ベリーズ旅行の観光日数や物価、現金の目安をご紹介

中央アメリカの東岸に位置する「ベリーズ」

中央アメリカの東岸に位置する国、ベリーズ。世界第2位の長さを誇るバリアリーフをもち、カリブ海の宝石と呼ばれるほど綺麗な海とサンゴ礁が広がっています。また世界遺産にも登録されているマヤ文明の遺跡が数多くあります。2000年間栄えたマヤ文明衰退後、数奇な運命を経てイギリス領から独立したベリーズ。開発が遅れた分、他の国にはない魅力が溢れています。

そこで、今回はベリーズ旅行の観光日数やお金(物価)について、分かりやすく解説していきます!

 

ベリーズってどんなところ?


【基本情報】

・国名 ベリーズ(Belize)
・首都 ベルモパン
・人口 40.5万人(2021年)
・面積 22970㎢(四国より少し大きい)
・通貨 ベリーズ・ドル(BZD)
・民族構成 メスティーソ48.7%、クレオール24.9%、マヤ系10.6%、ガリフナ6.1%
・宗教 キリスト教(カトリック、プロテスタント、英国国教会)等
・時差 ベリーズは日本の-15時間。(ベリーズが正午の時、日本は翌日の午前3時となります。)
・言語 公用語は英語。スペイン語、ベリーズ・クレオール語、モパン語等

【気候】

 ベリーズは、年間を通じて気温が30℃前後で、一番低い時でも16℃ほどになります。朝晩は日中とは異なり気温が下がるので、過ごしやすくなります。また、湿度は常に85%前後あり、気候区分は亜熱帯気候に分類され、乾季と雨季に分かれています。乾季は、11~4月の間で1日の平均気温は18℃から27℃と過ごしやすく、観光のベストシーズンと言えます。雨季は5~10月の間で激しい雨が、特に朝夕に日常的に降りますが、1日中雨が降り続くということはほとんどありません。日中は気温が上がり、カラッとした暑さが特徴です。また、ベリーズでは数年に一度ハリケーンに襲われ、交通機関が止まったり、商店が休業になったりすることがあります。時期は6~11月ですが、ほとんどは9、10月に集中しますので、この期間は地域情報に注意するようにしてください。

【ビザ】

ベリーズに入国する際には、日本国籍の方で滞在期間が90日以内の場合はビザの取得が不要です。90日以上の滞在はベリーズ国内で延長可空路で入国した場合、復路の航空券の提出が要求されます。

【アクセス】

日本からベリーズへの直行便は運航していません。そのため、アメリカまたはメキシコ経由で入るか、中米各都市を経由していくのが一般的です。所要時間は15時間程度となります。

 

旅行先としてのベリーズ

ユカタン半島の東部、カリブ海に面した中米ベリーズは、四国ほどの大きさで、北から南へ一時間半、西から東へ3時間ほどの小さな国です。マヤ系インディアンの文化が栄え、その歴史は紀元前にさかのぼります。

1981年に英国から独立し、アメリカ大陸で一番新しい国です。スペインの植民地だったことからラテン文化の影響が強い他の中南米諸国と異なり、ベリーズは英国の植民地だったためイギリス文化の影響が強く、公用語も英語です。

観光業が国の主要産業にもなってる程、たくさんの観光客が訪れています。

 

そんなベリーズ旅行を有意義なものにするために、必要な日数の目安を考えることも重要です。

 

一般的に、ベリーズ旅行を満喫するためには、4〜8日間が目安となります。ベリーズでの移動時間も含めて、様々な観光地を回りたい方は上記で述べた日数での観光をおすすめします。

せっかくのベリーズ旅行であるため、しっかりと観光の時間を確保するためにもある程度の日数は必要になるでしょう。また、観光地を効率よく回りたい方や費用を抑えたい方はツアーで行くこともおすすめします。どこへ行きたいのか何をしたいのかをベリーズに行く前にしっかりと下調べをしておき、オリジナルの旅のプランを考えてみてくださいね。

ベリーズの物価と必要なお金

 

ベリーズは、観光地であるため日本よりもやや物価が高いです。

現地通貨はベリーズドルで1米ドル=2BZドルの固定相場制を採用しています。現地の人はベリーズドルのこともダラーと呼びますが、米ドル紙幣も広く流通しているので米ドルの価格かベリーズドルの価格かをしっかりと確認するようにしましょう。なお、固定相場制で米ドル紙幣が広く流通しているため、国際空港には両替所がありません。また日本円からの両替はできません。

クレジットカードはVISA, MASTER, AMERICAN EXPRESS, DINERS 等殆どの クレジットカードが大きなホテル、土産物屋、大型スーパー、レストラン等で使用可能です。ただし、5~7%ほどの手数料が別途かかる場合があります。なお、JCBカードはお使い頂けませんのでご注意ください。

実際にベリーズ旅行の際に必要な費用はどの程度なのか、ホテル・食事・交通機関の3つに分けてご紹介します。

 

【ホテル】

ベリーズシティには、国際的にフランチャイズ展開しているホテルがラディソン、ラマダプリンセス、ビルトモアの3つしかありません。ほとんどが家族経営の小規模なホテルです。

ベリーズではバスタブに浸かる文化がないためほとんどがシャワーのみの浴室となります。また、ホットシャワー付といっても、一般的に日本人が求める熱さではありません。お湯が出るまでに時間がかかったり、電熱式の簡易給湯器のため水量を少なくする事で水温が上がる場合などがあります。

