、現地ガイドを雇うのがおすすめです。

    3. 写真撮影のマナー:一部の教会では写真撮影が制限されているため、事前に確認しましょう。

    4. 歩きやすい靴を準備:教会群は階段や起伏の多い地形にあるため、歩きやすい靴が必須です。


    まとめ

    ラリベラの岩窟教会群は、エチオピアが誇る世界遺産であり、宗教的・歴史的にも重要な巡礼地です。岩を掘り抜いて造られた壮大な建築、信仰に根ざした文化、そして今も続く巡礼の伝統が、訪れる人々に深い感動を与えます。

    エチオピアの歴史と神秘を体験する旅として、ラリベラの岩窟教会群をぜひ訪れてみてください。

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  • エチオピアのシミエン国立公園のエイベックス

    シミエン国立公園

    アフリカエチオピア世界遺産

    エチオピア北部に位置するシミエン国立公園(Simien Mountains National Park)は、壮大な山岳地帯と豊かな生態系を誇るアフリカ屈指の自然保護区です。標高4,000メートルを超える山々が連なるこの公園は、「アフリカのグランドキャニオン」とも称される壮観な景観を持ち、ユネスコ世界遺産にも登録されています。

    本記事では、シミエン国立公園の魅力や見どころ、訪れる際のポイントについて詳しく紹介します。


    シミエン国立公園の概要

    シミエン国立公園は、エチオピアのアムハラ州に位置し、首都アディスアベバから約800km離れた場所にあります。総面積は約220平方キロメートルで、公園内には標高4,533メートルのラス・ダシェン山(Ras Dashen)をはじめとする険しい山々が広がっています。

    この地域は、何百万年もの間に侵食によって形成された深い峡谷や断崖絶壁が特徴で、アフリカでは珍しい高山地帯の生態系を維持しています。


    シミエン国立公園の魅力

    1. 圧倒的な絶景

    シミエン国立公園の最大の魅力は、その壮大な山岳風景です。切り立った崖や深い谷、広大な高原が広がるこの地域は、まるで異世界のような景観を作り出しています。

    特に「イミエット・ゴーゴ(Imet Gogo)」と呼ばれる展望スポットからの眺めは絶景で、シミエン山脈の壮大なパノラマが広がります。

    2. 希少な野生動物との出会い

    シミエン国立公園は、多くの絶滅危惧種を含むユニークな動物たちの生息地でもあります。

    • ゲラダヒヒ(Gelada Baboon): 「流血ザル」とも呼ばれるユニークなヒヒで、胸に赤いハート型の模様を持つのが特徴。シミエン国立公園には数千頭が生息しており、群れで草原を歩く姿を間近で観察できます。

    • エチオピアオオカミ(Ethiopian Wolf): 世界で最も希少なオオカミの一種で、赤褐色の毛並みと白い顔が特徴。見つけるのは難しいですが、標高の高い草原で観察できることがあります。

    • ワリアアイベックス(Walia Ibex): エチオピア固有のヤギの一種で、断崖絶壁に生息しています。湾曲した大きな角を持つオスの姿は非常に印象的です。

    • その他の野生動物: カラカル(Caracal)やハイラックス(Hyrax)、多種多様な鳥類もシミエン国立公園の豊かな生態系を構成しています。

    3. トレッキングの聖地

    シミエン国立公園は、エチオピア随一のトレッキングスポットとしても知られています。初心者向けの短いハイキングから、数日間かけてラス・ダシェン山を目指す本格的なトレッキングまで、さまざまなコースが用意されています。

    人気のトレッキングルート:

    • サンケベール(Sankaber) – ギチ(Geech) – イミエット・ゴーゴ(Imet Gogo)ルート: 2〜3日で回れるコースで、ゲラダヒヒの群れや絶景スポットを楽しめます。

    • ラス・ダシェン登山コース: エチオピア最高峰(標高4,533m)に挑むコースで、上級者向けの本格的なトレッキング。


    4. 文化と歴史の融合

    シミエン国立公園の周辺には、エチオピアの伝統的な村が点在し、アムハラ族の人々が暮らしています。トレッキング中には、地元の村を訪れる機会もあり、伝統的な生活や文化に触れることができます。

    また、公園の玄関口となるゴンダール(Gondar)は、「アフリカのカンブリア」とも呼ばれる歴史都市で、17世紀のゴンダール城(Fasil Ghebbi)などの遺跡を訪れることができます。


    訪れるベストシーズンとアクセス

    シミエン国立公園を訪れるのに最適な時期は、乾季にあたる10月から3月です。この時期は天候が安定しており、トレッキングにも最適なコンディションとなります。一方、雨季(6月〜9月)は道がぬかるみやすく、視界が悪くなるため、訪問には適していません。

