インド、バラナシのおすすめ観光&体験10選

インドのバラナシはヒンドゥー教の聖地として国内外から多くの人々が訪れる場所です。北から南へと流れるガンジス川が、唯一南から北へ向かって流れている巡礼の地としても世界的に有名です。河辺でヒンドゥー教徒が沐浴して身を清める様子を、テレビなどで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。今回はそんなインドのバラナシのおすすめ観光&体験10選をご紹介致します。

1.インド バラナシについて

バラナシ(Varanasi)はインドの北部、ウッタル・ブラデーシュ州に位置する都市です。バラナシの観光スポットは、大きく分けて3つあります。「旧市街」には、バラナシで最も神聖な場所として知られるヴィシュワナート寺院があり、「新市街」には高級ホテルなどが軒を連ねる、イギリス統治時代に整備された一帯が広がります。また、「ベンガリー・トラ」にはバックパッカー向けの宿やレストランが点在しています。

バラナシへのアクセスは、デリーを経由して国内線で行くのが一般的。デリーからは1日8〜11便が就航しており、所要時間は約1時間30分です。

2.インド バラナシのベストシーズンは?

バラナシは大きく乾季(11〜3月)と雨季(4〜6月)の2つのシーズンに分けられます。12〜2月は最高気温が25度前後と過ごしやすくベストシーズンと言えるでしょう。4〜6月は気温が40度を超えることもありとても暑い時期です。7〜9月は非常に雨が多くなります。

3.インド バラナシで体験したいこと

(1)ガンジス川

ガンジス川

ガンジス川はバラナシを訪れたら必ず行くべきスポットです。バラナシの象徴でもあり、ガンジス川はバラナシの街に並走するように流れています。ガンジス川では、ぶらぶらと気ままな散策がおすすめです。ガンジス川周辺には色んな人がいるんです。ガートと呼ばれる階段状の岸辺では沐浴する人や洗濯する人、チャイを売る人など、さらに牛や犬に旅行者が入り交じっているのもどこか独特で活気があります。日本では体験することのできない雰囲気を感じることができます。

そこで、体験して欲しいのが、早朝からガンジス川でボートに乗って日の出鑑賞をすることです。ガンジス川の魅力の1つとして、朝の美しい景色があげられます。さらに、早い時間には沐浴をする人が多く、その貴重な光景を必ず見て欲しいです。夜にはプージャと呼ばれるヒンドゥー教の盛大な礼拝も行われます。

是非、訪れてみてください。

 

(2)バラナシで路地裏探索

バラナシで体験して欲しいことの1つとして、路地裏探索があげられます。ガンジス川岸には多くの建物がぎっしりと所狭しと建ち並んでおり、車はもちろんのことバイク1台がやっと通れるような狭い路地が入り乱れています。そこにインド人や外国人観光客、牛にヤギに犬が悠然と歩いているので、非常に賑やかです。初めて行く方はその雰囲気に少しびっくりするかもしれませんが、インド人の生活を眺めたり、牛を間近で観察してみたり、レストランでチャイなどを飲んで休憩したりと楽しみは尽きません。見るもの全てが新鮮に感じるので、まるで冒険気分を味わえます!ガンジス川を訪れた際に一緒に路地裏を探索してみてください。きっと楽しいはずです!

 

(3)ラームナガル城

ラームナガル城

ラームナガル城は、18世紀にマハラジャが造った宮殿になります。たくさんのガートが並ぶバラナシの南、大きな橋を渡った先にあります。お城自体も当時を感じる建築で見応えがあり、歴史深い建物になります。中には博物館もありますので刀や銃、凝った装飾品など一見の価値ある品も展示されています。博物館を出ると、中庭につながっており、お城の広さを感じさせます。そして、川沿いの砦に出ることができるので、そこで風を浴びながら景色を見るのも気持ちいいでしょう。ガンジス川に面して建てられているので、その景色は美しく、非常に綺麗です。ゆっくりと絶景を堪能することができます。是非、訪れてみてください。

 

(4)ドゥルガー寺院

ドゥルガー寺院は、非常に歴史深いヒンドゥー寺院でヒンドゥーの神像が祀られています。また、いたずら好きのサルが寺院の敷地を走りまわっているため、別名モンキー・テンプルとも呼ばれているんです。その外観は、赤くインパクトがとてもある寺院の1つで、寺院の中へはヒンドゥー教徒のみの立ち入りしか許されていないので観光に訪れた際に中へは入れないことを理解しておくようにしてください。お堂と神像の前で信者が祈りの言葉をつぶやき、儀式を行っている姿をみることができるので、是非訪れてみてください。

ドゥルガー寺院は毎日公開され、観光客で賑わっていますが、特におすすめの時期は秋のナブラトリの祭りの時期になります。ドゥルガーの女神が9つの姿に形を変えて現れ、古代の儀式を見学することができます。

 

(5)サールナート

サールナートは、ブッダが初めて仏教の教えを説いた場所で、バラナシ郊外にある仏教四大聖地のひとつとして知られています。ブッダはブッダ・ガヤにて悟りを開き、教えをここサールナートを目指したと言います。当時のサールナートはバラモン教徒の修行者にとって聖地でありました。

見どころは、高さが43メートルもある大きなダメーク・ストゥーパです。ストゥーパは紀元前3世紀にアショーカ王が建設を始め、徐々に増築していったと言います。サールナートは、仏教徒や海外からのたくさんの観光客でにぎわっていますが、やはりブッダの目の前ということもあり、大騒ぎする人も少なくゆっくりと観光することができます。是非、足を運んでみてください!

