ブラジルと聞くと、アマゾン川やカーニバルを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実はブラジルには興味深い美術館や博物館が数多くあります。
そこで今回は「ブラジル旅行で楽しみたい美術館・博物館まとめ」と題し、ブラジルを訪れた際にぜひ訪れたい美術館と博物館を厳選してご紹介します。
ブラジルってどんな国？
【基本情報】
・国名：ブラジル連邦共和国（Federative Republic of Brazil）
・首都：ブラジリア
・人口：約2億0004万人
・面積：約851万㎢
・通貨：レアル
・時差：リオデジャネイロ・サンパウロ・イグアス…日本より12時間遅れ（サマータイム時は11時間遅れ）、マナウス…日本より13時間遅れ（サマータイムはなし）
・言語：ポルトガル語
【気候】
ブラジルは南半球に位置している国なので、日本とは季節が逆になります。つまり、12月下旬から夏に入り、6月下旬から冬に入ります。また南に行くほど気温が下がるというのも、日本人には慣れない部分なので、注意が必要です。
広大な国土を持つブラジルでは地域によってかなり気候は違いますが、一般的にベストシーズンと言えるのは、厳しい暑さを避けられる冬の7～9月です。
【行き方】
日本からブラジルへの直行便はなく、アメリカやヨーロッパ、中東などの第3国を経由する必要があります。
ブラジルでおすすめの美術館・博物館
（１）サンパウロ美術館（Sao Paulo Museum of Art）
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MASP（マスピ）の愛称で親しまれている、南半球屈指の美術館です。 中世から現代にいたる各時代の西洋美術の名品を数多く所蔵しており、アメリカとヨーロッパの美術館以外でこれほど質が高くまとまったコレクションを持つ美術館は他にないため、「奇跡の美術館」と称されています。
巨大なスペースに透明なガラスに入った美術品が展示されています。まるで絵画が浮いているように見えるのが特徴です。
◎詳細情報
営業時間：月~水 金~日 08:00-18:00、木 08:00-20:00
料金：35レアル、火曜日は入場無料
住所：Av. Paulista, 1578 – Bela Vista, São Paulo – SP, 01310-200, Brazil
アクセス：メトロ2号線Trianon – Masp（トリアノン-マスピ）駅下車すぐ
（２）アフロ ブラジル美術館（Afro Brazil Museum）
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歴史、芸術、民族の博物館で、ブラジルの黒人の文化的宇宙に関連するオブジェクトの研究、保存、展示を行っています。奴隷船の模型も展示されており、当時どのように奴隷が連れてこられていたか、残酷ともいえる歴史を感じることができます。
◎詳細情報
営業時間：火~日 08:00-18:00
料金：6レアル
住所：Pelourinho Faculdade de Medicina Bldg, Terreiro de Jesus Salvador
アクセス：イピラブエラ公園の10番ゲート(Portão 10)からすぐ
（３）イニョチン（Instituto Inhotim）
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2006年に開園した新しい美術館で、広大な敷地の中には植物園と現代アートが点在しています。一日では回りきれないほどです。1960年代から現代まで、100名以上の著名なブラジルのアーティストや30カ国以上にわたる国際的なアーティストの作品が1,300点蒐集され、500点ほどが展示されています。
◎詳細情報
営業時間：木・金曜 9:30～16:30、土・日曜・祝日 9:30～17:30
料金：44レアル
住所：Rua B, 20, Inhotim, Brumadinho, MG
（４）コーヒー博物館（Museu do Cafe）
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サンパウロから車で約１時間強のサントスにあるコーヒー博物館で、コーヒーの歴史を学ぶことができます。サントスはサンパウロ市から7km離れた港湾都市。ブラジル国内のコーヒーの大半が、ここサントス港から世界へ輸出されています。
元はコーヒー取引所で、50年代に閉鎖しましたが、1998年に博物館として再開しました。1922年に完成したこの建築物は、当時ヨーロッパで流行っていた折衷様式で、とても美しい建物です。
お土産ショップでは、コーヒーカップなどの博物館のオリジナル商品なども販売しており、お土産にもってこいです。
◎詳細情報
営業時間：月~土 9:00-17:00、日 10:00-17:00
料金：6レアル
住所：Rua Quinze de Novembro, 95 – Centro, Santos 11010-151, State of Sao Paulo, Brazil
（５）リオ美術館（Museu de Arte do Rio）
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植民地時代に建てられたネオクラシック様式の宮殿と、警察署として使われていたモダニズム建築の建物という対照的な2つの建物で構成されています。主に、カラフルな現代的な作風の南米のアーティストの作品が展示されています。美術館のオープンにより、犯罪多発地域だったグアナバラ湾の港湾地区も大きく再開発が進みました。
◎詳細情報
営業時間：火～日曜 10：00～17：00
料金：20レアル、火曜日は入場無料
住所：Praça Mauá, 5 – Centro, Rio de Janeiro
（６）リオデジャネイロ近代美術館（Museum of Modern Art, Rio de Janeiro）
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フラメンゴ公園にある国内で最も権威のある美術館の1つです。1948年に建設され、15,000点を超えるコレクションを所蔵しています。フェルナン・レジェや、アルベルト・ジャコメッティなど、国際的に有名な芸術家の彫刻や絵画が展示されています。屋上からはグアナバラ湾やポン・ジ・アスーカルを臨むことができます。
◎詳細情報
営業時間：木・金 13:00~18:00、土・日・祝日 10:00~18:00
料金：20レアル
住所： Av. Infante Dom Henrique, 85 Parque do Flamengo Rio de Janeiro
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いかがでしたでしょうか？
今回はブラジルでおすすめの美術館・博物館をご紹介しました。ぜひこの記事を参考にブラジルの旅のプランを立ててみてください。
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