スイスの治安は?ベストシーズンは?海外旅行準備で知りたいスイスの基本情報まとめ

中央ヨーロッパの国「スイス」

スイスには、マッターホルンをはじめ、世界的に有名な山々やベルン旧市街のようなヨーロッパの幻想的で美しい街並みなど魅力的なスポットが沢山あります。他にもスイスならではの魅力を持ったスポットが各所にあります。そんなスイスは、憧れの国として誰もが一度は訪れてみたいと思うことでしょう。そんな旅行を快適なものにするためには知っておくべき情報が沢山あります。

そこで、今回は「スイスの治安は?ベストシーズンは?海外旅行準備で知りたいスイスの基本情報まとめ」と題して、スイスでの滞在が有意義なものになる情報をご紹介します。

スイスってどんなところ?

【基本情報】

・国名 スイス連邦(Swiss Confederation)

・首都 ベルン

・人口 867万人(2020年)

・面積 4.1万㎢(九州と同じくらい)

・通貨 スイス・フラン(UTC)

・民族構成 主にゲルマン民族

・宗教 カトリック(35.1%)、プロテスタント(23.1%)、イスラム教(5.4%)

・時差 日本の-8時間です。(スイスが正午の時、日本は午後8時となります)

・言語 ドイツ語(62.1%)、フランス語(22.8%)、イタリア語(8.0%)、ロマンシュ語(0.5%)

 

【気候】

 スイスの気候は、四季があり、地域や標高によって気候がかなり異なってくるのが特徴的です。日本でいう北海道や軽井沢などの高原リゾートのイメージをしてみてください。スイスの気候はそれに近いです。夏は18~28度と日差しは強いですが、日本のように湿度がないので、カラッとしており、日陰などでは爽やかな気候に感じるでしょう。また、昼間が暑くても朝晩は冷え込むなど1日の温度差が激しいこともスイスの気候の特徴になります。どの時期にどの場所を訪れるにしても変わりやすい気温の変化に対応できるよう、長袖のカーディガンやセーター、防寒着などを用意しておくようにしてください。

 

【ベストシーズン】

 スイスのベストシーズンは、スイスへ何を目的に旅行に行くのかによって変化します。花々を見ながらアルプスのハイキングを楽しみたいなら夏がおすすめで、都市での観光や芸術に触れるなら秋以降がおすすめの時期になります。過ごしやすい気候かつ絶景や現地のイベントを楽しむには、6月から7月上旬にかけての初夏と、9月中旬から約1ヵ月の秋が旅行のベストシーズンとなります。初夏の時期は、まだ夏休みに入る前なので、比較的観光客が少ないです。そして、秋は芸術系のイベントも多く、10月近くになれば黄葉の景色とジビエ料理を楽しむことができます。現地の気候も良い、混雑もそれほどなく、旅行費用も安く押さえられるこのシーズンにスイスへ旅行に行くことをおすすめします。

 

【ビザ】

スイスへの入国において、日本国籍の方で観光・商用・外交・公用を目的とし、あらゆる180日間の期間内で90日以内の滞在の場合に限り、ビザなしで入国することが認められています。ただし、過去10年以内に発行された旅券でシェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上と出国用の航空券が条件となりますので、事前に確認するようにしましょう。

 

【アクセス】

日本からスイスへは、毎日直行便が1日1便だけ就航しています。イスインターナショナルエアラインズと全日空のコードシェア便で成田~チューリッヒへ行くことができます。飛行時間は約12時間半となります。また、ドバイ国際空港やアブダビ空港を経由してスイスへ行く方法もあります。

 

スイスの治安

 

スイスは、ヨーロッパの中でも比較的治安が良い国であるとされています。しかし、日本に比べると治安が良いとは言い切れませんので、スリや置き引きなどには注意が必要です。特に観光客が多い都市部や空港、駅、鉄道内、レストランなどにおいて置き引きやスリなどの犯罪が多発している傾向にあります。

 

被害の例としては、

・ビュッフェ形式の食事の際にテーブル上に置いた部屋の鍵を盗まれ、食事中に部屋の金庫から貴重品を盗まれた。

・空港でのクレジットカード詐欺

・タクシー乗車時に旅行者と分かった瞬間、目的地までわざわざ遠回りされ、高い料金を請求された。

 

このような犯罪は実際に現地で起こっていることですので、身の回りを常に気にしながら観光を楽しむようにしてください。貴重品などは肌身離さず持っておくことをおすすめします。

以下にあげることに気を付けて、スイスでの旅行を快適なものにしましょう。

 

スリに気をつける

特に電車の乗り降りや人混みでは観光客を狙ったスリが非常に多くなっています。バッグはなるべくファスナーなどで口が閉まるもの、財布など大事な貴重品は奥に入れて簡単に取り出せないように対策しておくことが大切です。また、メイン財布はバッグの奥底に入れて人前では取り出さないようにするもの良いでしょう。その日使う分の現金とクレジットカード1枚を小さな小銭入れなどに入れて普段使いにするのがおすすめです。特に、駅には改札口がないので、誰でも駅構内や列車内に入ることができてしまいます。もしかすると、犯罪目的の人もいるかもしれないということを忘れないように覚えておくようにしましょう。

 

多額の現金を持ち歩かない・必要最低限の荷物で外出

スイスでの観光の際にはなるべく現金を持ち歩かずに、少額の現金とクレジットカードで支払いを行うようにしましょう。また、バックは必ず口を閉めて持ち歩き、置きっぱなしにするということもないようにしましょう。バックのなかの貴重品は一カ所にまとめずに分散させておくことで防犯対策になります。

