マヤ文明など古代の神秘が残されている、グアテマラ。
グアテマラは、カリブ海地域にある国で、古代文明やコーヒーで観光客から人気を集めている国です。しかし、日本ではあまり知られておらず、日本人観光客はほとんどいません。
そんなグアテマラを旅行するために気になる旅行日数やお金（物価）について、今回は分かりやすく解説していきます。
１．旅行先としてのグアテマラ
皆様は何をしにグアテマラへ行きますか？
世界遺産巡り・グアテマラのコーヒーを堪能する・美しい大自然を見てリフレッシュ・カリブ海料理の食べ歩きなど、グアテマラでは多種多様な楽しみ方ができます。
観光日数の目安
魅力あふれるグアテマラでの旅行を有意義なものにするために、日本-グアテマラの往復移動時間5日も含めた必要な旅行日数の目安をお教えします。もしも、時間が無い場合は下記から- 1日、ゆったりと過ごしたい場合は上記に+1日してください。
行きたい地域が1つの場合
10日間がオススメです。
行きたい地域が2つの場合
12日間がオススメです。
行きたい地域が3つの場合
14日間がオススメです
行きたい地域が4つ以上の場合
行きたい地域の数をnとして以下の計算式を使って判断してください。
8 + 2n
もしも、アンティグア、サンペドロ・ラ・ラグーナ、フローレスに行きたい場合は、8 + 2×3 = 14 となり、14日滞在がオススメの期間になります。
スムーズな観光をしたい場合は、ハイヤーを利用すると良いでしょう。
２．グアテマラの物価と必要なお金
グアテマラの物価は、日本と比較すると低いです。しかし、円安や物価高が続いている状況ですので、日本とそれほど変わらない商品もあります。また、輸入品や観光客向けの製品は割高になっています。ちなみに、グアテマラの通貨単位はケツァル（Quetzal）で、1ケツァルは19.17円です。（2023年10月31日現在）
飲み物・食べ物の料金の相場
＜種類＞ ＜料金＞
水500ml 280円程度/約15ケツァル程度
食堂での定食 480円程度/約25ケツァル程度
グアテマラ産ビール１缶 150円程度約8ケツァル程度
テーブルワイン1ボトル 960円程度/約50ケツァル程度
軽食（ホットドッグ・タコスなど） 190円程度/約10ケツァル程度
外国人向けレストランでの定食 1150円程度/約60ケツァル程度
ホテル料金の相場
ホテルの種類やグレードによって相場は変わります。
＜種類＞ ＜料金＞
ホステル1泊 約4,000円程度
B&B1泊 約10,000円程度
3つ星ホテル1泊 約15,000円程度
4つ星ホテル1泊 約20,000円程度
5つ星ホテル1泊 約30,000円程度
３．グアテマラ旅行中の意識すべきポイント
グアテマラはさまざまな魅力にあふれた国でありながら、どこか安全面に不安なイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。また、日本から遠く離れた土地であるため、文化や伝統の違いを感じる場面も多々あることでしょう。ここでは、グアテマラを旅する際に、旅行者が意識すべきポイントを紹介します。
（１）時間が正確ではない
日本のように公共交通機関やお店が時間通りに運営されているとは限りません。予め覚えておくと慌てずに過ごすことができます。せっかくの海外旅行ですから事前調べは欠かせません。
（２）貴重品は表に出さない
旅行中、携帯電話やカメラ、そしてお財布などの貴重品は強盗に遭う可能性があるので手に持ったり、ポケットの中に入れるのではなく、完全にジップで閉められるカバンの中に入れておきましょう。歩きスマホなども危険ですので、気をつけるようにしましょう。また、現金も持ち歩くのは最低限にして、カードやパスポートはスキミングの対策を取りましょう。
（３）夜間の外出は避ける
夜間の外出は、女性だけでなく男性も避けることをおすすめします。多くの犯罪は、日が沈んで人気がなくなった時間帯に起きています。治安が悪い地域では凶悪犯罪も起こりやすいので、特に用事がないのであれば、なるべく暗くなる前にホテルに戻ることが大切です。
（４） 明らかにブランド品だと分かる品を身に着けない
お金を持っているとアピールすることに繋がり、ぼったくりやスリの対象として狙われる可能性が高くなります。日本では大丈夫なことでも海外では危険なことであるということを意識するようにしてください！
