南米大陸南西部に位置する、世界一細長い国、チリ。南北に細長いチリは、地域ごとに気候が異なり、赤道に近い北部では世界で一番多く星を見ることができる砂漠地帯があります。チリの海岸から離れた場所に位置するイースター島は、数多くのモアイが島中に残っており、観光客の人気を集めています。また、豊かな自然だけでなく、ヨーロッパ風な街並みや国土を活かしたチリワインなど、様々な楽しみ方ができます。
今回は、そんなチリへ旅行に行くなら知っておきたい、チリ旅行でおすすめのナイトスポットを紹介いたします。この記事を参考にチリ滞在を楽しんでくださいね！！
１．おすすめナイトスポット
（１）Valle de la Luna（月の谷）
最初にご紹介するのは、「月の谷」です。
こちらは、サンペデロアタカマ砂漠の中でも夕陽や星空を眺めることができる絶景スポットです。
塩湖が隆起し、その後侵食されてできた地形で、全体的に赤みがかっているため、荒涼とした風景が広がっています。
夕暮れ時には、一面がピンク色に染まり、感動的な体験をすることができます。
また、砂漠地帯で乾燥しているため、空が澄んでおり、望遠鏡を使わずに星を眺めることができます。
こちらは面積が広いため、ツアーに参加することをオススメしますが、体力がある方は自転車をレンタルして訪れることもできます。夕暮れ前の早めの時間から訪れて、自分なりの鑑賞スポットを見つけてみるのも楽しいです！
また、砂がサラサラとしていているため、歩きやすい靴で砂埃で汚れてもいい服装で訪れてください。夜は冷え込むため、防寒具を持参してください！
（２）Cerro Concepcion（コンセプシオンの丘）
次に紹介するのは「コンセプシオンの丘」です。
こちらは、サンティアゴから2時間ほど離れたバルパライソという港町にある丘です。
バルパライソは、1536年にスペインから来たディエゴ・デ・アルマグロが天国の谷を連想したことから、バルパライソ（天国の谷）と命名され、カラフルな街並みは世界遺産にも登録されています。
バルパライソの夜景はほとんどが民家の光で、オレンジ色の暖かく柔らかい光に癒されます。
コンセプシオンの丘からは、パルパライソの美しい夜景とバルパライソ湾を一望できる場所の一つです。
バルパライソは、丘に住宅が広がっており、坂や階段が多いため、アセンソールと呼ばれるケーブルカーのような乗り物に乗ることがオススメです。こちらは1回100ペソで乗ることができます。
昼のカラフルな街並みとは違った、夜の美しさを堪能してください！
（３）San Cristobal Hill（サン・クリストバルの丘）
続いてご紹介するのは、「サン・クリストバルの丘」です。
こちらは、旧市街の北東にある自然公園でサンティアゴの街並みを一望できるスポットです。
昼の景色も美しいですが、灯りがともる夜のサンティアゴの街は絶景で、丘にあるカラフルな十字架がライトアップされるため、ロマンティックな雰囲気を満喫することができます。
こちらは、標高880mの場所にあり、遊歩道も整備されていますが、ケーブルカーを使うと頂上まで数分で登ることができます。ケーブルカーの乗り場はパケダノ駅から歩いていくことができます。サン・クリストバルの丘にケーブルカーで向かう途中に動物園などがあり、降りる場所によって料金が変わります。
また、ケーブルカーは、月曜日は午後2時から午後7時まで、火曜日は午前10時から午後7時まで運行しています。ケーブルカーを使って帰る場合は運行時間に注意してくださいね！
（４）Patio Bellavista（パティオ・ベラヴィスタ）
次に紹介するのは「パティオ・ベラヴィスタ」です。
こちらは、サンティアゴのショッピングモールです！
こちらは、カフェやレストラン、クラブ、お土産のショップが多くあり、歩いているだけでも楽しむことができるエリアです！マクドナルドやスターバックスなどの馴染みのあるチェーン店や個人経営のレストランが揃っており、リーズナブルに現地の料理を楽しむことができるため、ディナーや夜を過ごすのに最適な場所です！
治安が良いことで評判が高いエリアですが、人混みでのひったくりに逢う可能性もあるため、カバンのチャックは必ずしめ、歩きスマホをしないなどの対策法を取って、気をつけてくださいね！また、帰りにタクシーを利用する場合は、乗車時にメーターがあるかを必ず確認してください。観光客を狙って改造したメーターを使用するタクシーもいるため、目的地までの相場を事前に確認しておいてください！
旧市街からは歩いて30分程で行くことができるため、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください！
（５）Rapa Nui Dance show（ラパ・ヌイダンスショー）
続いて紹介するのは、「ラパ・ヌイダンスショー」です。
こちらは、イースター島の劇場の一つで、ダンスショーを楽しむことができます。
イースター島では毎日ダンスショー専門の劇場やレストランでダンスショーが行われています。
イースター島の音楽はポリネシアン風で、八弦ウクレレと太鼓など先祖代々の楽器が中心とされています。ダンスでは、男性は空手の動きに似た力強さがあり、女性は腰を柔らかく使った踊りが特徴的です。
こちらのショーでは、生演奏、生歌で迫力のあるダンスが1時間程行われ、最後にはダンサーと写真撮影をすることもできます！
途中で観客も一緒に踊るところもあり、地元の音楽と共にエネルギッシュなダンスを楽しむことができます！
ディナーのオプションを付けると、最前列の席に座ることができるため、舞台の近くで楽しみたい方はディナーのオプションを事前に予約することがオススメです！
ダンスショーだけを楽しみたい方は、チケットを予約することが必要ですが、着席は先着順になるため、早めに着席するようにしてください！！
（６）Ahu Tahai（タハイ遺跡）
最後に紹介するのは、「タハイ遺跡」です。
こちらはイースター島のハンガロア村から歩いて行ける遺跡です。モアイの後ろに沈む夕日が綺麗で美しく、夕暮れ時には多くの観光客が集まります。
また、イースター島の夜はとても暗く、肉眼で満点の星空を見ることができます。村の中心から15分程とアクセスがいいため、星空鑑賞にオススメの場所です！
こちらには、5体のアフ・バイウリ、アフ・タハイ、アフ・コテリクの三つのアフがあります。バイウリが最も古い初期のモアイ像で、タハイが中期、コテリクが後期のモアイ像と言われています。初期のモアイは丸っぽく、時代が進むに連れて段々と顔が長くなっていることが特徴的です。コテリクは、イースター島で唯一目が入っているモアイ像です。モアイは部族の祖先が神格化されたものとされており、目が入ることでモアイは力を持ち、部族を守っていたと伝えられています。そのため、戦争時には、モアイの力を奪うためにまず目が破壊されていたそうです。
神秘的なモアイの後ろに沈んでいく夕日をぜひ楽しんでください！
２．まとめ
いかかでしたか？
今回はチリのおすすめナイトスポットを厳選してご紹介いたしました。昼とは違う豊かな自然や景色を満喫することができます。この記事を参考にぜひ魅力溢れる、夜のチリを観光してみてはいかがでしょうか？
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