エアコンがついているホテルは多いですが、エコノミークラスのホテルですと扇風機のみとなるところが多いです。また、ドライヤー、スリッパ、冷蔵庫は、ないところが多くアメニティはタオルと石鹸程度となります。ハブラシやカミソリ等はないためご自身でご用意ください。

高級ホテルを除き、お部屋には電話がありません。キーカーカーなどの地方ではホテルにレストランが併設されていないため、ご朝食はホテル近くのカフェで取っていただく場合があります。また地方では停電も多いので、予めご了承下さい。

ベリーズのホテル代は最低で1500円前後〜泊まることができるホテルがあります。ベリーズにはリーズナブルなホテルから高級ホテルまで数多くのホテルが存在しています。季節によってもホテルの価格は上下するため、人気のホテルは早めの予約をおすすめします。せっかくのベリーズ旅行ですからいつもよりもホテルのグレードをあげて、宿泊してみても良いかもしれませんね。ベリーズのホテルは立地により料金設定が異なるため、以下の料金設定は参考までにご覧ください。

・格安ホテル:1500円~5000円前後

・シティホテル:7000~1万円前後

・高級ホテル:2万円~4万円前後

 

【食事】

ベリーズ旅行の食費の目安は1日あたり約3000円〜となります。観光地にあるレストランでも1食あたり約1,000円〜2,000円で食事ができるので、気軽に外食ができる物価です。

 

・水ペットボトル:1BZドル(50円)

・屋台一食:6BZドル(400円)

・レストランフード :20BZドル(1300円)

必ずこの金額だという保証はできませんが、日本と物価はほぼ同じか、少し高いと言えます。あらゆる料理を楽しみたい方は少し多めに予算を見積もっておくことも良いでしょう。

 

【交通機関】

ベリーズの主な交通機関は、バス・タクシー・レンタカーの3つです。

・バス

ベリーズのバスは30分から1時間おきに時刻通りに運行しています。乗車前に予約も可能です。 バスは普通の乗り合いバスですが、立ち乗り出来ないので1つのシートに詰めて座ることもあります。頼めば適当なところで降ろしてくれることもあります。 ベリーズを旅する最も安い方法ですが、時間がかかります。

・タクシー

近郊の観光地へ行くのに便利です。ホテル等で頼むと呼んでくれます。 メーターは無いので事前に料金を交渉して決めます。料金設定は良心的で、ふっかけてくるような事はありません。 大きな町を離れると見つからないので、往復で交渉したほうが良いでしょう。

・レンタカー

交通ルールはアメリカとほぼ同じで、右側通行、左ハンドル。 街では、4WDを含め比較的状態の良い車が借りられますが、ロック、窓の開閉、スペアタイヤ等を含め車のチェックは怠り無しましょう。 ハイウェイはかなり整備されているが、南行きは未舗装部が多く、一般道も雨の後は道がぬかるんで4WD車でなければ動きがとれないことがあります。 レンタル料(US$40〜/day)、ガソリン代(US$2.4/1gl)とも安くはありませんが、数人で、数日間かけてジャングルリゾートへ行ったり、遺跡を巡るときは便利です。

 

ベリーズのおすすめ観光スポット3選

1 ブルーホール

カリブ海の広大な海の真ん中に、ひときわ深い青色の穴が空いている「ブルーホール」

これが世界的に有名なブルーホールであり、世界中の旅人にとって憧れの場所となっています。濃く青い綺麗な円形のブルーホールのその空間だけが別世界のようにみえませんか。周辺を美しいサンゴ礁に囲まれ、直径313m深さ130mの海にはイルカをはじめ、数々の多様な魚たちが生息しているんです!ここでは、ダイビングやシュノーケリングなどのアクティビティを楽しむことができます。美しくて、神秘的なその絶景は一度観たら忘れることのできないほど記憶に刻まれることでしょう。

 

2 ラマナイ遺跡

国内最大級のマヤ遺跡の1つ「ラマナイ遺跡」

紀元前に造られた33mのピラミッド神殿で、当時のマヤで最大級だと伝えられています。このラマナイ遺跡の周辺には広大な森林が広がっており、有名なのは巨大な石の人面像があるマスク寺院。遺跡の敷地内では、ベリーズの国鳥であるトゥカンや国花であるブラック・オーキッドなどが見られます。少しリアルで不気味に感じるかもしれませんが、是非訪れてみてほしい観光スポットの1つです!ラマナイ遺跡は高さもあるので上からジャングルを見渡すこともできるので、その景色も一緒に楽しんでみてください。

 

 

3 アルトゥン・ハ遺跡

ベリーズ中心地から北50㎞に位置する定番観光スポット「アルトゥン・ハン遺跡」

オレンジウォーク州にある古典期マヤの遺跡で、中央が芝生になっており、その芝生を囲むように創られた建物がユニークな遺跡です。5つの広大なピラミッドを有する遺跡の中でも最大の、太陽神の神殿は約18mにも達し、7世紀ごろに建設されたものです。ピラミッドの頂上からは壮大な森林が目の前に広がり、暑い中登るのは大変ですが、見渡すかぎりの素晴らしい景色は見る価値が大いにあります。是非、ベリーズ旅行の観光スポットの1つに選んで見てください。

 

ベリーズで素敵な思い出を作ろう!

いかがでしたか?

ベリーズには魅力あふれる観光地や夜も楽しめるスポットが沢山あります。これを機にぜひ海外でのベリーズ旅行の計画を立ててみてください。

Ooohでは、現地の旅のプロがお客様のニーズを汲み取って、最適な旅行計画を提案いたします。
また、通常のツアーでは手配しづらい専用車での旅行計画にも最適です。

ぜひ気軽にご相談ください。

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