 

(6)バラナシ・ヒンドゥー大学

バラナシ・ヒンドゥー大学は、バラナシの街の南端に位置しておりインド六大国立大学の1つです。1917年に偉大な民主主義者パンデッド・マラヴィアが、インドの芸術、音楽、文化、哲学、サンスクリットの研究の中心施設としてこの大学を建設しました。キャンパスの中央にはビルラー寺院があり、近代ヒンドゥー教寺院の代表的建築物として参拝客が絶えません 。

そして、新しく建てられたヴィシュワナート寺院はカーストや宗教に関係なく、全ての人に解放されているんです。緑あふれる庭園、彫刻、芸術など、見所満載の場所なので、ぜひ中に足しを踏み入れてみてください。そして、周辺には、小規模ではありますが、各種土産物店が集中しており、毎日数多くの観光客が訪れているようです。1つ注意点として、写真撮影は禁止なので気をつけてください。

 

(7)アッシーガート

アッシーガートは、バラなしにあるガートの南端に位置しており、地元の人々の憩いの場として知られています。一切飾っていないインド人の姿を見ることができ、のんびりするのに最適な場所として地元の人々から人気を集めています。どんな人がいるのかというと、地面でごろごろとする人やあくび混じりに洗濯する人、大騒ぎする子供など自由気ままに過ごしています。初めて行く方は、その光景に驚くかもしれませんが気を使わなくていいその場所にもしかすると居心地の良さを感じてしまうなんて人もいるかもしれませんよ。そして、ガードの北側からは、流れ行くガンジス川と街並みを眺めることができます。地元民向けだけあってインド特有のアクの強さを持つ客引きが少なく、熱いチャイを飲みながら思う存分ガンガーを楽しむことができます。さらに、アッシーガートからガンジス川のボートクルーズに参加することもできますので体験してみてください。是非、訪れてみましょう!

 

(8)マーン・マハル

マーン・マハルはジャイプルのマハラジャがバラナシに建てさせた離宮です。マハラジャがかつて巡礼の際に滞在したと言われており、決して大きい建造物ではありませんが、ガンジス河を一望することのできるスポットとしても知られています。多くの観光客が足を運ぶ人気観光スポットです。屋上にはサワーイ・ジャイ・シン2世が造った天文台があり、規模は大きくないですが、日時計、6つの観測機など時刻を知るための施設が一通り残されています。展示室も常設されているので。天文台の説明からガンジス川の歴史を写真やパネルから知ることができます。マーン・マハルはあらゆる楽しみ方ができ、見所満載のスポットなのでバラナシ観光には欠かすことのできない観光地になります。バラナシへの旅行の際には、必ず訪れてみてください。きっと思い出に残ることでしょう。

 

(9)考古学博物館

考古学博物館は、その規模自体は決して大きくはありませんが、コンパクトに見所が詰まっているので非常に見やすいですし高い評価を受けている博物館なんです。考古学や仏教建築が好きな方は必見スポットです!実際に、博物館の中には発掘作業中に見つかった仏教彫像の細い部屋が4つあり、保存状態の良い仏像を見ることができます。考古学博物館内での何よりもの見所は仏教美術の最高傑作とも言われるサールナート・ブッダの像です。繊細ながら強い存在感のある像は、ついつい目を惹きつけられてしまうほどです。

バラナシから約10kmほど離れた場所に位置しているので、少し距離的には不便ですが、そのクオリティの高い展示のあまり、世界中から考古学ファンが訪れているのだとか。そんなことを言われたら行くべき価値を感じませんか?バラナシ観光の訪れるスポットの1つに入れてみてください。きっと貴重な物がみれるはず!

 

(10)ネパール寺院

ネパール寺院は、ネパール様式で建てられたヒンドゥー教寺院になります。ガンジス沿いのラリータ・ガードに位置しており、赤色の外観が特徴的です。ここの見所は、何と言っても質の高い木工細工で、世界中からこの繊細な芸術を見るためだけに観光客が訪れているようです。実際にネパールの職人達が彫刻を担当し、木材などの材料も全てネパール産で賄われています。インド国内を見渡しても木工建築はとても珍しく、更にネパール国王によるものということもあり、貴重な建築物として重宝されています。是非、訪れてみてください。

 

4.まとめ

今回はインド バラナシのおすすめ観光&体験10選をご紹介致しました。この他にもまだまだ書ききれないほどたくさんの観光スポットやオススメのレストラン、ショップ、アクティビティなどがあります。Ooohでは、現地の旅のプロがあなたの希望に沿った旅行プランをチャットで簡単ご提案致します。もちろん無料ですのでお気軽に相談してみてくださいね。

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