（５）ソロラ県ナワラ市とサンタ・カタリーナ・イシュタワカン市、イサバル県エル・エストール市、サンマルコス県イシュチグアン市とタフムルコ市には行かない
死傷者がでる事件の発生可能性が高い地域なので、訪れないようにしましょう。
４．グアテマラの観光スポット
グアテマラには素敵な観光スポットを中心に見所がたくさんあります。その中でも厳選した3つの観光地を紹介いたします。
（１）ティカル遺跡（Grote Knip beach）
まずはじめに「ティカル遺跡」を紹介いたします。「スターウォーズ エピソード4」など映画の撮影に使われることもあります。
こちらは、マヤ遺跡の中で最大規模を誇る遺跡で、文化遺産と熱帯雨林の自然遺産を合わせた世界複合遺産に登録されています。世界複合遺産は世界で39しかないため、貴重な場所です！（2023年4月現在）ティカル遺跡には多くの建物が残っており、全てを回るには1日はかかるでしょう。疲れずに観光するためにガイドさんを付けることをオススメします。
このティカル遺跡には、紀元前12世紀ごろから人が住み始め、紀元1世紀には初代王朝が誕生しました。7世紀には宗教や技術面で独自の発展を遂げます。現在残っている遺跡の殆どが7世紀頃に建てられたものです。グアテマラに限らず、中米一帯で約2500年間栄えていたマヤ文明ですが、9世紀にはティカルを含んだ各マヤの都市が一斉に姿を消し、ジャングルの中で長い眠りにつきます。理由は今でも謎に包まれています。神秘的ですね。
遺跡内は密林に覆われており、何本もの見学路が設けられているため、迷子にならないように気をつけてください。首都グアテマラシティから遠く、遺跡近くの町までバスで10時間かかりますが、建造物の素晴らしさや神秘性は世界でも類を見ません。また、アクセスが悪いため観光客がそれほど多くないのも特徴の1つです。
（２）サンタ・クララ修道院（Convento Santa Clara）
次に「サンタ・クララ修道院」を紹介いたします。
こちらは、約600年の歴史を持つ修道院の廃墟で、のんびりするにはぴったりな場所です。1452年にドン・ヴァスコ・ペルディガォン司教によって設立されました。この修道院では、かつてドナ・ジョアナ王女が暮らしていました。喧騒を離れてのんびりとできる空間で、芝生に寝転んだり、建物をじっくり観察したり、まったり楽しめます。地元の方もよく訪れる場所で、若いカップルや家族連れがピクニックしている様子が見られます。
特に中庭がとても綺麗で、美しい花が咲き乱れています。その美しさなのか建物の荘厳さなのか廃墟だからなのか、普段の生活している空気とは全くことなる静寂の空間が広がっています。だからといって寂しさを感じさせる訳ではなく、何かのきっかけで昔の繁栄を取り戻す時が訪れるのではないかとの錯覚も覚えさせるような不思議な場所です。
まるでラピュタの世界に来たかのような気分になれます。全て回るための所要時間は約30~45分なので、気軽に楽しめます。
（３）セロデラクルス（Cerro de la Cruz）
次に紹介するのは「セロデラクルス」です。
こちらは十字架の像がある丘で、アンティグアの街とアグア火山の広大な景色を眺めることができます。十字架の丘とも呼ばれます。地元の人にも人気のあるスポットで、駐車場はいつも混んでいます。
丘の上の眺めは素晴らしいですよ！！アンティグアの街の中央広場からは徒歩20分ですが、坂がきついのでハイヤーかタクシー等を活用することをオススメします。アンティグアの街全体を見渡せる美しい場所ですが、日が暮れる前には帰りましょう。ツーリストポリスがいなくなってしまうので治安が悪くなってしまいます。16時が帰る時間の目安です。
ちなみにオープン時間が朝7:00から18:00と書いてありました。
ただ雨期には雲や霧でアグア火山が見えないことがよくありますので、事前にアクア山が良く見えるのを確かめてから丘に登ると、すばらしい景色を堪能できます。
５．まとめ
今回は「グアテマラ旅行の観光日数や物価、現金の目安」等を紹介致しました。
Ooohでは、現地の旅のプロがお客様のニーズを汲み取って、最適な旅行計画を提案いたします。
また、通常のツアーでは手配しづらい専用車での旅行計画にも最適です。
ぜひ気軽にご相談ください。
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