コスタリカ旅行の観光日数や物価、現金の目安をご紹介

世界屈指の動植物の宝庫、コスタリカ

コスタリカは、エコツーリズム発祥の地であり、世界中からコスタリカの豊富な動植物を見学しに観光客が訪れています。
たった日本の7分の1しか面積がありませんが、低地から高地まで様々な地形が存在し、気候も様々なため、多種多様な動植物がはぐくまれています。しかし、日本ではマイナーな観光地であり、日本人観光客はほとんどいません。また、コスタリカは平和主義を掲げて武力放棄を実現したまさにスイスのような国です。他の中米諸国と比べて治安や生活水準は良く、国全体で観光業を重視しているため旅行しやすい国です。

そんなコスタリカを旅行するために気になる旅行日数やお金(物価)について、今回は分かりやすく解説していきます。

これを参考に旅行の計画を立ててみてください!

1.旅行先としてのコスタリカ

皆様は何をしにコスタリカへ行きますか?

世界一美しい鳥とされるケツァル見学・満点の星空を見る・熱帯雨林を散策して思わぬ動植物との遭遇・かわいいナマケモノの写真撮影・透き通るほど綺麗な海でリラックスなど、コスタリカでは多種多様な楽しみ方ができます。

(1)観光日数の目安

魅力あふれるコスタリカでの旅行を有意義なものにするために、日本-コスタリカの往復移動時間3日も含めた必要な旅行日数の目安をお教えします。もしも、時間が無い場合は下記から- 1日、ゆったりと過ごしたい場合は上記に+1日してください。

行きたい地域が1つの場合

5日間がオススメです。

行きたい地域が2つの場合

7日間がオススメです。

行きたい地域が3つの場合

9日間がオススメです

行きたい地域が4つ以上の場合

行きたい地域の数をnとして以下の計算式を使って判断してください。

3 + 2n

もしも、モンテベルデ、アレナル、サンホセに行きたい場合は、3 + 2×3 = 9 となり、9日滞在がオススメの期間になります。

スムーズな観光をしたい場合は、ハイヤーを利用すると良いでしょう。

 

 

 

2.コスタリカの物価と必要なお金

コスタリカの物価は、日本と比較すると高いです。コスタリカは中南米で1番物価が高いともいわれています。また、太平洋側よりもカリブ海側のエリアの方が物価が安い傾向にあります。

特にレストランは価格がお高めです。しかし、コスタリカ産の農産物は日本よりもお手頃なので、スーパーに立ち寄って美味しいフルーツ等を味わってみてください!日本にはない商品が沢山あるかもしれません!

ちなみに、コスタリカの通貨単位はコスタリカ・コロン(Colón Costarricense)で、1コスタリカ・コロンは0.28円です。(2023年10月31日現在)一般的に米ドルが流通しているので両替する必要はありません。心配な方は少額だけ両替をして持っておくと良いでしょう。両替の際は、日本で米ドルに両替し、現地でコスタリカ・コロンに両替するのがおすすめです。

飲み物・食べ物の料金の相場

<種類>                               <料金>
ミネラルウォーター500ml                  85円/300コスタリカ・コロン程度
ローカルフードコートでの軽食               140円/500コスタリカ・コロン程度
炭酸飲料600ml                       225円/800コスタリカ・コロン程度
コスタリカ産ビール1缶                   170円程度/600コスタリカ・コロン程度
輸入ビール1缶                      380円程度/1,350コスタリカ・コロン程度
パン1つ                          140円程度/500コスタリカ・コロン程度
りんご1kg                         595円程度/2,100コスタリカ・コロン程度
バナナ1kg                         185円程度/650コスタリカ・コロン程度
ローカルレストラン・フードコートワンプレート定食      850円程度/3,000コスタリカ・コロン程度
ローカルファストフード店セット               990円程度/3,500コスタリカ・コロン程度
外資系ファストフード店セット                1,135円程度/4,000コスタリカ・コロン程度
カリブ海地域のレストランセット               1,560円程度/5,500コスタリカ・コロン程度
太平洋地域のレストランセット                2,550円程度/9,000コスタリカ・コロン程度

ホテル料金の相場

地域・季節・ホテルのグレードによって相場は変わります。
<種類>                               <料金>
バジェットホテル1泊                     8510円/30,000コスタリカ・コロン程度
ミッドレンジホテル1泊                    21280円/75,000コスタリカ・コロン程度
ラグジュアリーホテル1泊                   53900円/190,000コスタリカ・コロン程度

また、ホテルや時期によっては特別なプランや割引がある場合もありますので、公式ウェブサイトや現地に詳しい旅行代理店での確認をすると、お得にコスタリカ旅行を楽しめるかも!