    アクセス方法:

    1. 首都アディスアベバから国内線でゴンダールへ(約1時間)

    2. ゴンダールから車で約2〜3時間でシミエン国立公園の入り口に到着

    3. 公園内の移動は、車と徒歩の組み合わせが一般的


    観光の注意点

    1. 高山病に注意: 標高が高いため、高山病のリスクがあります。十分な休息をとりながら、徐々に高度に慣れていくことが重要です。

    2. 防寒対策を忘れずに: 日中は暖かくても、夜間や早朝は非常に寒くなるため、防寒着を持参しましょう。

    3. 水分補給をしっかりと: 乾燥した環境のため、水分補給を怠らないようにしましょう。

    4. ガイドと共に行動する: 公園内では野生動物や地形の危険があるため、ガイドを同行させることが推奨されます。


    まとめ

    シミエン国立公園は、圧倒的な絶景と希少な野生動物が共存する、エチオピアを代表する自然遺産です。ゲラダヒヒの群れが歩く草原、切り立った崖が続くダイナミックな風景、そしてエチオピアの伝統的な文化が融合するこの場所は、トレッキング愛好者や自然を愛する人々にとって、まさに夢のような目的地です。

    エチオピアを訪れる際には、ぜひシミエン国立公園の壮大な自然を体験し、その魅力を肌で感じてみてください。

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  • ソフオマーカース

    アフリカエチオピア

    ソフオマーカース(Sof Omar Caves)は、エチオピア南東部のオロミア州ベイル東部ゾーンに位置する、アフリカ最大級の地下河川洞窟群であり、自然、歴史、宗教、地質学の観点から非常に重要な観光地です。


    地理・地質的特徴

    ソフオマーカースは、ウェイブ川(Web River)が数百万年にわたる浸食作用によってカルスト地形を形成し、全長約15.1kmにわたる洞窟群を作り上げました。 洞窟内には42の主要な出入口があり、訪問者は川を7回渡ることになります。 その中でも「柱の間(Chamber of Columns)」は、20メートルを超える巨大な石柱が立ち並ぶ壮大な空間で、訪れる人々を圧倒します。 また、洞窟内にはアーチ型の天井や飛梁(フライング・バットレス)、柱頭(ピラー・ヘッド)など、まるでガウディの建築を彷彿とさせる自然の造形が広がっています。


    宗教的・文化的意義

    「ソフオマー(Sof Omar)」という名前は、11世紀にこの地で隠遁生活を送ったイスラムの聖者、シェイク・ソフ・アフマド(Sheikh Sof Ahmed)に由来しています。 彼は娘と共にこの洞窟に住み、イスラム教を広めたと伝えられています。 現在も年に2回、5月と6月にイスラム教徒の巡礼が行われ、約1,000人が集まる宗教行事が開催されます。 このように、ソフオマーカースは地域のイスラム教徒にとって聖地であり、伝統的な儀式や祭りが今も続けられています。


    観光とアクセス

    ソフオマーカースへのアクセスは、エチオピアの首都アディスアベバから車で約6時間、ロベ(Robe)からは約2時間の距離にあります。 最寄りの村であるゴロ(Goro)からは、木製のボートを利用して洞窟へ入ることができます。 洞窟内の観光ルートは約2kmで、所要時間は約2時間です。 ただし、8月から10月は雨季のため川の水位が高く、洞窟内に入ることが難しくなります。


    生態系と自然環境

    洞窟内にはコウモリや地下魚、さらには洞窟クモなど、独自の生態系が形成されています。 また、周辺の乾燥した渓谷には、ディクディクやカラカル、岩カメレオン、サバンナトカゲなどの野生動物が生息しており、バードウォッチングにも適した地域です。 これらの生物は、洞窟の湿度や温度、そして地下河川の存在によって支えられています。


    保存と観光の課題

    ソフオマーカースは、ユネスコの世界遺産暫定リストにも登録されており、その保存と観光開発が進められています。 しかし、洞窟内は湿度が高く、照明設備が不十分なため、訪問者はヘッドランプや防水の靴を持参することが推奨されています。 また、トイレなどの施設が整備されていないため、準備を整えて訪れることが重要です。


    まとめ

    ソフオマーカースは、自然の驚異と人間の歴史が融合した場所であり、訪れる人々に深い感動を与えます。 その壮大な地質構造、豊かな生態系、そして長い歴史を持つ宗教的背景は、エチオピアの文化と自然の多様性を象徴する存在です。 訪問を計画する際は、現地のガイドと連携し、安全で快適な体験を心がけてください。

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