 

夜道は一人で出歩かない

夜は昼間と違って、人の数も少なくなり静まり返っているので、犯罪がおきやすい時間帯になります。特に観光客は狙われがちなので、十分に注意しなければなりません。夜の1人歩きは非常に危険なので、避けるようにしてください。スイスでは、なるべく昼間に観光スポットを巡り、夜はホテルでゆっくりと時間を過ごすことをおすすめします。

スイスの習慣・文化

4つの公用語

スイスでは公用語として、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語があげられます。中央ヨーロッパに位置する小さな内陸国であるスイスは、周囲のフランス、ドイツ、イタリアの文化から大きな影響を受けており、言語についても同じことが言えます。このような状況にあるスイスでは、2つの言語を話せるバイリンガルや3つの言語を話せるトライリンガルの人々が多く、4つや5つの言語を話せる人も決して珍しくありません。

 

スポーツは生活の一部

スイスでは、スポーツ、特にアウトドア系のスポーツに参加することは、生活の一部であり多くの人にとっては習慣になっています。例えば、サッカーや登山、さらにウィンタースポーツに適した国でもあるため、スイス国内ではウィンタースポーツも非常に盛んに親しまれています。

 

時間に厳しい

スイス人は社会倫理や労働倫理が非常に高いことで有名で、時間にも厳しいです。約束事に遅れてくるというのは失礼とみなされるので、注意が必要です。海外では時間にルーズといった国が多い中で、スイスは時間に厳しく、その点については日本と似ているといえますね。ただし、パーティーやディナーに招待された場合、最大で15分程度遅れることは許容範囲のようです。

 

相手との距離間に注意

他の国では、コミュニケーションにおいて相手との距離が非常に近い状態で会話をするといったケースも多く見られますが、スイスではよっぽど親しい仲でない限り、会話中に相手へ近づきすぎるのは失礼とみなされることがあります。日本でもいきなり初対面から距離間が近いと不信感を抱きますよね。それと同じです。少なくとも腕の長さ分程度は相手から距離をあけておくようにしましょう。

 

スイス料理

伝統的にスイス料理はシンプルな食材で作られたものが多いです。地域によっては、イタリア・ドイツ・フランス料理の影響を受けていることもあります。スイスでよく使われる食材としては、じゃがいもやチーズです。チーズに関しては、アッペンツェラー、ヴァシュラン、エメンタールは特筆すべきで、チーズフォンドュのようなチーズ料理は国内で非常に大人気です。スイスに旅行へ行った際には、ぜひチーズ料理を試してみてください。

 

おすすめ観光スポット

マッターホルン

スイスを訪れたらその姿を見るべき「マッターホルン」

スイスには世界的に有名な山が多くありますが、その中でも最も人気なマッターホルンは約4478mの独立峰です。頂上付近は切り立った崖になっているため一般客は登山できませんが、ハイキングをしながら周辺からその美しいピラミッド型の姿を望むことができます。また、マッターホルンを一望できるゴルナーグラート展望台からの景色は圧巻です。マッターホルン周辺を観光する方はぜひ足を運んでみてください。きっと忘れられない絶景を見ることができると思います。

 

シヨン城

レマン湖のほとりに建つ「シヨン城」

フランスとスイスにまたがる大きなレマン湖にひっそりと建ち、モントルーの街の対岸に位置し、まるでレマン湖に浮いているように見えることも人気のある古城です。外からその姿を眺めているだけでも異世界に来たかのようなワクワク感を感じさせてくれます。年間40万人以上が訪れており、スイスで最も人気の城となっています。何世紀もの間に改修、拡張を繰り返してきた古城は、サヴォワの城の特徴も備えつつ、3つの中庭と25棟が2つの城壁に囲まれた複雑な構造になっています。その内部には中世の様子を今に残していて見どころが沢山あり、特に調度品に囲まれた領主の部屋と地下牢は注目すべきです。

 

ベルン旧市街

中世ヨーロッパ都市の街並みを味わえる「ベルン旧市街」

ベルン旧市街は、ツェーリンゲン公ベルヒトルト5世によって1191年に造られた街になります。中世ヨーロッパ都市の街並みが残る美しい街として、街全体が世界遺産にも登録されています。ベルン旧市街には、大聖堂や13世紀の城門につくられた時計塔、彫像が美しい泉が点在しており、さらにスイス連邦の首都として便利な近代都市の機能も兼ね備えているんです。他にも美術館や博物館も多く、スイスの歴史や芸術に触れることができる貴重なスポットになっています。

 

Ooohおすすめのプライベートツアー

Ooohがこれまでに提供した スイスのおすすめのプライベートプランをご紹介します。

スイス 世界遺産ラヴォーの村めぐりと日帰りワインツアー

【ミラノ発】スイス 世界遺産アレッチ氷河 グリンデルワルト2泊3日

スイスで素敵な思い出を作ろう!

いかがだったでしょうか。

今回は「スイスの治安は?ベストシーズンは?海外旅行準備で知りたいスイスの基本情報まとめ」を紹介致しました。スイスには魅力あふれる観光地や日本ではみることのできない美しい絶景など沢山あります。きっと忘れられない大切な思い出ができること間違いありません!今回紹介したことを参考に、スイス旅行の計画を立ててみてください。

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