 

3.コスタリカ旅行中の意識すべきポイント

コスタリカはさまざまな魅力にあふれた国でありながら、どこか安全面に不安なイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。また、日本から遠く離れた土地であるため、文化や伝統の違いを感じる場面も多々あることでしょう。ここでは、コスタリカを旅する際に、旅行者が意識すべきポイントを紹介します。

(1)時間が正確ではない

日本のように公共交通機関やお店が時間通りに運営されているとは限りません。予め覚えておくと慌てずに過ごすことができます。

(2)夜間の外出は避ける

夜間の外出は、女性だけでなく男性も避けることをおすすめします。多くの犯罪は、日が沈んで人気がなくなった時間帯に起きています。治安が悪い地域では凶悪犯罪も起こりやすいので、特に用事がないのであれば、なるべく暗くなる前にホテルに戻ることが大切です。ホテルでゆっくりと過ごすにも日頃の疲れがとれてリラックスできると思いますよ。

(3)強盗などの被害にあった際には抵抗しない

強盗などの犯罪において、拳銃を所持する犯人には絶対に抵抗してはいけません。万が一運悪く強盗に遭遇してしまったら、残念ですがお財布や携帯などお金になりそうなものはさっと渡して彼らがいち早く立ち去るのを願うほかありません。ブランド品など高そうに見えるものを表にださないようにするのも1つの対策です!

(4)現地事情(主に政治)に関する最新情報を入手しておく

暴動やデモの主な原因は、国内政治の動向です。そのため、政治を中心に、宗教・人種・労働・社会問題に関する最新ニュースをチェックしておくことで、暴動やデモの発生率をあらかじめ予測することができます。

(5)もしも爆発や銃撃に遭遇した場合は、姿勢を低くして避難する。

無事に生還できる可能性が高まります。また、余裕があれば大使館に連絡してください。

 

 

4.コスタリカの観光スポット3選

(1)モンテベルデ雲霧林(Grote Knip beach)

まずはじめに「モンテベルデ雲霧林」を紹介いたします。

こちらは自然保護区域で、世界でも大変珍しい森林、鳥類、哺乳類、昆虫類や植物などが暮らしている森です。霧に覆われた森が特徴的で、独特の生態系を持っています。世界でも希少な独特の自然環境のため、他では見ることのできない珍しい生き物たちがたくさんいます。

この森の中では、ハイキングや自然散策を楽しむことができます。アクティビティもあり、特に吊り橋を歩くスカイウォークと高速で滑空するジップラインが、壮麗なモンテベルデの自然を体感できるのでオススメです!散策をしていると、ナマケモノ、ハチドリ、カブトムシ、クワガタなどを見ることが出来て、とても楽しいです。

また、手塚治虫先生の漫画「火の鳥」のモデルにもなったと言われていて、見ると幸せになれるという幻の鳥「ケツァル」が生息しています。美しい姿をしていますが、見つけるのが非常に難しいです。もしも見られた方は非常にラッキーですね!

カリブ海地域は暑いイメージをお持ちの方が多いと思いますが、モンテベルデは標高が1300mと高いため平均気温が20℃前後と非常に過ごしやすい気候です。ぜひ訪れてみてください!

 

(2)アレナル火山(Arenal Volcano)

次に「アレナル火山」を紹介いたします。

こちらは、標高1,633メートルの活火山で、温泉でリラックスしたり、トレッキングで火山の近くを散策したり、カヌーやハイキングを楽しむことができます。また、小規模の噴火が継続しており、運が良ければ夜には火山から流れ落ちる赤く光る溶岩を観賞することができます。

日中は蒸し暑いですが、夕方には涼しくなり夜は快適になることが多いので、ガイドの方と一緒にナイトウオークもオススメです。

近くにあるタバコン温泉という温泉リゾートが人気で、アレナル火山のアクティビティの疲れを癒す人が続出しています。タバコン温泉は熱帯林の中にあり、源泉かけ流しで自然の地形を利用した温泉やプールを満喫できます。温泉につかるだけではなく、同時に森林浴もできるため、リラックス効果がすごいですよ!美味しいグルメや癒されるエステもあり、大自然の中で身も心も癒されることでしょう。

 

(3)マニュエル・アントニオ国立公園(Manuel Antonio National Park)

次に紹介するのは「マニュエル・アントニオ国立公園」です。

こちらは白砂のビーチや熱帯雨林が広がる自然の宝庫で、自然保護区です。

公園内には多くのトレイルがあるため、ハイキングやガイド付きのジャングルツアーを楽しむことができます。また、多くの動物も生息していて、サルやナマケモノ、トカゲなどと遭遇できます。アクティビティがたくさん楽しめて、海水浴・シュノーケリング・キャニオニング・カヤック・ATVツアーなど様々な楽しみ方ができます。海が非常に綺麗なので、シュノーケリングがオススメです!!

また、公園周辺にはリゾートやスパもあり、リラックスしながら自然を満喫することができます。

 

 

 

 

5.まとめ

今回は「コスタリカ旅行の観光日数や物価、現金の目安」等を紹介致しました。
Ooohでは、現地の旅のプロがお客様のニーズを汲み取って、最適な旅行計画を提案いたします。
また、通常のツアーでは手配しづらい専用車での旅行計画にも最適です。
ぜひ気軽にご相談ください。

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